日立マクセル、液漏れしにくい新アルカリ乾電池を発表

2009年1月14日のニュースですが、日立マクセルがアルカリ乾電池「ボルテージ」の新製品として、液漏れしにくい構造の製品を4月1日に発売すると発表しました。
http://www.maxell.co.jp/jpn/news/2009/news090114_1.html
※エントリー公開前後に削除された模様。
 日立マクセルのページからもリンクが消滅しています。

電池工業会による電池に関するクレームのうち79%は液漏れ関連ということですが、その対策として同社の特許技術を使って新開発した新亜鉛合金「MICROZINC(ミクロジンク) α」を負極材に採用し、過放電による液漏れを起こりにくくしたとのことです。

「液漏れゼロ」をキャッチコピーに、業界初となる「液もれ補償」が適用されます。
これは、製造から5年以内にメーカーが定める通常の使用方法で液漏れした場合に、無料で電池の交換や機器の交換に応じるもので、製品に対する自信の表れといっても良さそうです。
無茶をしがちなミニ四駆ではあまり期待できそうもありませんが、補償があるというのは買う側にとって安心感があります。

性能面でも従来の同社製品と比較して105%長持ちするそうです。

●アルカリ乾電池 Newボルテージ
・価格
 オープン
 実売予想価格は単3形4本パックが500円前後、単3形8本パックが900円前後
・発売日
 2009年4月1日
・目標販売数
 1ヶ月に1000万個以上


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