パナソニック、無接点充電パッド「Charge Pad」を発表。6月発売予定


パナソニックより、無接点充電パッド「Charge Pad」が発表されました。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn110420-2/jn110420-2.html

Charge Pad(チャージパッド)は、専用のパッドの上に置くだけで電池が充電できるという、未来を感じさせる製品です。
無接点充電パッドと、モバイル電源、単三&単四ニッケル水素電池充電用ケースがラインナップ。

気になる仕組みは、パナソニックグループが開発した「ムービングコイル方式」により、充電パッド上の所定のエリア内に機器を置くと、機器側の受電コイルの位置を自動的に検出、充電パッドの送電コイルが機器側の受電コイルの位置に移動し、充電をするというものです。
パッドの充電エリア内であれば、どの位置でも充電が可能。送電・受電コイルは常に最適な位置関係となるそうで、場所によって充電時間が早い、遅いといったことにはなりません。
同社製ニッケル水素電池EVOLTA単三形2本の充電時間は約3時間とのこと。

ワイヤレス給電の国際標準規格「Qi(チー)」に準拠いるため、他社から対応している機器が発売されても充電が可能になると思われます。

ミニ四レーサーとして気になるのは、単三/単四ニッケル水素の充電用ケース「QE-CV201」。
無接点充電パッドで単三、単四のニッケル水素電池を充電するためのユニットで、本体は34×73×26mm(幅×奥行き×高さ)、重量80gと小型軽量。充電完了後は、そのまま電池のキャリングケースとしても使用できるため、持ち運びにも便利です。
カラーはブラックとホワイト。単三形の充電式EVOLTAが2本同梱されます。

順当に考えると、次は携帯電話やポータブルオーディオ、デジカメあたりが対応してくるとは思います。
コイツが爆発的に普及してくれれば、いずれはミニ四駆専用のユニットが発売され、マシンを置くだけで充電開始!といったことも、この技術ならすぐにでも実現できますね。
ネオチャンプで手を結んだ三洋の親であるパナソニックならやってくれる…と嬉しいです。

無接点充電パッド「QE-TM101-W/-K」
 発売日:2011年6月24日
 価格:オープン価格(店頭予想価格:5,000円前後)

単3・単4形ニッケル水素電池専用充電機能付キャリングケース「QE-CV201」
 発売日:2011年6月24日
 価格:オープン価格(店頭予想価格:2,000円前後)


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