ジャパンカップ2018東京大会1Dレポート

2018年6月16日に品川シーサイドフォレストで開催された、富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2018 東京大会1Dに参加してきました。
梅雨時ということもあって、またも雨の予報。
天気予報ではギリギリまで微妙なところでしたが、朝晩が過ぎたあたりから曇りに遷移。
多少風が強く、最高気温が18℃という肌寒い1日でしたが、最初から最後まで、しっかりとイベントが行われました。

ジャパンカップ30周年記念大会の開幕戦である東京大会1D。
今年のジャパンカップ東京大会はすべて2日開催で組まれました。
土曜日が東京大会n(回)Dと銘打たれ、午後からの開催でオープンクラスとお楽しみ抽選会のみ。
翌日の日曜日は終日開催。
ジュニア、ファミリー、オープン、チャンピオンズが開催。コンクールデレガンスと抽選会もあります。
私としてはイベントが少なめとはいえ、土曜日、しかも午後からというのがライフスタイル的に非常にありがたく、
進行もサクサク進むので、Dの方に優先的に参加したいと思います。

ちなみに、ジャパンカップ2018の初戦は本日ですが、開幕セレモニーは明日。
セレモニーよりも先に本戦が始まるという、面白いスケジュールになりました。


品川シーサイド駅からオーバルガーデンへ。
いつもなら多くのレーサーがピットを広げるコンコース、エントランスも、今日はひっそりとしています。


オーバルガーデン地下1階。
いつもならここで開催されますが、降雨の可能性を考慮して屋根がある1階イオン入口前へコースが設置されたようです。


メインコースに到着。
タミヤ本社以来のご対面です。詳細は後ほど。


11時30分にチェックイン受付開始なので、少し前に会場入りしたのですが、すでに長蛇の列ができていました。
午後レースはテンポよく進むので急がなくても良いかなと思いつつ、早足で列に合流。
TAMIYA PASSPORTでチェックインを済ます。
エントリーシール、参加ガイド、エンブレムステッカーをいただきました。

●参加ガイド


※画像をクリックすると拡大します。


参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュール、販売コーナーなどの情報が記載されています。
下部には今大会のコースとレイアウト。
  →裏面はこちら。

【タイムスケジュール】
  12:00〜 オープニング
  12:20〜 予選(オープン)
  14:00〜  お楽しみ抽選会発表
  16:20〜 二次予選
  17:00〜 決勝
  18:00〜 表彰式

今年のジャパンカップ東京大会はすべて2日開催で組まれました。
土曜日がnDと銘打たれ、午後からの開催でオープンクラスとお楽しみ抽選会のみ。
翌日の日曜日は終日開催。
ジュニア、ファミリー、オープン、チャンピオンズが開催。コンクールデレガンスと抽選会もあります。
ちなみに、ジャパンカップ2018の初戦は本日ですが、開幕セレモニーは明日。
セレモニーよりも先に本戦が始まるという、面白いスケジュールになりました。

そして、参加者数が多い東京大会だけあって、トラブルも発生しやすいです。
改めての注意事項を掲載しておきますので、参加される方はご一読を。

ミニ四駆大会ご来場の皆様へのお願い

品川シーサイドフォレストはミニ四駆大会参加者以外に、日頃より多くの利用者の方がいらっしゃいます。
今後とも継続してイベントが開催できますよう、皆様のご協力をお願いいたします。

・タバコは喫煙所でお願いします。
   電子タバコ等も含みます。
   喫煙所は1階イオン前広場
・ピットは休憩場所ではありません。
   横になったり、大声で話す等他の方が不快に感じる行動はお止めください。
   通路確保にご協力お願いします。

公共交通機関でのご来場をお願いします。

(原文のまま掲載)



ジャパンカップのエンブレムステッカー。
ジャパンカップ開催30周年記念大会ということで、30thの文字と当時のジャパンカップのロゴが描かれています。
大会参加の思い出や記念になり、本当に嬉しいです。いつもありがとうございます。

●メインコース


本日のコース「クラシックサーキット2018」
2018年戦いの舞台となる、ジャパンカップ30周年記念コースは全長169.8m。
注目のセクション「ボルテックスチェンジャー」や「ニューエラターン」「富士通クライマックスロード」など実際のコースを見ることができます。
ジャパンカップ30周年を記念して、第一回となる1998年大会を彷彿とさせるレイアウト。
上から見ると縦に伸ばしたような感じです。
しかし、各セクションは高低差が激しいものが並び、ボルテックスチェンジャー、グライドバンク20、グライドバンク45、30°バンク、ドラゴンバック、モヒカンストレート2018と、上へ下へとジェットコースターのようです。


Aコース。


Bコース。
オープンのみということもあり、この二面運用です。
(スペースの都合も?)

それでは、各セクションを見ていきましょう。


スタートからストレート。
ここで一気に加速…といきたいところですが、5コースだけ目の前にそびえ立つ山のようなものが。


ボルテックスチェンジャー。
2018SPRINGで初登場。
登り勾配にアプローチにはひねりが加わり、90°ターン、下りアプローチもまたひねり、降りる渦を巻くようなイメージのチェンジャーです。
スタートからいきなりレーンチェンジャーというのは珍しいですね。


下り側。


横から。


ボルテックスチェンジャー以外のレーンに貼り付けられている突起。
久しぶりに「ロッキングストレート」が公式レースにやってきました。


ロッキングの幅は約47mm、最も膨らんでいる部分(高さ)は約13mm。
ミニ四駆のコース幅は約116mmなので、約103mmしかマシンが走れるスペースがありません。
現在の公認競技会規則では全幅が105mm以下と定められているので、規定ギリギリに広げてしまうと突破することすらできません。
無理やり斜めって走ればいけますが、素直に幅を縮めるのが良いと思います。


私の職場でよく見るモールと同じモノっぽい。
この中にケーブルを通してフタをすると、人や台車がケーブルを踏まないで済むというものです。


ちなみに、このロッキング。
だいたいはむき出しになっているのですが、


進行方向の出口側、最後に設置してあるものにテーピングがされていました。
ちょうどコースの継ぎ目にあるためか。


Aコース、Bコースともに同様です。
特に意味はないと思いますが、貼り方が多少違いますね。

さらによく見たら、2コースの手前等、コースの継ぎ目にある部分はテーピングがされていました。
この2コース目はコーナー直後という位置もあいまって、非常に危険です。
マシンを粉砕するほどの猛威を奮っていました。


ロッキングストレートを走行する場面を撮影しました。
このレースを見ただけで、どれだけ恐ろしくマシンにダメージがいくセクションかが伝わってくるかと思います。


デジタルコーナー。
機材の都合でデジタルカーブ出口側が、通常のカーブに変更となっています。
(通常はデジタル2連)


今回もスポンサーとなったニューエラの名を冠した「ニューエラターン」
いつかあの帽子をかぶってみたい。
コーナー自体は普通です。


ニューエラターンからロングストレート。


ここから「サマーウェーブ2014」が始まります。
グライドバンク20、グライドバンク45が連続する、まさに波のようなうねるセクション。


グライドバンク20。
20°バンクとストレート2本。


マシンが斜めになりながら走行します。
角度が無いからと油断をして転倒しないように!


息もつかせぬ連続攻撃。


グライドバンク45。
ほかのセクションが目立ってイマイチ存在感がなさそうですが、そんなことはありません。
実際に目の前で見ると、その角度がキツイことが実感できます。
ジャパンカップ2015でプラウドマウンテンとともに苦しめられた悪夢が蘇ってきます。


横から。


今回はコースが透明のアクリルを使用しているため、スタート地点にいるレーサーからもマシンが見えるようになりました。
といっても、マシンの背面ですし、一瞬で通り過ぎてしまうので、「何か走っていったな」といった感じでした。


2045が終わって休む間もなく30°バンク。
こうなったら、サマーウェーブ204530に改名しちゃえばいいじゃない。


いよいよ終盤。
「富士通クライマックスロード」が見えてきました。


ドラゴンバック。
速いマシンは思いっきり飛ばしてストレートの後半、あるいは次のセクションで着地をしていました。
ノンブレーキも試してみたい。


「モヒカンストレート2018」
ロッキングストレートとともに、その正体をギリギリまでじらしてきたセクションです。
2レーンにはモヒカン+芝、4レーンにはモヒカンもとい小型モールが斜めに貼り付けられています。
その他のコースは普通のストレート。


モヒカンの幅は約30mm、高さは最大で約8mm。
芝が約2mmなので、2レーンの最大高は約10mmですね。


ドアストッパーっぽい形の茶色いブロックは、モヒカンアプローチ。
コレをカタパルトにして、勢いをつけて通過します。
こちらの高さはモヒカンとほぼ同じ。
幅約30mm、長さ約50mm。


モヒカンアプローチ反対側から。


ドラゴンバックからモヒカンの走行シーンを撮影しました。
ロッキングストレートほどの残虐性はありませんが、こちらもじゅうぶん脅威です。

といったところで、各セクションの紹介でした。
攻略の鍵は言うまでもなくロッキングストレートとモヒカンストレート。
特にロッキングは多くのレーサーが対策を練って臨んだものを思われます。
私もしっかりと対策をしたつもりでしたが、セッティングを意識しすぎるあまり、基本を疎かにしてしまいました。
次も出場できる機会がありましたら、がんばっていきたいと思いますが、
例年、東京大会の二巡目からレベルが大幅に上がるので、このままの走りで良いものか悩むところ…。


コース周辺に設置されたボード。
ジャパンカップ2018。


富士通乾電池、ニューエラ、レーサーミニ四駆。

●販売コーナー


先行・限定販売たち。


6月23日発売に先駆けて販売された、「1/32 ダッシュ1号 皇帝(エンペラー) メモリアル(MSシャーシ) -ジャパンカップ開催30年記念- 」
1人1個まで、先着300個の限定販売でした。
一週間待てば手に入りますが、飛ぶように売れていましたね。


ブラストアロー クリヤーブルースペシャル
アビリスタ クリヤーパープルスペシャル
アバンテMk.III ジャパンカップ2015リミテッド


今年のジャパンカップスペシャル、ジャパンカップ 2018も。


一部店舗では売り切れてしまった、ハイパーダッシュモーターPRO J-CUP 2018。
個数限定なし。


ハイパーダッシュ3モーター J-CUP 2018。


ジャパンカップ2018限定グッズ。


ジャパンカップ2018 記念カンバッチセット。
648円。
毎年単品売りのカンバッチが、今年はセット売りになりました。
1つだけ売り切れていると悲しいので、個人的にはこちらの方がありがたい。


タミヤタオルマフラー J-CUP2018。
1728円。
スタッフの方も使っていました。


タミヤTシャツ J-CUP2018(M/L/XL)。
各2160円。
スタッフの方も着ていました。


ミニ四駆と関係がありませんが、会場で便利なグッズも並んで売っていました。


ゆるキャン△


今日は先行・限定販売優先ということで、一般販売はこのようにカバーがかけられていました。


蛇の生殺し状態…。
夕方には解禁されましたが、レジの許容量オーバーということで時間も人数も制限されていました。


カバーの下にはあのマシンが!?
うぅ…剥がしたい。


夕方まで待ち続けて、ようやく対面です。
ヴェールを脱いだスペシャルキット!


サイクロンマグナム・ブルーメタリックver.
コロコロアニキ2018夏号で応募者全員サービス。
ステッカーはこしたてつひろ先生がこのキットのためにデザインされたものです。










一刻も早く入手したかったので、品川に来る途中のポストに応募ハガキを投函してきちゃいました。

●その他


月刊コロコロイチバン!またはコロコロアニキについてくる、ステッカークーポン券と引き換えに
タミヤ×コロコロ特製ステッカーがもらえます。


こちらが特製ステッカー。
コロドラゴンとジャパンカップ30周年記念のロゴがコラボした、レア感あふれるデザインです。


販売コーナーで購入した、エンペラーメモリアル。
予約していたのですが、勢いで買っちゃいました。


カンバッチもしっかりとゲットしました。

といったところで、今回のレポートは以上です。
読んでいただきありがとうございました。
また、参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、Twitter等でリツイートやコメントを下さった皆様、現地での撮影時に気を遣って移動してくれた方々、ありがとうございました!

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