2009年ティーリーグ的10大ニュース


新型インフルエンザ、北朝鮮ミサイル問題、民主党への政権交代等、日本のみならず世界を揺るがす出来事があった2009年。
社会では裁判員制度の開始、酒井法子被告や押尾学被告らをはじめとする芸能界の薬物汚染発覚。
スポーツではワールドベースボールクラシック二連覇、イチロー選手の9年連続200本安打、石川遼の賞金王。
ITではWindows7、Snow Leopard、Androidケータイの発売。
ゲームではスーパーマリオ、ポケットモンスター、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーが同年に発売される記録的な年となりました。

普通のニュースはほどほどに、今年も例年通り、完全に私見なミニ四駆、ラジ四駆、ダンガン関連の2009年を振り返る「ティーリーグ的10大ニュース」いきます!

第1位:コラボ商品続々登場


2008年から継続して異業種と手を組んで、様々なものが発売されました。
昨年以上に積極的に展開されたコラボレーションは、1年を通して良くも悪くも楽しませてくれました。
といわけで、ティーリーグ的1位はコラボ商品続々登場に決定。

2009年に発売されたコラボ商品は以下の通り。
・2月:ミニ四駆 初音ミクSPECIAL
・3月:アバンテMk.IIIアズール 赤いアイドリング!!! バージョン(ピンクメッキ仕様)
・3月:アバンテMk.IIIネロ 青いアイドリング!!! バージョン(ブルーメッキ仕様)
・6月:ミニ四駆 読売ジャイアンツスペシャル
・6月:ミニ四駆 阪神タイガーススペシャル
・8月:ミニ四駆プルバックカー付き サントリーコーヒーBOSS
・9月:アバンテMk.IIIアズール エヴァンゲリオン初号機Special
・12月:ALMOND×NEW BALANCE×ダッシュ!四駆郎
            New Balance M574J コラボモデル

・12月:TAMIYA×master-pieceミニ四駆メッセンジャーバッグ


来年もエヴァンゲリオン初号機SP覚醒Ver.、零号機SPといったエヴァンゲリオンとのコラボが予定されています。
来年も予想外の展開を楽しみにしています。

第2位:スーパーXXシャーシ登場



9月にWeb上で、10月に開催された第49回全日本模型ホビーショーにて、ミニ四駆の新シャーシ「スーパーXXシャーシ」が発表されました。
エアロミニ四駆やマイティミニ四駆で搭載されたスーパーXシャーシをベースに、着脱可能なノーズガードの追加、サイドバンパー、リヤステー、バッテリーカバーの形状変更などがされています。

11月には初採用されたマックスブレイカーブラックスペシャル、12月にはライジングトリガーホワイトスペシャルが発売。
余談ですが、限定販売を除くエアロミニ四駆の新車としては2004年9月に発売されたデザートゴーレムGPA以来。ミニ四駆の新シャーシは1999年4月のスーパーTZ-Xシャーシ以来となります。(PROを含めると2005年11月のMSシャーシ以来)

来年以降も継続して発売されるかは不明ですが、オリジナルマシンの登場も期待したいところです。

関連情報:スーパーXXシャーシまとめ

第3位:ミニ四駆DS発売


12月にミニ四駆のニンテンドーDS用ソフトが発売されました。
ジャンルはミニ四駆シミュレータ。
2008年冬〜2009年春発売予定→2009年春→2009年夏頃→2009年12月10日→2009年12月17日と、延期を繰り返した後の発売となりました。
携帯電話を除く携帯機用のミニ四駆ゲームとしては、1998年6月発売のミニ四駆GB レッツ&ゴー!! オールスターバトルMAX以来。

ファミ通レビューでは40点満点中24点初週販売本数も4100本(2週目は集計不能)と、寂しい結果が出てしまいました。

関連情報:ミニ四駆DSファーストインプレッション

第4位:小径タイヤ限定クラス廃止


ミニ四駆PROの公式レース開催から程なくして制定された小径タイヤ限定クラス。
セッティングのしやすさからオープンクラスよりも参加者が多く、タミヤからも小径タイヤ・ホイールが多数発売されてきたのですが、2009年をもって廃止されることが発表されました。
2010年からは大径タイヤ限定クラスが新設。勢力図が大きく変わりそうです。

下記、タミヤの発表。
2010年より 直径30mm以上の大径タイヤ装着マシンのみが参加できる「大径タイヤ限定クラス」が登場します。
タイヤ直径26mm以下の「小径タイヤ限定クラス」は廃止されますので、30mm未満の小径?中径タイヤ装着マシンはオープンクラスにご出場ください。また、公認競技会規則に加えて大会特別ルールが適用されます。

関連情報:ニューイヤーGP2010開催決定&2010年より小径タイヤ限定クラス廃止。大径限定クラス新設

第5位:ミニ四駆パーフェクトガイド発売


1998年8月に発売されたナックルブレイカー・マックスブレイカーミニ四駆BOOK以来となるミニ四駆のムック本「ミニ四駆パーフェクトガイド」が、新紀元社(発行:コトブキヤ)より発売されました。
2月に発売されてから、タミヤプラモデルファクトリーやタミヤショップではオススメ本として紹介されていますので、表紙のデザインはもはやおなじみといった感じでしょうか。

そういえば夏に発売予定とされていた、電撃ホビーマガジンのミニ四駆本はどうなったのでしょう…。

関連情報:Yahoo!タミヤショップでミニ四駆パーフェクトガイドが販売開始。タミヤ、コトブキヤでは商品紹介ページもオープン

第6位:オリジナルマシン発売0
1月のトライダガーXXを皮切りに、今年もたくさんのニューマシンが発売されました。

・1月:トライダガーXX
・2月:アストロブーメラン
・2月:バックブレーダー
・2月:ミニ四駆 初音ミクSPECIAL
・3月:サバンナ レオ ブラックスペシャル
・4月:バイソンマグナム Gスペシャル
・5月:ミニ四駆PRO ダッシュ01号・超皇帝(スーパーエンペラー)(MSシャーシ)
・6月:アバンテMk.III レッドスペシャル
・6月:ミニ四駆 読売ジャイアンツスペシャル
・6月:ミニ四駆 阪神タイガーススペシャル
・7月:スピンアックスMk.II
・7月:マックスブレイカーCX09 ブラックスペシャル
・9月:ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)(MSシャーシ)ブラックスペシャル
・9月:アバンテMk.IIIアズール エヴァンゲリオン初号機Special
・10月:アバンテMk.II Vスペシャル
・11月:マックスブレイカーブラックスペシャル(スーパーXXシャーシ)
・11月:ダッシュX1・原始皇帝(プロトエンペラー)(VSシャーシ)
・11月:マンタレイMk.II ホワイトスペシャル
・12月:ライジングトリガーホワイトスペシャル(スーパーXXシャーシ)
・12月:アバンテRSムラサキスペシャル

怒涛のラインナップと言いたいところですが、全て過去のマシンをベースにしたリメイクや限定版なのが物足りないです。
2010年はサバンナレオのような完全新車を希望…ですが、昨年も同じことを書いていたのに気がつきました。

第7位:ミニ四駆ワールド、ベータテスト開催
ミニ四駆のPC用オンラインゲーム「ワクワク無限大∞ミニ四駆ワールド」。
2008年12月のベータテストからしばらくあいて、6月に先行体験会。
7月にオープンベータテストと、ようやく正式リリースかと思われましたが、8月に一時休止。
11月再開予定とのアナウンスから一転、2010年2月に延期されました。

・あいつぐ延期&放置
・開発日誌の長期放置→移転
・影山ヒロノブさんが歌う主題歌はどうなったのか
・Web版吉祥寺フェニックスや少年アクセルは廃刊なのか
等々、気になるところはありますが、有言実行でぜひ。

第8位:マスダンパー発売
昨年のバンパーレスユニットに続き、レーサーからのフィードバックを反映したマスダンパーがグレードアップパーツ化されました。
ノーマルタイプとヘビータイプが発売され、いまや定番のパーツとなっています。
その有効性から、2010年からはミニ四駆GP大会特別ルールとして、マスダンパーの装着の仕方をターゲットとした改造規制が施行されることとなりました。

第9位:小学五年生、小学六年生が廃刊決定
ミニ四駆レーサーカケルが連載されている小学五年生と、小学六年生が今年度をもって廃刊と発表されました。
理由は販売部数の定価。
ミニ四駆では学年誌カップなどで連携していたこともあり、非常に残念です。

関連情報:学年誌「小学五年生」「小学六年生」が今年度で休刊へ

第10位:スーパーモデラーズ閉店
秋葉原のホビーショップ「スーパーモデラーズ」が閉店しました。
継続的にミニ四駆レースも行われており、電撃ホビーマガジンやウェブでも採り上げられていただけに残念です。
その代わり、同じ秋葉原ではアソビットシティが、継続したレースイベントはタミヤプラモデルファクトリーが行うようになったのが救いです。

関連情報:スーパーモデラーズが閉店。1年の歴史に幕

その他の印象に残ったニュース
テレビ東京系列「アド街ック天国」でニューイヤーミーティングの様子が放映
ミニ四駆GPXレボリューションがリリース
ライトダッシュモーターPRO発売
コロコロ32年の歴史を完全網羅した研究本が発売
YouTubeに小プロが公式チャンネルを開設。レッツ&ゴーの第1話が無料配信
パナソニック、三洋電機の子会社化を完了

過去のニュースを振り返る
ミニ四駆歴史年表
ダンガンレーサー&楽しいトレイン歴史年表
ダンガン・ミニ四駆・ラジ四駆最新情報
2008年ティーリーグ的10大ニュース
2007年ティーリーグ的10大ニュース
2006年ティーリーグ的10大ニュース
2004年ティーリーグ的10大ニュース
2003年ティーリーグ的10大ニュース
2002年ティーリーグ的10大ニュース

2010年はどんな年になるのでしょう。
タミヤにとっては、ミニ四駆人口を減らさぬための勝負の年になると推測しています。
定番としての地位も大切ですが、攻めの一手、新しい仕掛けも期待したいと思います。



本題は以上です。
続いて、いつも通り読み飛ばし推奨
ティーリーグとP-Mの1年を振り返ります。

・フレーム廃止
  当サイトの特徴だった左フレームを廃止し、ページに埋め込む形にしました。
・掲示板閉鎖
  負荷原因により思い切って閉じてしまいました。
  代わりと言っては何ですが、投稿フォームTwitterなどをご利用いただければ幸いです。
・イベントレポートMovableType化
 ミニ四駆GP2010年間チャンピオン戦で試しにやってみました。
  今までとレイアウトが異なるので、若干見づらいかも。
  これから徐々に統合して行こうとは思っているのですが、手間が掛かりそうです。
・激闘記録
  ソロ活動が多かったです。
  そういえばあの2人のミニ四駆対決はどうしたのだろう。
・買ったもの
  印象に残ったのは羽毛布団、
  デジタル機器ではiPhoneと27インチiMac、PSP。
  買ったものよりも処分した方が多かったです。レッツノートとか360とか。
  全然更新していないな。人のこと言えないじゃん。
・旅
  昨年よりも少ないですが、書いていないものとかもあるので。
  年始に書ければ書きます。ダメなら断念。

では、定番の文句で申し訳ないですが…。
2009年はありがとうございました。
2010年もよろしくお願いします!!

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