DMOSファイト



2004年の秋に登場した超巨大サーキット。DMOSとはダンガンメガオーバルスピードウェイの略で、その名の通り横350cm×縦250cm 1周約928cmというロングコースとなっています。
アウトコースの上部は透明なアクリル製の屋根がついているため、スピードオーバーで外側に吹っ飛ぶことはないが、屋根にぶつかってインコースに急降下し、コースアウトする危険が。
ファイティングマシンよりもスピードマシンがやや有利か。


表面がざらついたプラスティックでできており、ダンガンサーキットのような円状ではなく、平面で構成されています。


ストレート。アウト側のフェンスはほぼ垂直。
上部に見えるのは透明なアクリルの板。
DMOSのコースは、アウトコースの上部にアクリルの板が被せてあります。


コーナーはこのように大型なバンクカーブのため、マシンのスピードによってコーナーの曲がる位置が変わってくるのが特徴。
スピードの遅いマシンは内側、速いマシンは外側を走ります。
コレをうまく生かせば、ファイティングマシンのカウンターやアタックを避けて走行することも可能。
内側でファイティングマシン同士で殴り合っている横をスピードマシンがアウトコースからあっさりと抜いていく姿は爽快の一言。


上から見た図。
実はバンクがかなりキツくなっています。
ストレートでスピードが乗ったマシンはあっというまに頂上に到達し、天上に接触。
そのままコースの内側にたたき落とされてコースアウトといった場面が非常に多かったです。


ストレート→コーナーイン。
前述の通り平面コースであり、バンクがキツイため、ローラーが低い位置にあるマシンはココで弾かれてしまう。
F-05 マルチローラーユニットやC-01 ノーマルユニットのサイドローラーなどは位置を考えないと簡単に餌食になります。
また、ダンガンサーキットでは猛威をふるったロールバーも、DMOSではあまり効果を発揮しないようです。


コースだけでも難しいのだが、一番のトラップはコレ。
コースを留めるための木材ですが、オーバルのギロチンのごとく引っかかって吹っ飛ぶマシンがかなり多かったです。
スピードが遅いマシンはコースから滑り落ちてコイツのエサになります。


スプリントダッシュモーターを搭載したスピードの速いマシンは楽に天井に到達します。
問題はここから。
このままフェンスにべっとりついて走っていると、ストレートセクションの壁で内側に押し出されてギロチンの餌食に。かといって、速攻でインコースにはいるとファイティングマシンが待ちかまえている。

攻略法としては、コーナーの真ん中よりちょっと手前で頂上に到達し、ゆるやかにインコースへ行くように仕掛けるような感じで(画像参照)。これによって、ストレートもちょうど中央かちょい外側で走り抜くことができ、あわよくば内側を走っていたマシンをギロチンにかけることが出来ます。


スピードの出ていないマシンはこのラインで走ることが多いが、このまま行くとコーナー最後のフェンスでインコースに弾かれてギロチンにかかる。

そう、DMOS攻略の鉄則。
インコースには絶対に寄るな!!

見た目はスゴイが、単調な一方向コースなので、DMOS用にセッティングすれば勝てるはず。
逆に言うと、ダンガンサーキット用のセッティングでは厳しいぞ、と。


基本ルール
・コース上の離れた位置から2台同時にスタート。制限時間は1分間。
・相手を2回追い抜くか、コース外にはじき飛ばせば勝ち。
・1分間で決着が付かなかった場合、1回追い抜いていれば判定勝ち。それ以外は引き分け。
・コースを逆走、メインボディが外れる、またはマシンが走行不能になった場合はリタイヤ。
・転倒したマシンを直してはいけない。他のマシンのアタックで起きあがればレースを続けられる。

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