ダンガンレーサー以前のダンガンレーサー?

田宮模型ではダンガンレーサーシリーズ第一弾としてフラッシュトリガーを2000年に発売しました。
それから現在に至るまで多くの種類とたくさんのグレードアップパーツが発売され、今もなお多くのファンを魅了し続けています。
  しかし、皆様は知っているでしょうか?
一つのグレードアップパーツも発売せず、ひっそりと姿を消した、もう一つの「ダンガンレーサー」を…。

 ここに一つの書物がある。
「P-M聖典」と呼ばれるこの書物は、ミニ四駆・ダンガンレーサーのたくさんの資料を保存した国家機密にも匹敵する、超極秘ファイルである。
 歴史に埋もれた「もう一つのダンガンレーサー」のヒントはここに隠されていた。

 P-M聖典の一部資料。左にはビクトリーマグナム、バンガードソニック。右にはブーメランガンマが。
この他にもたくさんの資料が保存されている。

 これが我々が発見した「もう一つのダンガンレーサー」の存在を裏付ける資料である。
タミヤが1994年に発売した「ミニミニレーサー」のパンフレットである。
1994年と言えば、偶然にもフルカウルミニ四駆第一弾「マグナムセイバー」が発売された年。何かの偶然なのか!?
そして、この資料の一番上を見て欲しい。そこには何と!!

 「爆走!!弾丸レーサー」の文字が!!
これは紛れもなくタミヤの発売したダンガンレーサーである。
歴史的とも言える発見に我々の胸は高鳴り、そして興奮して手がふるえたのだった。
この時代にすでにダンガンレーサーは存在していた。
さらに「爆走!!弾丸レーサー」という現在発売中のゲームボーイカラーソフト「激走ダンガンレーサー」の発売をも匂わせるキャッチコピー。これは単なる偶然なのか?それとも…。

 真実を求め、我々の発見の旅はまだまだ続く。

オマケ

 ミニミニレーサーP?M仕様。
ボディはアストロブーメラン。フロントにはローラーを装備し、コーナーで他車を引き離す。

 ミニミニレーサーはアスチュートやマンタレイなど、レーサーミニ四駆の人気マシンを、ブルバックゼンマイで気軽に楽しめるもの。乱暴な言い方をするとチョロQミニ四駆。
 サンダーブーメランW10、レイホークガンマ以外のブーメラン系マシンにはミニミニレーサー用ボディとダミーシャーシが同梱されていて、ボディは他のミニミニレーサーに搭載可能。ダミーシャーシはピンをつけてバッチにする事が出来るなど、細かいこだわりがありました。

定価220円。見かけたら買ってみてはいかがでしょうか?
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