ミニ四駆GP2014NEWYEAR東京大会2レポート


2014年3月23日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催されたミニ四駆グランプリ2014 NEWYEAR 東京大会2に参加してきました。
すでに弥生も下旬に差し掛かり、一般的にはNEW YEARという感じはしないでしょうが、自分にとっては2014年初の公式レース。まさに新年幕開けといった感じです。


いつもの場所から。
日差しは温かいですが、風が強く、肌寒さを感じる一日でした。


写真はコース設置完了直後。
皆さん、レースの準備や販売コーナー、エントリーシール配布の列に並んでいるためか、人影はまばら。


しかし、レースが開始されればこのとおり。
昨年秋から年末にかけては参加者数に若干の不安はありましたが、1月の東京大会1、そして今日と大盛り上がりでした。
ちなみに、この日ももちろん二面運用。
Aコースを熊谷さん&櫻井さん。BコースはMCボーズが実況&司会進行を担当。



今日は8時30分到着と、珍しく早めに現地入りしたのですが、すでにこの大行列。
オーバルガーデンのMAPで言うとA-103のサンクス前あたりが最後尾でした。
写真の真ん中奥あたりがヴィヴァン。ここからさらに列が伸びます。


逆光スイマセン。
写真左がヴィヴァンです。
一度、青物横丁駅方面まで7割ほどの地点まで列が伸び、左へ。
さらにここから20人ほどの列を5つほど折り返し、ようやくエントリーシールがもらえました。
その横ではTMFLこと二ツ星駆動力学研究所の作者、林健太郎先生とオシカさんがステッカーとチラシを配っていました。
もちろん、いただきましたよ。ありがとうございます!

ちなみに、自分の番号は600番台後半でした。久しぶりに午前レース。
8時45分ごろに到着したあさがや氏は1000番台前半とのこと。
たった15分でここまで違うのか…。


10時ごろには定員の1700人に到達。そして受付終了に。
(実際には約1750名エントリーとのこと)
前回の東京大会1に続いて2回連続の上限到達です。

●参加ガイド


※画像をクリックすると拡大します。

 →裏面はこちら
レース参加ガイド。
至るところに注意書きが増えてきましたね。
マナーを守って楽しく参加したいです。

【タイムスケジュール】
  8:15 受付開始
  9:20 競技説明
  9:30 オープニング
  9:40 一次予選 オープンクラス&チャンピオンズ、
                      ジュニアクラス(午前)1回、ファミリークラス(午前)2回
 11:50 お昼休み
 12:20 一次予選 オープンクラス&チャンピオンズ、
                      ジュニアクラス(午後)1回、ファミリークラス(午後)2回
 13:30 コンクールデレガンス(一次予選同時進行)
 14:00 お楽しみ抽選発表
 14:40 二次予選
 15:30 決勝戦
 16:15 表彰式
 16:30 終了
 
Bコースで行われたファミリークラスの参加者が多く、それに伴ってオープンクラスはギリギリまでAコースでの一面運用。
かなり時間が押してしまっていました。

●メインコース


ミニ四駆GP2014NYの舞台、スーパーギャロップサーキット2014。


全長224mのロングコースは昨年のスーパーデルタバンクやヘルクライム&ナイアガラのような派手なセクションはありませんが、強力なトラップが随所に仕掛けられているレーサー泣かせの難コースです。


別アングルから。
高速コース?テクニカルコース?
どちらの面も併せ持つ魔性のサーキットです。 


前半は6本のストレートからR2100コーナーに入る、超スピードコース。
ここからレーンチェンジを越えると、連続コーナーが嫌を言うほど続くギャロップシケインに。



このコースの最大のヤマ、スロープからの180度コーナー、そしてダブルターフ。


スロープを下ると今度はうねるようなギャロップスラローム、ドラゴンバックが変則的に登場するロデオドライブ。
暴れ馬のように上下左右にマシンを揺さぶってきます。


最大の難所はココ、ダブルターフ。
その名前に騙されてはいけません。
ただの二連続芝セクションではなく、よく見ると最初の芝にコブが!?

ここからは各セクションをじっくりと見ていきましょう。


まずはスーパーロングストレート。
スタート位置を含めて6本のストレートが連なっており、スピードバトルを味わえます。


R2100コーナー。
トップスピードに乗ったまま一気に駆け抜けます。
セッティングの差が大きいためか、スタートからここに突入する頃にはすでに1レーンほど差がついているレースも一次予選では多々あり。


レーンチェンジはノーマルタイプ。
スーパーロングストレートからR2100でここへ入るため、コースアウトするマシンも結構見かけました。


ギャロップシケイン。
3連続の180度ターンはマシンを右に左に大きく揺さぶってきます。
ローラーセッティングが難しいですね。


90度コーナーの直後にスロープ。
ストレート1個の後、180度コーナー。
1つ1つはまったく脅威ではありませんが、この連携は非常に危険です。
スロープで浮いたマシンがそのままコースアウトしたり、着地してバランスを崩したマシンがコーナーの餌食になるパターンも多く見かけました。


特に5コース(白)はインコースなのでコーナーがきつく、コースアウト率も高し。



180度ターンして、二連続芝セクション「ダブルターフ」がやってきます。
これがただの芝であれば何の問題もないのですが…。



よく見ると嬉しくない突起が。
芝の下にウォッシュボードストレートが隠れているようなイメージですね。
その脅威はウォッシュボードの比ではなく、ジャンプも芝、着地も芝となっているため、スピードを殺さず、どう駆け抜けて、安全に着地するかを考えるのが非常に難しいです。




進行方向から。
よく見ると芝が若干削れています。
これがまた難易度をあげており、スロープのように単純に車高を落としたり、ブレーキをつけるセッティングの邪魔をしてくれます。
ここでリヤが引っかかってマシンが転倒したり、ジャンプ後につんのめったりと…。


さらにダブルターフ直後の90度コーナー、そして下りスロープ。
上りスロープから続く悪夢のようなレイアウトは、一昨年のジャパンカップのナイアガラVer.1、昨年のミニ四駆GPの気まぐれウォッシュボードと並ぶほどのコースアウト率でした。


最大のデンジャラスポイントは過ぎたといえど、まだ終わりではありません。
休むまもなく、6連続90度ターンのギャロップスラローム。
スライドダンパーを装着したマシンがスイスイ走って行くのを見ると気持ちがよいですね。


このコース最後の山場、ロデオドライブがやってきます。


1つ目のドラゴンバック。


ストレート1本、直後に90度コーナー。


そしてもう一つドラゴンバックでロデオドライブの完成です。
単純なドラゴンバックの連続であればそれほど苦戦することもありませんが、間にコーナーが入ると威力が数倍にも増してきます。
特に1つ目のドラゴンバックとその直後のコーナーは厳しいです。

スロープ、ダブルターフ、そしてロデオドライブ。
いかにこの暴れ馬コースから振り落とされないようにするか。
スピードを落とせば完走できるが勝てない、スピードを上げればコースアウトの危険性が上がる。
完走するだけならそうでもありませんが、そのバランスが非常に調整が難しいコースだという印象でした。

●オープンコース


エントリーシール配布終了の後、オープンコースが設置されました。
市販のミニ四駆5レーンサーキットを凸状に組み合わせたレイアウト。
誰でも自由に走らせてOKです。

●販売コーナー


9時〜9時15分ごろに販売が開始。
レジは現金専用が1つ、現金だけでなくクレカや電子マネーが使えるレジが2つ用意され、かなりスムーズでした。




本日の限定キットたち。
左から
エアロマンタレイ ゴールドメッキ仕様
エアロサンダーショット シルバーメッキ仕様
エアロマンタレイ ブラックメッキ仕様


そしてエアロサンダーショットレッドメッキ仕様も並んでいるはずでしたが、早々に売り切れたようです。無念…。


先行販売の低摩擦フロントアンダーガード(ブラック)。
4月12日発売予定。増税前に買えるのは嬉しいですね。
税込み378円。


同じく4月12日発売予定のガンメタル アジャストマスダンパー (2.5g×6個)。
税込み483円。
先行販売の両パーツは11時20分には売り切れてしまったようです。


その他の販売品。
フレイムアスチュートも人気でしたが、会場ではフェスタジョーヌを持つレーサーを多く見かけました。今日だけで30台近くみたかも。
人気が高いキットとは聞いていましたが、これほどまでとは思いませんでした。


MAシャーシ ファーストトライパーツセット。
3月22日発売。945円。 


HG 13・19mmローラー用 カーボンマルチ補強プレート (2mm赤ラメ)。
3月8日発売。1008円。


パワーチャンプGT 12本セット。
1365円。
通常品2本×6個より399円お得!お買得品です!!


タミヤTシャツ。
イラストは鬼龍院翔さんですね。特徴掴んでいます!


販売コーナーにはTMFLのステッカーが。
ご自由にお取りください(^^)。
シールは1枚だけだよ



遠慮無くいただきました。
オシカさんからいただいたものとあわせて、今日だけで2枚。
本当にありがとうございます!!

そして、林健太郎先生からいただいたチラシはこちら。


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