2011年2月20日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催されたミニ四駆GP2011に参加してきました。
数日前までは雨の予報でしたが、当日は一時雨がパラつく程度で済み、何とか曇りで持ちこたえました。
気温は低く、冷たい風が吹きつける過酷なコンディション。レーサーには厳しい環境です。
開場直後の様子を2階から撮影。
司会進行は声優の櫻井那琉さん、アシスタントは熊谷さん。おなじみのコンビですね。
朝一の練習走行がなかったせいか、コースの周りにはあまり人がいません。
と言っても参加者が少ないわけではなく、9時15分頃にはエントリーシールの番号が320番、10時50分頃に460番まで配布されていたので、最終的には浅草と同じ500人弱といったところでしょうか。
今日のメインコース。
レイアウトがシンプルなのでコンパクトにまとまっているかと思っていましたが、外周はいつもと同じくらいです。
派手なセクションがないためか、コースアウト率は近年稀に見る低さ。
スピード重視のマシンが多く、安全策で行ったレーサーは苦戦を強いられたようです。
→別角度から1
→別角度から2
スタート直後からロングストレート。
そして今回最初にして最大の見せ場。
高速マシンが多かった今大会では、ここでのスピード差がレース展開に大きく影響しました。
続いてコーナー、ストレート、デジタルカーブへ。
スピードに乗ったままの勢いで突入します。
デジタルカーブ、芝、デジタルカーブ、芝の順で待ち受けます。
ただでさえ減速する個々のセクションが、4つまとめて、しかも連続で並んでいるので、当然ながらマシンのスピードも奪われます。
→別角度から
レーンチェンジはノーマルタイプ。
芝の直後にあるため、ここもコースアウトの危険は低いです。
レーンチェンジ後にカーブが入って、ドラゴンバックへ。
ドラゴンバックはコーナー直後、その後方にはストレートが2本あるためか、いつものような凶悪さは鳴りを潜めていました。
それでも注意ポジションであることは変わりありませんが。
今日の難関、スロープとジャンピングヒル。
ストレートの後にあるので危険度が高そうですが、アイガーほど高低差もなく、ストレート自体もドラゴンバックの直後ということもあってか、こちらも今日はおとなしかったです。
別方向から。
下りの道が途中で途切れています。
ジャンピングヒルという名前が正式名称ですが、以前の大会ではダウンヒルと言われていた記憶があります。
ジャンピングと名前がついていますが、ドラゴンバックのようにホップして飛ぶわけではなく、マシンが落ちるような感じです。
最後はコーナー、ストレート、コーナーでラップ終了。
→別角度から
レースの模様を動画で撮影しました。
デジタルカーブや芝などを色々な角度で撮ったので、参考にしていただければ幸いです。
2011年1月から始まったシャーシ限定クラス。
今回はスーパーX/XXシャーシ限定クラスが行われました。
さすがにオープンクラスに比べて参加者は少なめ。
比率で言うと1:9か2:8といったところ。
かなり露骨に分かれましたが、並ばずに参加できたり、年間チャンピオン戦へのハードルがオープンに比べて低いというメリットもあります。
同じく今年から改定されたバッテリーに関するレギュレーション。
タミヤ製品以外は使えなくなったということが、色々な場所で掲示されていました。
電池はタミヤの単3形乾電池2本を使用してください。
<推奨乾電池>
ネオチャンプ
パワーチャンプFD
※タミヤ以外の電池は使用できません。
車検場ではこのように。
車検場にて電池の確認をいたします。
外側から電池が見えないシャーシはボディをはずしてください。
こちらも1月から採用された、2011年ミニ四駆GP特別ルールの説明用作例。
サイドガードや提灯を例に、様々な規定がわかるようになっています。
車検で引っかかった際に説明しやすいように、車検場の横に置いてあるのだと思いますが、もう一台、見やすい場所に設置して欲しいです。
レース参加の手順。
画像をクリックすると拡大します。
大会参加の諸注意。
画像をクリックすると拡大します。
続いて販売コーナー。
レジが一つしかなかったので、会計待ちの行列が午前中はずっと捌けませんでした。
列が進まないうえ、寒くて風も出ていたので、並んでいた最中はかなりキツかったです。
AOパーツの2x30mmキャップスクリュー。
ITEM:94793。定価420円。
特別販売アイテムというわけではありませんが、あまり深く紹介していなかったので、この場を借りて。
先行販売はトライダガーXプレミアム(スーパーIIシャーシ)。
事前告知はありませんでしたが、2月26日の一般販売に先駆けて並びました。
今回の一番人気。
グレードアップパーツも先行販売されました。
サンダーショットMk.II クリヤーボディセット。
後述する他のパーツと比べて何故か扱いがイマイチ良くないですが、レジに持って行かれた数は圧勝でした。
ミニ四駆 ピニオンプーラー(ブルー)。
いわゆるピニオン抜き。
奥まで挿したピニオンギヤを簡単に外せる優れもの。
ダブルシャフトモーターに最初から取り付けられている真ちゅうピニオンも楽に外せますし、一個は持っておきたい逸品。
アルマイト加工が施された質感も満足度が高いですが、いかんせん1575円という金額はやはり躊躇してしまいます。
ミニ四駆 バッテリーケース。
バッテリーが6セット入れられるのは便利ですが、100円均一ショップで売っていそうなモノが、ミニ四駆のロゴが入ったたけで378円というのはコストパフォーマンス悪し。
詳細は後述します。
ミニ四駆 セッティングゲージ(パープル)。
ミニ四駆ステーションで限定販売されているセッティングゲージの限定色。
今のところ、ブルー、ブラック、ゴールド、パープルが出ています。
目指せ全色制覇!といいたいですが、1260円もするんだよなぁ…。
ピニオンプーラーも同様の別色展開をする可能性もありますので、セッティングゲージと色を合わせたい方はプーラーを買うのをちょっと待ってみるのも手かも。
限定販売キット各種。
左から今回初登場の「キーンホークJr. レッドメタリック仕様」、ニューイヤーで販売された「サンダーショットMk.II パープルメタリック仕様」、ワンフェス2011[冬]で販売された「アバンテMk.IIIアズール ピンクメタリック仕様」、同じく「ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)(MSシャーシ) ブルーメタリック仕様」です。
アバンテMk.IIIアズールとエンペラーはどちらかお一人様1個のみという制限付き。
それにも関わらず、エンペラーは10時45分頃には最後の一つになっていました。
タミヤグッズなど。
ネオチャンプが発売してから、パワーチャンプFDは苦戦気味のようです。
毎月20日、30日はジャスコのお客様感謝デーですが、イベントで販売されたものは対象外とのこと。
販売コーナー終わり。
その他のものを紹介していきます。
第50回静岡ホビーショーの告知。
業者招待日は5月12日、13日。一般公開日は5月14日、15日。
会場はツインメッセ静岡です。
今日のレンタルマシン。
左からアバンテMk.IIIアズール、サバンナ レオ、アバンテMk.III ネロ、ダッシュ2号・太陽です。
スーパーIIやXXのレンタルマシンは未だ出ず。
オープンコースは今回もドラゴンバック付き。
手がかじかんでマシンを取るときに痛い。
最後はワタクシ、P-Mの戦利品です。
ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)(MSシャーシ) ブルーメタリック仕様。
1260円なり。
実は先ほど紹介した画像に写っていた右上の最後の1つが彼です。
店員さんが「今取ったのが最後の1個ですよ」と教えてくださいました(笑)。
ボディがブルーメッキなこと以外、特筆すべき点はなし。
…ですが、ベテランのミニ四駆ファンならご存知でしょうか。
タイプ3シャーシ版のエンペラーにブルーメタリック仕様が存在したことを。
知っている方にとってはより感慨深いキットだと思います。
アルミホイール用ブッシュ(黒・8個)。
純粋に買い忘れていたので、ストックとして確保。
ピニオンプーラー(ブルー)。
気温が低かったので、触ってみた瞬間「冷たっ」と言ってしまいました。
便利ですが高い。頻繁に使うものではないので、仲間うちの誰かが持っていればいいかな。
お金を出しあってというのも良いかも。
ミニ四駆 バッテリーケース。
100円均一云々は先に書いたので、ここでは使用感を見ていこうと思います。
二層構造になっており、それぞれ独立して収納、開閉することができます。
上段には未使用、下段には使用済みといった配置も可能。
バッテリーは最大6セット(12本)格納可能。
仕切りの中は多少遊びがあるため、パワーチャンプもニカド1000もネオチャンプもOK。
バッテリーだけでなくパーツケースとしても使えます。
フタを閉じた状態。閉じても両面から中がちゃんと見えます。
結構カッチリと閉まるので、ミニ四駆パーツケースのようにバッグの中で散乱するなど悲惨な状態にはなりにくそうです。
ミニ四駆GPXのパンフレット。
※画像をクリックすると拡大します。
タミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店で行われるコンクールデレガンスの紹介。
すでに受付が開始されています。
シニア世代のためのプラモデル教室。
こちらもプラモデルファクトリートレッサ横浜店にて。