ダンガンオータムGP2004レポート

11月3日に品川シーサイドオーバルガーデンで行われたダンガンオータムGP2004に行ってきました。
前日まではぐつついた天気が続いていたため、どうなるのだろうと思っていたのですが、なんとか晴れてくれました。

例年ですと池袋東武百貨店で行われるので近くて済んだのですが、今回は埼玉県から非常に遠い…。朝も弱いので気が重かったのですが、いざ行ってみると会場の雰囲気も良く、たまにはイイかなと思いました。
(行ったことのある方ならわかるかもしれませんが、船橋ららぽーとのようなイメージです)
このような案内が至る所に設置されていました。
初めてイベントに参加する方への配慮ですね。
レースはどうだったのよ?というと、言葉で説明するよりも写真を見てもらった方が早いですね。
真ん中よりちょっと右に見えるのがダンガンガッツです。

箱が広いので参加者はまばらに感じましたが、コース周りのこの盛況ぶりを見ると結構な人数が来ていたようですね。

ちなみに、ファイターは欠席でした。
コースは2種類。
先日のROXで初披露となった「ジャンボローリングファイト」と「ジャンボクロスファイト」です。
簡単そうに見えてなかなか奥が深くて難しいコースです。

ジャンボクロスファイト
賞品たち。
手前からタミヤ風船、ピンバッジ、蛍光ピンクのファイティングホイール、バッテリー、スプレー、マッドコブラのガンメタボディ、F-01 ノーマルユニット(レッド)です。

ピンバッジ、ファイティングホイール
マッドコブラガンメタ、F-01 ノーマルユニット
会場にはこういった改造が出来るコーナーも用意されていました。工具は貸し出し無料です。

ちなみに、奥の黄色いヤツがプラスドライバー、手前はピニオン抜きです。ピニオン抜きとは、モーターに取り付けたピニオンギヤを簡単に抜くことが出来る便利アイテム。グレードアップパーツとして発売されました。
自分のマシンの状態を確認できる「ダンガンラボ」。
どこかで聞いたことがある名前ですが気にしないでいきましょう。
自分のマシンがどれくらいの時速で走ることが出来るのかを測るスピードチェッカーと、重量を調べるはかりが置いてありました。

真ん中に置いてあるプレート。間違いを探せ!!
フリーサーキット。
8の字コースとオーバルコース、それを囲むように平面コースが敷いてあります。
ここらへんもROXとほぼ同じになっていました。

興奮したレーサーがコースに足を引っかけてしまい、コースが破損することも多々ありました。
足下には十分注意すべし!!
販売コーナー。
ダンガン系イベントでは珍しく午後まで列が途切れることがありませんでした。
品揃え的には可もなく不可もなく。少なすぎず多すぎずといった感じでした。
先行販売マシン。
ダンガンレーサーEVO第5弾「サイクロンエッジ」です。
中央のダクトと平面で構成されたボディもさることながら、やはり最大のポイントは新型フロントユニット。「F-04 ノーマルユニット」という平凡な名称とは裏腹に、意外と使えるのではないかと思います。
スピードと攻撃力があればあるほど相手のマシンの足下に潜り込みやすいような感じ。先端がちょっと上向きになっているので、ミラージュアローのようにコースの継ぎ目に引っかかることも少なかったです。
驚くほど高い効果を感じることは出来ませんでしたが、これからの走り込み次第で化ける素質は十分あるのではないかなと。
中身。
F-04はシルバー、ファイティングタイヤはスパイラル、EVOのポケットカタログは最新版が同梱されています。

左下を見ていただけると、カンのいい方はちょっとした違いに気がつくと思います。
そう、リヤボディのパーツが他のEVOマシンに比べて多いのです。今までのEVOマシンはリヤユニットにリヤボディを差し込むだけでしたが、サイクロン エッジは差し込むボディの間に、もう一つボディパーツが入るようになっています。これについては入れなくても大丈夫ですが、強度面で問題あり。ちょっと面 倒ですね。
速攻で組み立てたカトリに借りて撮影。
ボディは結構分厚くて重い。メガキャリバーよりも重厚な印象。この写真ではフロントのダクトをつけていないので違和感が(笑)。

サイクロンエッジはF-04に最適化されているようで、かなり下の方までボディが来ています。バルカンやアトラスと同じイメージでかかると苦労することは必至。
フロントバンパー井桁など、シャーシの上にプレートを置く改造はボディの加工が必要になりますので注意。

ガイド穴たくさん
F-04ウイングバルカン装着図。意外と似合う?(モデル:アサガヤバルカン)
お次は「EVOマルチマウントリヤボディ」。
ダンガンレーサーEVOのリヤボディの代わりにローラー取り付け用として装着できるパーツです。ミニ四駆で言うと杯マウントローラー的な役割。

ローラーを取り付ける際の高さがベストポイントにあり、装備しても車高が高くならないのも嬉しいです。
また、リヤ側にもローラーが取り付け可能なので、カウンター狙いのマシンにもオススメ。
我が愛機「ウイングバルカンM-Style」に装備させてみました。パーツの色が紫なので違和感ありあり。
モーターがむき出しになるので、冷却効果もアップという副産物が(笑)。

なお、パーツ自体の強度があまり高くないのでFRPプレートを併用。例によってリヤユニットから外れやすいので、こちらも裏面からビス留めでフォローしてあります。

最後尾のローラーは適当につけていますが、ここを上手く使いこなせばさらに強力なパーツになりそうです。
F-05 フロントマルチローラーユニット。
フロントユニットに様々なパターンでローラーを装備することが出来るユニットです。
スタビローラーステーのL字と三角のプレートが両方とも同梱されているので、EVOマシンを使用している方はこちらを買う方が効率的かもしれません。
ホビーショーで限定販売とフライングでアナウンスされたものの、お流れになってしまった不遇のパーツ「ロールバー&L字フィン(強化タイプ)」がついに登場。
グレーだったカラーもゴールドに。強度もP-M比約1.5倍アップ。曲げたりねじったりしてみましたが、強くなったことが簡単にわかるほど強化されています。

根本が折れたり、ビス穴が広がったりしてしまった経験がある方は購入してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、会場に来ていたレーサーはほとんど購入していました。
その他の主な販売品は以下の通り。
・F-02 ノーズガードローラーユニット(完成品)
・F-03 アクティブローラーユニット(完成品)
・R-02 ツインビートユニット(完成品)
・R-04 スイングテールユニット(完成品)
・シューティングフォースブルーメッキ
・シューティングフォースオレンジメッキ
・セッティングウェイト(ゴールド)
・ロールバー&L字フィン(オレンジ)
・ロールバー&L字フィン(レッド)
・ファイヤーアトラスクリアレッド仕様
イベント情報その1。
ダンガンオータムGP2004静岡についての告知。
ビッグな会場&大型スクリーン、こしたてつひろ先生来場予定というのも目を引きますが、レーサーなら真ん中の「初登場!超大型オーバルサーキット」が気になるところ。
通常のオーバルコースに比べて、コース幅や全長も桁違いにデカイ!!

自分としては待ちに待ったビッグレース専用コースなので、非常に楽しみです。

もっと大きな画像!!
関東のレーサー必見。
以前いただいた情報通り、11月28日に東武百貨店で、12月12日には有明のパナソニックセンターでダンガンレースが開催されます。

次のウルフを目指すのだ!!
 宣言通りマシンは持っていかなかったのですが、他の方が走らせているのを見ているだけでも楽しかったです。
昨年あたりからダンガン単独のイベントでも人が入るようになり、ダンガンをどのように成長させていくのかタミヤさんの腕の見せ所と期待していたのですが、結局は競技人口を増やすことに終始したような感じがしました。
 今年のビッグイベントはこれにて終了となるのですが、来年はレーサーやマッハステーション加盟店の意見をうまく取り入れてさらなる発展を望みます。タミ ヤさんにはミニ四駆やラジ四駆の成功と失敗という、かけがいのない経験、財産があるのだから、必ずやレーサーを興奮させる何かをやってくれるはず!!
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