ミニ四駆 2006年?2009年 公認競技会参加人数推移・考察

ミニ四駆PROの公式レースが本格的に再開した2006年からの参加者数推移です。
(参考:ミニ四駆フェア2009展示ボード)

下記は2009年3月に行われたミニ四駆フェア2009で掲載されていたボードです。
小学生チャンピオン戦というイベントを開催するとの告知が主題。



ブーム再燃!ミニ四駆大会の動員数が大幅増加中!
小学生チャンピオン決定戦、タミヤフェアで開催決定!!

タミヤのミニ四駆レース「公認競技会」に参加するお客様は年々増加中。
なかでも伸びが顕著なのは関東地方の競技会で、参加選手は昨年以降500名を突破する会場も増えています。
参加選手の1/4は小学生で、その多くが付き添いの保護者との親子体制でレースに参戦。
また、ミニ四駆専門のS.N.S.「ミニヨンクラブ」での小学生レーサー同士のコミュニティも盛り上がりをみせています。
タミヤでは今シーズン、こうした流れをさらに活性化すべく、全国5会場(予定)で小学生限定レースを開催。
各会場の上位選手を11月末に開催予定の「タミヤフェア2009」にご招待。ミニ四駆小学生日本一を決める大会を開催します。
もちろん、例年通りの年間チャンピオン戦も開催。ちびっこレーサーだけでなく、大人のミニ四駆ファンの方々も参加していただけます。


過去のブームではコロコロコミックや学年誌とタッグを組んで、小・中学生からブームが巻き起こりました。
「参加選手の1/4は小学生」という説明から、逆に3/4は小学生以外。
レースイベントへ参加したことがある方はおわかりと思いますが、ミニ四駆PROでは大人を中心に盛り上がりを見せていることがわかります。

上記文言でもほのめかされていますが、小学生へのさらなる浸透を目指すというのが、タミヤの当面の目標でしょう。



ミニ四駆公認競技会参加人数の推移。

2006年春は東京84人、静岡52人、大阪30人だったのが、2008年11月?2009年2月にはそれぞれ535人、450人、290人と大幅に増えています。

また、2月15日の品川シーサイドでのアンケート結果集計では、54%が社会人というデータも。
社会人レーサーへのさらなる拡充はもちろんですが、やはり低年齢層へのアピールも強化が必要という裏付けになります。



今のミニ四駆はレーサーミニ四駆、フルカウルミニ四駆時代にブームを経験した「元レーサー」が、結婚して子供が生まれ、親子で戻ってくるという良い流れが出来ていると思います。
このレースを持続させるのはもちろんですが、ミニ四駆PROを経験したレーサーが成長して、親子でミニ四駆に戻ってきてくれるように、やはり低年齢層へのアピールは命題と言っても過言ではありません。

そういったタミヤの考えが伝わってくるようなこういった資料を公表してくれるのは、非常に興味深く面白いです。
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