三洋、新型エネループを発表。繰り返し充放電サイクルが約1500回に


三洋電機が充電式ニッケル水素「eneloop」シリーズの新型を発表しました。
http://jp.sanyo.com/news/2009/10/06-1.html

ニッケル水素電池がレギュレーションで許可されていた頃に、ミニ四駆やダンガンレーサーの定番電池として君臨していたエネループ。その新モデルが発表されました。

今回のリリースでは単4形と、ミニ四駆で使える単3形の2つ。
内部の負極材料の改良により、繰り返し充放電できるサイクルが従来の約1000回から約1500回にスペックアップしました。
容量の変更はなく、単三形が1900mAh(最小)で単四形が750mAh(最小)。

外装はあまり変わっていませんが、スペック表記部分への王冠マーク追加、正極側の色がホワイトからグレーになっているなど微妙な変化も。
この他、長寿命によるエコ化にとどまらず、出荷時の充電に太陽エネルギーを活用するなど、環境への配慮も。

同社の発表によると、2005年11月の発売から累計出荷台数が2009年7月末時点で9000万個を突破したそうです。

●充電式ニッケル水素電池「eneloop」
・価格
  単3形2本パック:1155円
  単3形4本パック:オープン
・発売日
  2009年11月14日

 ※他にも8本パックや充電器とのセットもあります。

※2009年10月現在、ニッケル水素電池はミニ四駆、ダンガンの公式レースで使用できませんのでご注意ください。

関連情報:三洋、繰り返しサイクル数が1.5倍になった新型eneloopを発表(Impress)

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