TAMIYA SHOWCASE 2017レポート(その1)〜FM-Aシャーシ編〜

その1:FM-Aシャーシ編(ホビーショーでヴェールを脱いだ新シャーシ)
その2:キット、グレードアップパーツ編(DCR-01、スピンコブラプレミアムなど)
その3:35周年、ジャパンカップ記念アイテム編(記念タイヤ&ホイール、フェスタジョーヌLなど)


2017年5月21日、東京都港区にあるタミヤプラモデルファクトリー新橋店に行ってきました。


新橋駅前のSL広場にて。
この日の東京は30度をこえる夏日でしたが、カラッとした暑さだったので過ごしやすかったです。


駅から歩くこと約10分。
おなじみ、タミヤプラモデルファクトリー新橋店に到着しました。
このあたりもすっかりキレイになって、オリンピックに向けて着々と準備が進んでいる印象です。
余談ですが、この近くの地鶏屋というお店は、仕事の仲間とたまに行ったりします。
いつも混んでいるのが難点ですが、入れれば一軒目のお店としてはちょうど良い。


さて、本日の目的はこちら。
「TAMIYA SHOWCASE」
ホビーショーなどの展示イベントで発表されたニューアイテムたちを、他の地域でもお披露目するイベントです。
1月のシュピールヴァーレンメッセ、5月の静岡ホビーショー、11月のタミヤフェアなどと連携して開催されるのが定番です。
今回は5月11日からツインメッセ静岡で開催された、第56回静岡ホビーショーで発表された新製品が並びます。
期間は5月17日〜23日。


いざ、店内にへ。
展示スペースは1階入ってすぐです。


まずはコレからいきましょう。
メディアミーティングで発表、ホビーショーでお披露目となった新シャーシ「FM-Aシャーシ」です。


ホビーショーで名前と詳細が発表されました。
あらためて。

FM-Aシャーシ
スーパーFM以来、21年ぶりのフロントモーター型シャーシはAR/MA同様、ハイスペック・エアロデザイン採用

・シャーシ名称:FM-Aシャーシ(Front Midship Aero)
・駆動方式:フロントミッドシップモーター 4輪駆動
・シリーズ:ミニ四駆REVシリーズ
・ギヤ:スーパーX/XX用(可能ギヤ比 5:1、4.2:1、4:1、3.7:1、3.5:1)
・クラウンギヤ:G2・オレンジ
・プロペラシャフト:スーパーX/XX用(1.4mm)
・電池金具:スーパーX/XX用(AR/VS等と同じ)
・全長:156mm(AR155mm、MA156mm)
・全幅:97mm(AR/MA 97mm)
・ホイールベース:83mm(スーパーFMと同じ)
・車体重量:ARシャーシ同等
・使用樹脂:シャーシ本体・ABS、A部品(ボトムカバー等)低摩擦樹脂
・軸受:低摩擦樹脂(AR/MAと同じ)
・電池:シャーシ上面よりアクセス、バッテリーホルダー使用
・モーター:AR同様、裏面カバーよりアクセス
・その他:フロント面に低摩擦樹脂製アンダーガード装備(ビス止め、取外し可能)
・標準装備ローラー:フロント×2/リヤ×2
・リヤローラー:新形状ハイトタイプ
・リヤステー:新形状(2本ビス止め、取外し可能)
 




モーターはシャーシ下部から、バッテリーは上部から取り付け、取り外しを行います。

CGだけで妄想が広がりますが、そろそろ実物を紹介しましょう。


シャーシ全景。
モーターが前です!フロントは左です!


反対側から。


上部から。


もういっちょ。


真横から。
左がフロント側です。


今度は右がフロント側。
CGではわかりづらかったですが、モーターの位置は思ったよりも高い印象。



フロントバンパー。


新型の低摩擦樹脂製アンダーガードが同梱されています。
着脱可能で固定はビスどめ式。


パーツ装着用の穴が多くあいているのが嬉しいですね。
形状的に、バンパーカットもしやすそう。


最大の特徴であるモーター部分。
FM-A CHASSISの文字が刻まれています。
モーターはシャーシ底面から、ギヤは上部からアクセスするようです。

モーターはハイパーダッシュ3モーター、スプリントダッシュモーター、パワーダッシュモーターなど、片軸のタイプ(PROとついていないもの)が使用できます。
ギヤはスーパーX/XX用のギヤが使用可能。クラウンギヤもG2・オレンジなので、こちらもX/XXと同じものが使えます。


見た目ではわかりませんでしたが、スリット状のモーターカバーは取り外せるのでしょうか。


電池金具はスーパーX/XX、AR、VSと同じ。
ゴールドターミナルは「スーパーXシャーシ・ゴールドターミナル」が使用できます。
プロペラシャフトもスーパーX/XX用(1.4mm)が使えます。
中空軽量プロペラシャフトであれば、「スーパーXシャーシ・中空軽量プロペラシャフト」です。

つまり、モーター、電池金具、ギヤ、プロペラシャフトは、X/XXのものを流用でき、パーツを購入する場合もX/XX対応のモノをチョイスしておけば、間違いはありません。


ギヤカバーは固定用と思われるビス穴が。


続いてサイドを見ていきます。
バッテリーはARと違い、シャーシ上部から装着します。
バッテリーホルダーは新形状。


サイドバンパー。
こちらも多くのガイドがあいており、マスダンパーなどの装着が楽そう。
自分は切ってしまうかもしれませんが…。


リヤ。
新形状のリヤステーが装着できます。
着脱可能なのが嬉しいですね。
固定はビス2本にて。


ボディキャッチは伝統の形状。


リヤローラーも新形状。


ARと違い、リヤ側にはアンダーガードはありません。


FM-Aシャーシの紹介は以上です。

それにしても、スーパーFMシャーシから21年ぶりですか。
ブロッケンギガントプレミアムとかガンブラスターXTOプレミアムとか、発売されるのでしょうか。
個人的には、後述するデクロス01のFM-A対応ユニットを期待したいところです。

発売は2017年内。
続報を待つべし!

→その2:キット、グレードアップパーツ編に続く


その1:FM-Aシャーシ編(ホビーショーでヴェールを脱いだ新シャーシ)
その2:キット、グレードアップパーツ編(DCR-01、スピンコブラプレミアムなど)
その3:35周年、ジャパンカップ記念アイテム編(記念タイヤ&ホイール、フェスタジョーヌLなど)

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