ミニ四駆GP2010&小学生カップ2010(関東大会)レポート


2010年6月13日に東京の浅草ROX-3スーパーマルチコートで開催されたミニ四駆GP2010に参加してきました。
雨の予報もありましたが、気温と湿気が高く、過ごし辛い日となりましたが、レース中はレーサーたちの熱気がそれを吹き飛ばす勢いでした。

なお、今回はミニ四駆GP2010&小学生カップ2010ということで、2つのイベントが同時開催といった今までとは違う形式ですが、東京大会は1日目に 「小学生カップ」とジュニアクラス、2日目にオープンクラス、大径タイヤ限定クラスといった今までと変わらない形となりました。

司会進行は声優の櫻井那琉さん、アシスタントの熊谷さん。
おなじみのコンビですね。
なお、参加者は11時頃に約470人、最終的には540名前後だったそうです。

画像が多いので、詳細は「続きを読む」でどうぞ。

●レース参加の手順/大 会参加の諸注意


※画像をクリックすると拡大します。


レース参加の手順。
今まで通りエントリーカードと一緒に配布されました。
タイムスケジュールは下記の通り。

 10:00〜12:00 オープンクラス予選、大径タイヤ限定クラス予選
 12:00〜 休憩
 13:00〜14:30 オープンクラス予選2、小径タイヤ限定クラス予選2
 14:30〜 二次予選
 15:00〜 コンクールデレガンス
 15:30〜 決勝
 16:00〜 抽選会



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大会参加の諸注意。
今回も2010ミニ四駆GP特別ルールが適用されました。

●コース紹介


今回のコースはこちら。
一見、ストレートとコーナーが平均的に配置されたオーソドックスなコースに見えますが…。


逆側から見ると、一変して障害物が多いテクニカルコースに見えます。
意図してやったかはわかりませんが、こういうギミックは面白いですね。


では、コースをゆっくり見ていきましょう。
まずはスタート地点。
予選ヒートは5台同時に走行し、1位になった方が勝ち抜けとなります。
初参戦の方が多かったためか、スタートに時間がかかることが多かったようで、午前中は時間が押し気味でした。


スタートするとマシンがいっせいにストレートを駆け抜けます。
接戦で見ごたえがあるレースが多く、数台がここで激しく火花を散らす場面はエキサイトしました。


ストレートを過ぎると連続ヘアピン。


今日のレーンチェンジはノーマルタイプ。
  →別角度から


そしてS字。
先程のストレートに続き、これぞミニ四駆というレースシーンが展開された、胸の熱くなるセクションです。
圧倒的に前を走っていたマシンがここで一気に縮められて大逆転をされたレースは、見ているこちらもかなり手に汗を握りました。


レースは中盤へ。
コーナーを過ぎると今度はたくさんの障害物が待ち受けています。
まずは芝セクション。
スロープの前にということで、スピードオーバーで吹っ飛ぶのを抑えるための減速箇所として利用できる嬉しい位置にあります。


コーナーの後に、上りのスロープと芝セクション。
このあたりは最近のトレンドではありますが。直後に配置された90度コーナーがキツい。
スピードに乗っているマシンがバランスを崩して突入するので、非常に危険です。


無事にスロープを突破しても、芝セクションで跳ねたり、コーナーで横Gに耐えられずに転倒したり…。


ここから後半へ。
スロープを下ると、長く伸びたストレート。
…いや、よく見ると小さな起伏が2つ。そう簡単にゴールへは通してくれません。


ストレート、ドラゴンバック、ストレート、ドラゴンバック、ストレートと並びます。
ドラゴンバックは今年のレースで皆勤賞を守っています。


さすがに跳ねます。
どれだけ大きく飛ばないか、空中での安定性や着地をうまくやるかといったところが難しいですが、レーサーの方も慣れてきたのか、比率だけを見ると思ったよ りもコースアウトは少なかった印象。
とはいえ、あくまで自分の印象と比率なわけで、回数自体はは少なくありませんでした。
特に2つ目のドラゴンバックの後は今回の要注意ポイントとして挙げられます。


最後は90度、ストレート2本、90度で〆。
上りスロープやドラゴンバック直後の90度は厳しい。


朝一や昼休憩時は練習走行ができます。
不安がある・ないに関わらず、本番と同じコースで走らせられますので、これを逃す手はありません。
勝利を目指すならば積極的に参加したいところです。

自分はこの練習走行でわりと無茶をしたセッティングで挑んで、それで行けそうならばそのまま。
危なそうであれば見直すといった感じで活用しています。


とあるレースの動画を撮影させていただきました。
今回はある程度スピードを出せると踏んだレーサーが多かったためか、全体的にスピードが速いレースが多かったように感じました。
その反面、ライトダッシュモーターがよく売れていたのが興味深いです。

●販売コーナー


ROXならではの限定品というものはありませんでしたが、たくさんの先行販売、限定販売がありました。
まずは先行販売から。


2.0mm中空軽量プロペラシャフト(赤)。
スーパーFMシャーシで使用できるプロペラシャフトの強化版。
同発のシャーシにあわせて再販となりました。
2010年6月19日発売。168円。



フルカウルミニ四駆 ホワイトスーパーFMシャーシ。
ブロッケンギガントやガンブラスターXTOなどで採用されたスーパーFMシャーシの限定色が再販。
フルカウルミニ四駆と銘打たれていますが、スーパーミニ四駆のストラトベクターでも使えます。
2010年6月19日発売。315円。


ミニ四駆 スーパーFMシャーシ(スモーク)。
ホワイトとともに再販。どうせなら中空軽量プロペラシャフトもあわせて買いたい。
2010年6月19日発売。315円。


ステンレス製強化ビスセットA 。
ロングビスが含まれたビスセットの強化版。再販。
2010年6月19日発売。231円。

今回の先行販売はすべて再販品というちょっと寂しいラインナップですが、7月まで続く新製品ラッシュの真っ最中ということですし、特に不満はありません。
続いて会場限定販売。



ミニ四駆PRO キーンホークJr.ブラックメタリック仕様。
ブラックメッキのボディにシルバーメッキのホイールという特別版です。
このタイミングでキーンホークJr.というのが驚きました。
定価は1260円。

その他のメタリック仕様キットは下記。
  →バイソンマグナムGスペシャル ホワイトメタリック仕様
  →桃井はるこ Special Ver.2 ホットショット Jr ゴールドメッキ
  →バーニング・サン オレンジメタリック仕様
  →スーパーエンペラー ゴールドメタリック仕様
  →サバンナレオブラックスペシャル ブラックメタリック仕様
  →ネオファルコン レッドメタリック仕様
  →ライジングトリガー ゴールドメタリック仕様


過去のホビーショーで販売された限定メッキホイール&タイヤセットも。
左がローハイトタイヤ&ホイールセット(フィン)(パープルメッキ)、
右がローハイトタイヤ&ホイールセット(ディッシュ)(ピンクメッキ)。
各378円です。


第48回静岡ホビーショーで限定販売された
左が大径ナローライトウェイトホイール(バレルタイヤ付き・ブルーメッキ)、
右が大径ナローライトウェイトホイール(バレルタイヤ付き・カッパーメッキ)。
各378円。


こちらも第48回静岡ホビーショーで販売されました。
FRPマルチワイドステー(ナチュラル)(2枚入り)と
FRPマルチ補強プレート(ナチュラル)2枚。
前者が630円、後者が273円。
製品としては同時発売であり、ホビーショーでも販売されていたX・XXシャーシFRPリヤローラーステー(ナチュラル)はなぜか見当たらず。

続いて、6月12日発売された商品たち。


シャドウブレイカーZ-3 スーパーXXスペシャル。
並んでいる方の声を聞くと、やはりシャーシの色の評判が芳しくない…。


ミニ四駆 VSシャーシEvo.I。
5000円オーバーのシャーシキット第2弾ということで注目されていましたが、販売コーナーではあまり動いていませんでした。
近所のステーションや値引き額の高い量販店、ネット通販で購入されているのでしょうか。
会場で使用している方も何名かおり、特に底面のプレートは好評の模様。
当サイトの紹介記事はこちら

その他の販売品は下記。
 ・N-04・T-04強化ユニット(レッド)
 ・フロントアンダーガード(レッド)
 ・ブラックメッキ ビスセット
 ・ジャンク品レブチューンモーター
 ・ミニ四駆、ミニ四駆PROキット各種
 ・グレードアップパーツ各種
 ・限定パーツ、AOパーツ各種
 ・タミヤグッズ

●その他


今日のフリーサーキット。
四角いレイアウトで、ドラゴンバック、芝セクションがあります。


その隣にはラジ四駆のコースが。
ラジ四駆オーバルスピードウェイ(立体レーンチェンジタイプ)フェンスや公式レースのコースと同じ30mmのフェンス。
ミニ四駆の50mmと比較するとかなり低いですね。
ちなみに、このコースはビッグイベントで設置されたものではなく、一部ショップや中小規模のイベントへ貸し出されたものだそうです。


今日のレンタルマシンたち。


配布物たち。
ジュニアニュースは117まで。
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