2013年4月28日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された、ミニ四駆スプリンググランプリ2013東京大会に参加してきました。
午前中は風がやや強く、肌寒い感じでしたが、午後になると晴天そのもの。
気温も上がって過ごしやすくなり、まさにレース日和となりました。
今回の定員は1600人。
1月から開催されてきたミニ四駆GPよりも早いペースでレーサーが集まり、9時すぎに1200人、9時30分には1400人、最終的には定員を超える1800人近くの方が参加されたとのことです。
温かくなってきたことに加え、ジャパンカップやオータムカップは東京では複数回行われてきましたが、今回は1回のみということもあったかもしれません。
いつものアングルから。
品川シーサイド駅側にメインコース、エレベータ横にフリーサーキットという、ミニ四駆GP2013東京大会3と同じ配置。
販売コーナーの位置はいつもと同じ、1階のエントランスです。
今回も二面運用。
手前のAコースはMCガッツ、Bコースは熊谷さん&櫻井那琉さんが実況担当。
→上からの眺め1
→上からの眺め2
●参加ガイド
※画像をクリックすると拡大します。
参加ガイド。
特に新情報はありません。
【タイムスケジュール】
8:00 受付開始
9:00 競技説明
9:10 オープニング、一次予選(午前)オープンクラス&ジュニアクラス
12:10 休憩時間
12:40 一次予選(午後)オープンクラス&ジュニアクラス
14:00 コンクールデレガンス(一次予選同時)
15:00 二次予選オープンクラス&ジュニアクラス
16:00 決勝戦オープンクラス&ジュニアクラス、表彰式
16:40 お楽しみ抽選会
17:00 終了
という予定になっていましたが、かなりおしてしまったため、お楽しみ抽選会は中止に。
各競技もかなりマキが入っていました。
参加者増を考慮すると、定員できっちりと切らないと厳しいですね。
※画像をクリックすると拡大します。
参加ガイド裏面。
これに書かれている通り、会場についたらスタッフからエントリーシールをもらいます。
そこに書かれている番号が呼ばれたら車検場へ。
車検を受けてレースに参加するといった流れです。
車検場からはスタッフが誘導してくれるので、その指示にしたがってスタートまで待ちましょう。
エントリーシールと参加ガイドを受け取った後にコースを眺めていたら、会場で破裂音のような大きな音がしました。
電池だか充電器だか電源だかが破裂したようですが、五反田TOCのように会場の使用禁止といったことになりかねませんし、小さなレーサーも多くいらっしゃいますので、危険物や周囲に危害が及ぶ可能性がある行為は自重するよう、我々一人一人が心がけていく必要がありますね。
迅速に対応してくださったタミヤのスタッフの方には頭が下がります。
ミニ四駆公式Twitterのツイートを引用。
【重要】レース会場ではマナーを守りましょう。迷惑を掛けないよう皆んなで協力を。お困りの際はスタッフに声を掛けてください。どうぞよろしくお願いいたします。
●メインコース
本日の舞台、クライムサーキット2013。
崖のようにそびえ立つ大きなバンクに、ナイアガラスロープVer.2が連続する高低差のあるサーキット。
ジャパンカップで使われるスーパークライムサーキット2013はこの進化形。
それと比べるとおとなしいように見えますが、あれと比較してはいけません。かなりの難コースです。
今回の目玉「ウォールバンク」からの全景。
全長205mと聞くと近年では驚きがありませんが、この高低差は距離だけでは決してわからない過酷さです。
→上からの眺め1
→上からの眺め2
※画像をクリックすると拡大します。
横から見るとその高低差がよくわかります。
ヘルクライム&ナイアガラだけでもしんどいのに、ウォールバンクの高さときたら…。
それでは、コースを詳しく見ていきましょう。
スタートスロープ。
特に触れることもありませんね。
車検で貼られたシールの色のスロープからスタートするだけです。
ストレート2本から180度コーナー。
→別アングルから
そこからまたストレートが…ん?
コース上に白いジャンプ台のようなものがついている。
これが新セクション「ウォッシュボードストレート」。
6mm(写真奥)と11mm(写真手前)の傾斜がついた小さなジャンプ台が設置されています。
特に2つ目の11mmジャンプが侮れません。
ここで小さく跳ねて着地時にバランスを崩したり、直後のコーナーで吹っ飛ぶマシンが結構いました。
ウォールバンクやヘルクライム&ナイアガラに目が行きがちですが、コイツもかなりのクセモノです。
ちなみに、材質は不明。
ウォッシュボードストレートの後は90度コーナー。
先述の通り、このコンビネーションはなかなか脅威です。
芝セクション、180度、逆90度と続き、コーナーリング性能を要求されます。
レーンチェンジは久しぶりにノーマルタイプ。
嵐の前の静けさか。
ここから怒涛の攻めに転じます。
90度コーナー直後、ついにアイツがやってきます。
→別アングルから
ウォールバンク。
30度の巨大バンクで、勢いに乗ったマシンのスピードとパワーを一気に奪ってきます。
登り切れないマシンや、パワー不足のせいでここで一気に差を付けられるマシンも多々。
横から。
トルク不足だけでなく、タイヤのスリップも注意。
上から。
登りはもちろんですが、この高さからの急降下は、マシンのスピードが一気に出ます。
そりゃあもう、ジェットコースターのごとく。
斜め上から。
ヘルクライム&ナイアガラが遠くに霞んで見えます。
裏側。
設置も大変でしょうね…。
ウォールバンクを下るとトップスピードのまま芝セクションへ突入。
勢いに乗って突破します。
→別アングルから1
ここから後半戦へ。
芝直後の90度を曲がってストレート1本挟んだ後、今度はヘルクライムが待ち構えます。
文字通り、後半戦の山場であるヘルクライム&ナイアガラスロープVer.2。
→別アングルから
→上から
ウォールバンクからのスピードを維持しつつ、ヘルクライムへ突入するとオーバースピードで吹っ飛ぶキケンが高いです。
かといって、ある程度のスピードとパワーがないとここも登れないので、適度に減速できる、あるいは力業で突破できるようなセッティングが求められます。
45度の急勾配はウォールバンクよりも上。
ここをカタパルトにしてコース外に飛ばないように注意が必要です。
今日もここでのコースアウトが最も多かったです。
ヘルクライムの後はストレート1本。
ここで着地してナイアガラを降りるのが基本ですが、ヘルクライムから一気に飛んでナイアガラへなだれ込むという戦法も。
ナイアガラスロープVer.2。
傾斜角23度。ジャパンカップ2012で登場した37度ではなく、オータム、年間チャンピオン戦で使われたゆるいタイプです。
斜め上から。
ヘルクライムと比べると危険度は低いですが、それでも要警戒ポイントであることには変わりありません。
別アングルから。
ナイアガラの後はストレートが2本。
ここらへんは優しさが見えるレイアウトです。
これらをクリアしたマシンならばここらは余裕でしょう。
自力の勝負です。
コーナーは地味にデジタル。
とはいっても、ここまで来たらもはや敵ではありませんね。
以上、お疲れさまでした。
ヘルクライムとナイアガラVer.2、それとウォッシュボードストレートのせいで、一次予選、二次予選とも完走率はかなり低かったです。
特に初登場のウォッシュボードストレート。ここを通過するときは心臓に悪いです。
この3つの難関の動画を撮影してきました。
デジカメを買い替えたおかげでハイスピード動画なんぞを撮れるようになったので、練習がてら撮影してみました。
夏にむけてセッティングの参考になればと思います。
そうそう、スプリングGP2013からいわゆる「タスキ」が廃止されたようです。
そのかわりにこの「オープンクラス 二次予選 参加券」がもらえます。
オープンは水色、ジュニアクラスは薄い黄色でした。
右のモザイクかけているところは番号が入っています。
特に隠す必要はないと思いますが、念のため…。
こちらはオープンクラスの決勝参加券。
これをアップできたということは、なんとワタクシ、決勝レースまでいけたのですよ。
「決勝」といっても、純粋な決勝レースではなく、準々決勝なのでそれほど胸を張れるものではありませんが、初体験だったのでかなり嬉しかったです。
【決勝までの道のり】
一次予選
↓
二次予選
↓
準々決勝 ←ココで負けた
↓
準決勝
↓
決勝
準々決勝ではスピード負けでした。
ネオチャンプを2本しか持っていないため、準々決勝でも同じバッテリーを使わざるをえない状況に陥ったのが痛かったです。(バッテリー支給は準決勝以降)
今後はネオチャンプの買い増しとルール、使用するバッテリーの本数をしっかりと把握したいと思います。今更こんな反省をするとは情けない…。
ただ、結果には満足しています。
午前中は箸にも棒にもかからないような走りでしたが、同じマシンでセッティングをかえてあげればここまでやれるんだという達成感と、今後のモチベーションにもつながりました。
Twitterでお祝いメッセージを送ってくださった皆様、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとう!!
●オープンコース
メインコースと違い、いつでも誰でも自由に走らせられるコース。
メインと同じ材質の5レーンと、市販されている5レーンコースが併設されました。
●販売コーナー
自分が並び始めた9時30分ごろには既に長蛇の列。
おそらく、ジャパンカップ2012東京大会1と同じかそれ以上の人数が形成されていました。
先行販売のエアロアバンテ レッドスペシャル。
発売は6月1日。当然、大人気で夕方には完売。
→その他の販売品1
→その他の販売品2
→その他の販売品3
限定販売のエアロアバンテ ブルーメッキ仕様。
こちらは
写真のケースがディスプレイされていましたが、キットの売り切れと同時に撤去されてしまいました。
買うつもりで並んでいたので、列の遠くから売り切れという言葉が耳に入ってきたときには膝から崩れ落ちてしまいそうになりました。
いや、そこまでではありませんが、次に見かけたときは即ゲットを狙います。
●購入したモノ
エアロアバンテ レッドスペシャル。
新橋で見た時から絶対に買うと決めていたマシン。
プリントされたタイヤにマッドコッパーメッキのホイールも似合っています。
パッケージ横には切り取り線とエアロアバンテレッドスペシャルのマーキングが。
夏に何かキャンペーンをやる伏線…?
もう一つの先行販売、スーパーハード大径バレルタイヤ(ブラック)。
大径はしばらく使わない予定だったので、ヤバイと思ったが物欲を抑えきれませんでした。