雪上対決2008

2008年2月3日、日本列島は西日本から東日本にかけて大雪に見舞われました。
鉄道は遅延、運休など大幅にダイヤが乱れ、高速道路も通行止め、飛行機も多くの便が欠航となりました。
気温も寒いし、こんな日は家の中に引きこもっているに限る…と思っていたら、大佐から通信が。

「スネーク、聞こえるか?」
「こちらスネーク。大佐、今日は休日のはずだが…?」
「実はな、緊急の任務が入ってな。今日でなければ出来ないのだよ」
「今日!?いやに急だな。で、任務の内容は?」
「キミはTEA-Leagueというサイトを知っているか?」
「あぁ、タミヤから出ている小型レーシングホビーの情報を載せているWebサイトだな」
「そこで数年前に雪の上でミニ四駆レースをやるという企画があってな。それ以来続きをやる気配が全くなく、もはや単発モノとして認知されている節がある。そこで何とかこの状況を打破してもらえないかと」
「…」
「ところで、キミはいまどこにいるのかね?」

偵察任務中だ!!
と、まぁ、段ボールの中に潜伏していたわけではなく、久しぶりに大雪が降ってきたので雪上対決でもやろうと思ったわけですよ。

積雪は3cm?5cm。
関東、とりわけ都心部では積雪はおろか雪が降るのも珍しく、こういった機会がないと雪の上でレースなんてできません。
さぁ、もうすぐバトル開始。

自動車のタイヤの跡を利用してコースに見立てます。
レーススタート!!

おっと、説明が遅れましたが、手前はサバンナ レオ。
2007年12月に発売されたミニ四駆PROのマシンです。
コイツに前輪にフルカウルミニ四駆の後輪用ホイールにワイルドミニ四駆のタイヤ、後輪にレーサーミニ四駆のスパイクタイヤをダブルで装着しました。
当サイトをいつもご覧下さっている方はご存じかもしれませんが、あのときの彼です。

奥はオフロード系バトルではおなじみのハイラックスモンスターレーサーJr.。激闘記録でも登場しました。
先行したのはサバンナ。
バッテリーの持ちが極端に悪かったり、そもそも走ることすら出来なかった連中とは違い、フロントタイヤの効果は絶大です。
フロントバンパーに雪が詰まるのが難点か。

このままブッちぎりかと思われましたが、サバンナがスタックしたり、マシンに詰まった雪を取り除いている間にハイラックスが猛追。

このまま一気に抜き去るか!?
ゴール!!

勝車はサバンナ レオ。
ハイラックスをギリギリでかわして何とかゴールテープを切ることが出来ました。

走行不能となったラジ四駆のカタキはとったぞ!!

 2002年以来の雪上企画。
雪は突然降ってくるので、例によって全くと言っていいほど準備できませんでした。
ただ、それ程気合いを入れて改造をしなくても、こういった過酷な状況でのレースを楽しめるというのは、やはりミニ四駆の魅力だと思います。

余談ですが、2005年のオフロードへ繰り出そうのときには「ミニ四駆だってまだまだ終わったわけじゃないぞ!!」と煽っていたのですが、今はミニ四駆がメインでダンガンが寂しい状況になっています。
どちらも盛り上がるというのはやはり難しいのでしょうね…。

一応、お約束
・道路など危険な場所での走行はやめましょう。
・マシンのスピードは自分が追いつけるくらいに調整してください。
・寒さやケガなどには十分注意してください。

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