パナソニック、繰り返し回数が伸びた新eneloopを発表


パナソニックから繰り返し使えるニッケル水素電池の定番、eneloopと充電式EVOLTAの新製品が発表されました。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2013/02/jn130228-2/jn130228-2.html

2005年から続くSANYOのeneloopですが、今年4月発売予定の本製品よりPanasonicブランドへ移行。あわせて発表された充電式EVOLTAとのデュアルブランドとなります。

eneloopシリーズはデザインが変更。
こちらのコラムにあるとおり、「Think GAIA」に則りこだわりをもってデザインされたロゴは、デカデカと主張するPanasonicに追いやられてしまい、これからは「SANYO by Panasonic」ではないことを改めて思い知らされます。

性能面ではeneloopが繰り返し性能、EVOLTAが容量を向上させ、両シリーズの方向性を垣間見ることができます。
もちろん、単にブランドがわかれたままではなく、同時発表された待機電力ゼロモード搭載のエコナビ充電器が、eneloop、EVOLTAで従来品を含み両用に正式対応となり、両電池の特製に合わせた異なる充電制御がされるといった相乗効果もしっかりと発揮されています。

●eneloop lite(エネループ ライト)
・安くて気軽に使えるエントリーモデル。
・繰り返し使用回数は従来モデルの2000回から、約2.5倍となる5000回に。
・定格容量:950 mAh
・1年後容量残存率:約85%
・店頭予想価格:600円前後
・発売日:2013年4月26日

●eneloop(エネループ)
・eneloopのスタンダードモデル。
・従来モデル「HR-3UTGB」「HR-4UTGB」の約1800回と比べ、約21%増の2100回に。
・定格容量:1900 mAh
・1年後容量残存率:約90%
・店頭予想価格:900円前後
・発売日:2013年4月26日

●eneloop pro(エネループ プロ)
・eneloopより約30%大容量、ヘビーユーザー向け。
・繰り返し使用回数は従来通り500回。
・定格容量:2450 mAh
・1年後容量残存率:約85%
・店頭予想価格:1000円前後
・発売日:2013年4月26日

※上記はすべて単三形モデル。予想価格は2本セットのもの。

なお、冒頭でも書きましたが、EVOLTAシリーズも刷新されています。
詳細は割愛しますので、リンク先をご覧ください。

関連情報:パナソニック、繰り返し回数が伸びた「eneloop」と、容量が増えた「充電式EVOLTA」
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