ミニ四駆ヒストリカルガイドが発売

2012年8月20日、小学館からミニ四駆の30周年記念本「30th Anniversary ミニ四駆ヒストリカルガイド」が発売されました。

書籍の内容は以下のとおり。

全てのミニ四駆ファンに贈る３０周年記念本

80年代後半?90年代に掛け、２度の大ブームを巻き起こしたミニ四駆。30周年の節目を迎える2012年は、ビッグイベント「ジャパンカップ」も復活します。
このミニ四駆30年の歴史を余すことなく紹介する本書は、各年のトピックスや年度別の人気マシンランキング、往時のジャパンカップの様子等を併せて回顧する３０年史を中心に、当時のコロコロコミックの記事や、１次ブームの「ダッシュ四駆郎」、２次ブームの「爆走兄弟レッツ＆ゴー!!」という２大ミニ四駆マンガも収録。更に、これまでに発売されたミニ四駆の全キットを網羅した完全カタログに加え、歴代ジャパンカップのロゴステッカーシール付き！　現在ハマっているファンから、かつての“ミニ四少年”まで、全てのミニ四駆ファンに贈る３０周年記念完全ガイドです。

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784091065087

(原文のまま引用)

改造本ではなくミニ四駆の歴史を綴った、まさに「ヒストリカルガイド」。
定価1400円という価格に相応しく、分厚く内容の濃いものとなっており、なかなか見ごたえがあります。
特に面白いデータとしては、歴代マシン売上ベスト5。
順位は1位：アバンテJr.、2位：ビクトリーマグナム、3位：ネオトライダガーZMC、4位：サイクロンマグナム、5位：ビークスパイダー←ネタバレにつき白文字。
1位は妥当ですが、それ以外、特に5位はかなり意外でした。

30周年メモリアルコメントとして、関係者のコメントも掲載されています。
初代ファイター、二代目ファイター、MCガッツ、前ちゃん、ドクター、田宮督夫氏に混ざって、土屋博嗣氏のコメントも掲載されています。
そして、そこには下記のメッセージが。

「土屋博士」として親しまれた土屋博嗣氏は、本年7月19日に逝去されました。ご生前のご厚情に深く感謝すると共に、心からご冥福をお祈り致します。

付録は歴代ジャパンカップのロゴステッカー。
実物大ではありませんが、これはこれでファン心をくすぐるどころか鷲掴みにしてくれます。

自分のようにどちらかというと走らせるよりも集めるとか、出来事に興味がある人種にとっては、バイブルといっても過言ではありません。買って損なし。
本の内容を画像付きでもっと紹介したいところではありますが、ぜひ腰をすえて読んでいただきたいのと、著作権的にアレなので、ここらへんにしておきます。