ミニ四駆GP2014SPRING東京大会レポート


2014年4月27日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された、ミニ四駆グランプリ2014SPRING東京大会に参加してきました。
今年の品川での大会は今回で3回目。
前回、前々回は肌寒かったですが、今回は暖かくて過ごしやすいお天気でした。


コースは今回も二面運用。
定員1700名でしたが、10時前の時点で定員に到達。
厳しいと判断したのか、枠を大きく拡張して対応したそうです。

ちなみに、自分は8時20分ごろに並んだのですが、すでに長蛇の列。エントリーシールをもらえたのは 9時10分〜15分ごろで、番号は約1250番でした。
もしジャパンカップも定員が1700名だったら、同じ時間に行っていたのでは間に合わないかもしれませんね…。



※画像をクリックすると拡大します。

   →裏面はこちら。

表紙はファントムブレードブラックスペシャル。
SPRINGは4月6日大阪、本日の東京、5月4日愛媛、5月6日鈴鹿、そして追加開催の6月8日福山で開催です。

【タイムスケジュール】
  8:15 受付開始
  9:20 競技説明
  9:30 オープニング
  9:40 一次予選 オープン&チャンピオンズ、ジュニア(午前)、ファミリー(午前)
 12:00 お昼休み
 12:30 一次予選 オープン&チャンピオンズ、ジュニア(午後)、ファミリー(午後)
 13:30 コンクールデレガンス(二次予選同時進行)
 14:50 二次予選 オープンクラス、ジュニアクラス
 15:00 お楽しみ抽選発表
 15:50 決勝戦 オープンクラス&ジュニアクラス
 16:40 表彰式
 17:00 終了
※一次予選の出場回数はオープンクラスは午前か午後1回、ジュニアクラスは午前、午後の計2回。

●メインコース


今回のコースは「ステップサーキット2014」。
全長187mと近年では短い方ですが、その道のりは決して楽ではありません。


コースの約半分が中空に設定されており、次々とやってくるアップダウンがマシンを苦しめます。
単純なアップダウンではなく、小ジャンプ、アイガー、レーンチェンジと組み合わさっているのも難易度が高いです。


この高低差である。

それでは各セクションを見て行きましょう。


スタートスロープからストレート4本。


直後に90度コーナー。
立体交差をくぐります。


S字コーナーに突入。
マシンが左右に揺さぶられます。


別方向から。


S字から一息つくまもなく、スロープ上り。
ストレートスロープではなく、通常のなめらかなスロープです。


スロープ上りから、ストレート、コーナー、ストレート、コーナーの空中回廊。
各セクションが単発で繰り出されます。


ここから中盤戦。
今回の難関の1つ「スプリングステップ」がやってきます。


小ジャンプストレートから下りスロープ。
ここでコースアウトするマシンはあまり見かけなかったと思いますが、着地にバランスを崩しつつスピードが出る危険もあるので油断なりません。


横から。


前から。
芝の芽が浅いので、難易度はそれほどでもありません。


問題はここから。
スロープでスピードが乗った状態で、直後のアイガーに突入します。


アイガーは角度が急な坂なので、減速なしで走りきってしまうとカタパルトのようにマシンが飛びます。
その後のストレートは1本しかないので、スピードの出しすぎには注意。
下りスロープで加速、そのままアイガーを突破、コース外までジャンプを決めたりしないようにしましょう…。


コーナーを曲がるとグライドロード。
タミヤのサイトには「グライダーが滑走するかのように」と説明書きがありますが、何の変哲もないストレートです。
ステップサーキットをベースにしたジャパンカップのスーパーグライドサーキットでは、ここがスーパーグライドバンク30に。30度斜めになりながら駆け抜けることになります。


グライドロードを抜けると、本日の最難関「ダウンステップ」が姿を現します。
小ジャンプ、下りアイガーのコンビは見ただけでも背筋が寒くなります。


特にアイガー下りはスピードが出れば出るほどマシンが跳躍します。


イメージ的には小型のナイアガラのよう。


その先のレーンチェンジにいかに安全に着地し、コースに入り込むかが非常に難しい。
特に5コースは着地点がレーンチェンジなので、高いバランスと安定性が求められます。
ジャパンカップではこの位置にフジヤマチェンジャーが配置されるので、直前の30度下り、アイガー下りとの組み合わせもあって、さらに厳しく苦しいレースになりそう。


こんな感じでマシンが跳びます。
軽いステップではなく、ホップ・ステップ・ジャンプ!


バランスを崩してアイガーをおりたり、着地に失敗するとフェンスに当たります。
運良くコースに復帰できるか!?


レーンチェンジを越えれば後は怖いものはない。


ゴールが見えてきました。あと一息。


R2100コーナー。

 
そしてデジタルS字を抜けて、ラップ。

次から次へと迫り来るアップダウンに、距離の短さを感じさせない濃密なコースでした。
ジャパンカップの前哨戦といった感じのレイアウト。
一次予選を見ていた感じでは、見事にクリア出来たマシンとそうでないマシンの差が大きく分かれていた印象を受けました。
特に難関のダウンステップからのレーンチェンジ、スロープやアイガーの上り方、着地の仕方が勝負を分けた感じです。
これよりもさらに難易度が高いジャパンカップ、どこまでスピードをあげつつ完走を目指すか。
ヘルクライムやナイアガラはありませんが、今日のレースを見てしまうと、それ以上に頭を悩ませることになりそうです。
ギヤ比落とそうかな…。

●販売コーナー


今回は特筆すべき販売品はなし。
先行販売はなく、限定も何度となく販売されてきたエアロサンダーショットシルバーメッキ仕様なので、特に長蛇の列が出来ることはありませんでした。
しかし、午後になっても列がなくなることはなく、パーツ類の補充をされる方が多かったようです。


限定販売のエアロサンダーショット シルバーメッキ仕様。
1296円(税込み)。


その他の主な販売品たち。


タイヤストックケースセット 2014年モデル。


サンダーショットMk.II クリヤーボディセットII。


アバンテMk.IIIアズール クリヤーボディセットII。


ネオファルコン クリヤーボディセットII 。
マンタレイMk.IIは見当たらず。

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