ミニ四駆GP2017 SPRING 東京大会1レポート

2017年3月19日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された、ミニ四駆グランプリ2017スプリング東京大会1に行ってきました。
関東では1月のニューイヤーに次ぐ2回目の公式大会。


今回も三面運用です。
写真手前の左がAコース、右がBコース、奥がCコース。
司会進行はMCガッツ、櫻井なるさん、MC GUYの3名。



日差しが暖かかったのですが、風が強かったため、1階に防風スクリーンが設置されていました。
こんな設備があったのか。
自分が知る限りは初めて見ました。


オープンのエントリーは今回も事前応募制。
チェックインを終えると、エントリーシールと参加ガイド、ホログラムステッカーがもらえます。
 


※クリックすると拡大します。


参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュール、販売コーナーなどの情報が記載されています。
 →裏面はこちら

タイムスケジュールは以下の通り。

08:30〜 オープニング
08:50〜 予選(オープン、ジュニア、ファミリー)
10:45〜12:00 コンクールデレガンス配布、出品
11:00〜 お楽しみ抽選発表
12:00〜12:40 お昼休み
12:50〜 予選(オープン、ジュニア、ファミリー)
13:15〜 お楽しみ抽選発表
13:45〜 コンクールデレガンス発表
15:30〜 二次予選
16:45〜 決勝
18:00〜 表彰式


会場には総合案内用のテントがあります。
困ったことがあったり、自分のマシンが車検に通るかの事前チェックをお願いする際はこちらへ。
タミヤのスタッフさんが親切に教えてくれます。

●コース紹介


スプリングの公式コース「ステップサーキット2017」。
こちらはAコース。



Bコース。



Cコース。
三面とも同じレイアウトです。


全長は180m。
昨年のスプリング(177m)よりも少し長めとなっています。
起伏の激しさはありませんが、ステップの通り小さなアップダウンでマシンを縦に揺さぶってきます。

では、まずは主要ポイントから。


スタートからすぐにやってくるのは…。


ダブルバウンシングストレート(マルチ)。
ニューイヤーで初登場したバウンシングストレート(A/B)が連結されて登場。
会場ごとに向きが変わるという、気まぐれな感じが嫌らしい。


スロープ上り、ストレート、90度ストレートのスプリングホップと、
90度、180度の息をつかせぬコーナーから、スロープ下り、ハーフストレート、ストレート、180度、デジタルからなる、
オメガの文字の如く組み合わさったセクション、Ω(オメガ)ターン。


そして、久しぶりのデジタルは右に左に。
スライドダンパー用カーボンステーが発売され、そろそろデジタルが来るか…と予想していた方も多かったかと思います。
ジャパンカップ2016チャンピオン決定戦で登場したトリプルSのデジタル仕様ほどではありませんが、両方向のデジタルはなかなか厳しそうです。


レーンチェンジ。
発表当初は「新アングルチェンジャー」として謎に包まれていましたが、正体は「セレブレートチェンジャー35」。
祝福の名の通り、ミニ四駆35周年を記念した35度のバンク型レーンチェンジです。
30度でも60度でもバーティカルでもない、これまでにない角度のレーンチェンジとなっています。

それでは、各セクションの詳細。


スタートスロープからのストレート。
こちらは特に難しいことはありませんが、2周目以降はここで助走してダブルバウンシングに突入するので注意が必要です。


ダブルバウンシングストレート。
ニューイヤーで初登場したバウンシングが2連続で襲い掛かってきます。


今回は「マルチ」と書かれており、A→B→B→Aの組み合わせ。



特に2個目の角度があるアップが危険。
ここで大きく跳ねてバランスを崩し、転倒したりコース外に消えるといったパターンが、今回で最も多かったリタイアポイントです。


Aコースではダブルバウンシングストレートの外側に階段があります。
ここに激突しても大丈夫なよう、クッション材が貼り付けてありました。
ありがたや。



ダブルバウンシングストレート後はストレート1本。
その後、180度コーナー。
バウンシング後にしっかりと着地できないと、ここで耐えられずに弾けます。



スロープ上り、ストレート、90度、ストレートからなるスプリングホップ。
スロープ後のストレートが短いのが嫌らしいですね。
ダブルバウンシングストレートに次いで、コースアウトが多かったポイントです。


Ωターンに入ります。
Ω前半の90度、180度、下りスロープ、ハーフストレート、ストレート。


スロープは通常タイプ。



180度、デジタルの1つ目までがΩターンの構成セクションです。


Ω


左右に揺さぶるデジタルカーブ。
やはりスライドダンパーを装着しているかどうかで、走りが全然違いました。
強いマシンはここをものともせず突破していきます。


スプリングホップの下をストレートが貫きます。
このコースで盛り上がるポイント。


90度コーナー、ストレートの後、新セクション新アングルチェンジャーとして登場した「セレブレートチェンジャー35」。
ミニ四駆35周年ということで、それをセルフ祝福したセクションです。


35度のバンクは初登場ですが、特に変わった仕掛けはないので、サクッと走りすぎましょう。




様々な角度から。



最後はフラットターンで終了。
こちらも特に仕掛けはないので、堅実に走破したい。

メインコースの紹介は以上です。
やはり最大のポイントはダブルバウンシングストレートでした。
とはいえ、一次予選ではかなりのコースアウトを見かけましたが、二次予選以降は「そのスピードで!?」と驚くほど、安定して走りきるマシンが多数。
なかなか高い壁です…。


オープンコース。
右へ左へ揺さぶってきます。

●1/1エアロアバンテ


今回は特別展示ということで、1/1エアロアバンテが品川の地に初登場です。
ジュネーブ広場にでーんと置かれるかと思ったのですが、オーバルガーデン側に寄せられていました。
冒頭の防風スクリーンのところです。



1/1 エアロアバンテ。
実写版エアロアバンテとも言われる、実際に走行が可能なマシンです。
単にミニ四駆の32倍ではなく、様々なアレンジ、カスタマイズが施されています。
当サイトでも何度か紹介したので、今回はサクッと。


ローラーとミニ四駆。


スターユニットとミニ四駆、実車の三すくみ。


エアロアバンテの横には、アバンテヒストリーの展示が。


エアロアバンテの製作工程。


1/1実車と1/32ミニ四駆の比較。
タミヤジュニアニュース184の記事がプリントされたものですね。


レーサーミニ四駆 アバンテJr.


レーサーミニ四駆 スーパーアバンテRS


ミニ四駆PRO アバンテMk.II


ミニ四駆PRO アバンテX


ミニ四駆PRO アバンテMk.IIIアズール


ミニ四駆PRO アバンテMk.IIIネロ


ミニ四駆REV エアロアバンテ


ミニ四駆REV ミニ四駆スターターパック スピードタイプ(エアロアバンテ)


RC アバンテ(2011)



RC エアロアバンテ


スターユニット エアロアバンテ

●販売コーナー


1/1エアロアバンテの展示にあわせ、エアロアバンテやアバンテシリーズをプッシュ。
販売コーナーの終了時間も延長したそうです。


RC体験コーナーとメルセデスの展示もあり、関連商品も販売されました。
売れ行きは…まぁ、ミニ四駆のイベントですし、まずは興味を持ってもらうのが重要ですよね。


いつもの限定三兄弟。


店舗等でも限定販売されているHGローハイトタイヤ用アルミホイール、HG大径ナローアルミホイール。


HG カーボンマルチワイドステー(1.5mm シルバー)


HG カーボンマルチワイドリヤステー(1.5mm シルバー)


ウイニングバード フォーミュラー クリヤーボディセット(ポリカ)
午前中はバンキッシュもあったそうですね。


お楽しみ抽選会の景品たち。

ラインナップは以下。

・ミニ四駆キャリーピット
・シューティングスター(MS)(ゴールドメッキ)
・トムゴディスペシャル ボディ(イエロー)
・ホットショットJr.ボディ(MS)(ブラック)
・MSシャーシ(イエロー・ブラック)
・ドライバー人形
・シャフトストッパー
・アルミワイドプレート
・アルミローラーワイドマウント(ブルー)
・ポールキャップ(パープル)
・ポールキャップ(グリーン)
・ポールキャップ(レッド)
・メッシュ(ホワイト)
・メッシュ(ブラック)
・小径ホイール(レッド)
・大径ナローホイール(ブラック)
・大径ホイール(ガンメタ)
・大径ワンウェイホイール(ブルー)
・大径バレルタイヤ(イエロー)
・バドルタイヤ
・ヘキサクロータイヤ

レポートは以上です。
参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、撮影時に気を遣って移動してくれた方、ありがとうございました!
 

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