ミニ四駆GP2017 NEW YEAR 東京大会レポート

2017年1月29日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された、ミニ四駆グランプリ2017 ニューイヤー東京大会に行ってきました。
関東では今年最初の公式レースということもあってか、昨年末のオータムよりも多くのレーサーが来場していた印象です。

日差しが暖かく、真冬にしては過ごしやすかったですが、さすがに日陰に入ると寒かったですね。
とはいえ、天候に恵まれて良かったです。


いつもの階段付近からオーバルガーデンを眺める。
この写真は午後レース開始直後に撮影。


こちらは午前一次予選中の様子。
写真手前の右がAコース、左がBコース、奥がCコース。
AとBが終日オープンクラス、Cコースはジュニア&ファミリーが午前中、午後はオープンで使用されました。
司会進行はMCガッツ、櫻井なるさん、MC GUY、MCウッツ。


総合テントではスタッフがレーサーたちをしっかりとサポート。
自分のマシンが車検に通ってレースに出場できるかチェックしてくれるだけでなく、わからないことがあったら親切に答えてくれます。
 

今回もTAMIYA PASSPORTあるいはフォームからの事前応募制。
当選した方は、1階ジュネーブ広場でチェックインの手続きをし、エントリーシールをもらいます。


※クリックすると拡大します。


参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュール、販売コーナーなどの情報が記載されています。
 →裏面はこちら

タイムスケジュールは以下の通り。

08:40〜 オープニング
09:00〜 予選(オープン、ジュニア、ファミリー)
10:45〜11:00 コンクールデレガンス配布
11:00〜11:00 お楽しみ抽選発表
11:30〜12:10 お昼休み
12:20〜 予選(オープン)
12:45〜13:20 お楽しみ抽選発表
13:20〜 コンクールデレガンス発表
14:00〜 二次予選
15:00〜 決勝
16:00〜 表彰式

午前中はちょい押したようですが、概ねオンスケ。
オータムのときと同様、午後一は車検列が空く傾向があるためか、呼び出しが次々と来ます。
今後のイベントにおきましても、午後出走の方は早めの準備を心がけましょう。


エントリーシールといっしょにもらえる、ニューイヤーのスペシャルステッカー。
カッコイイ!

●コース紹介




ニューイヤーの公式コース「2017ビギニングサーキット」。
飛ぶ鳥をイメージしたレイアウトだそうで、コースの全長は167m。
狙ったのかどうかわかりませんが、オータムのステップバーニングサーキット2016と同じです。


いきなり登場するのは、ビギニングバンプという名のドラゴンバック。
開幕直後の配置は珍しいですね。
180度ターンして、Kekekok Korner(CornerではなくKorner)、またも180度。


スピードを維持したまま、スロープによる立体交差のLow Mountain。
坂がゆるいので、スピードに乗ったまま一気に飛び越してしまいそうです。


レーンチェンジはオータムと同じ、ライジングチェンジャー60°。
そして、最後にやってくる2017年新セクション「バウンシングストレート(A/B)」。


注目ポイントは、このバウンシングストレート(A/B)。
当日現地で発表されたこの新セクションの正体は、短距離のアップダウンが詰められたストレートでした。
詳細は後述。


それでは、各セクションを見ていきましょう。


まずはスタートスロープ。
特筆すべき点はありませんね。
シグナルをしっかりと見て、最高のスタートを決めちゃいましょう!


いきなりやってくるのは、ビギニングバンプ。
まごうことなくドラゴンバックです。


着地はストレート2本。
それほどキツい配置ではありませんが、今回のコースでは一番コースアウトが多かったポイントです。



180度コーナー。
ターンして、ストレート2本。




Kokekok korner(コケコッココーナー)。
今年の干支である酉年にちなんだとのことで、ちょうど羽のあたりを再現しているようです。



180。
一見するとただのヘアピンですが、やっぱりただのヘアピン。
Kokekokからスピードを落とさずに曲がり切って、次のセクションへ突入したい。



Low Mountain。
スロープ上り、ストレート2本、スロープ下りで構成されるテーブルトップ。


アイガーのような急斜はないので、スピードが出た状態で入ります。
着地ポイントとバランスが重要と思ったのですが、ここでカタパルトのように勢い良くコース外に消えるマシンはほとんどいませんでした。


下りスロープでしっかりと下山。
着地はストレート1本、その後は90度コーナーが続きますが、ここもあまりコースアウトするマシンはおらず。



レーンチェンジはオータムでも使われた、ライジングチェンジャー60。
60度のバンクタイプですが、上りきれずに止まるマシンはほとんど無し。
今回のコースはブレーキの位置を厳しくする必要もないため、今までよりも警戒しなくてよさそう。


バウンシングストレート(A/B)。
路面がギザギザになっており、上に下に短いアップダウンがきて上下に激しく揺さぶられます。
非対称になっており、進行方向からA→Bが上り、下り、上りの順。下り、上り、下りの順がB→A。
会場によって向きがかわっており、今回の東京大会ではB→Aでした。


文字で書いてもよく伝えられないので、写真をご覧ください。
進行方向は左から右です。
一旦、下ってからすぐに上り、ゆるやかに下りといった感じです。
真ん中の坂がキツいので、A→Bよりもマシンが跳ねやすくなっています。


正面から。


ちょい上から。



ブレーキをつけてもほとんど路面に擦らないので、スピードが速いマシン、特に大径マシンは跳びやすいです。
あからさまな危険ポイントではありませんが、油断を出来るポイントではないことは確か。
手が込んだセクションなので、SPRING以降も登場するかもしれませんね。

といった感じでメインコースの紹介でした。
超トリッキーなセクションが無かったためか、今までよりもコースアウトが少なかったです。
「今までよりも」ですので、それなりにコースアウトはあり、スピードをどれだけ出せるかとの駆け引きが難しかったと思います。
勝ち上がるマシンたちのスピードがかなり速く、勝つことの難しさが伝わってきました。


エスカレーター横に設置された練習用のオープンコース。
ストレートが一本も無い!

●販売コーナー


今日は整理券がなく入れました。
今回も特別限定的なモノはなく、おなじみのマシン、パーツが並んでいました。


お前の顔も見飽きたぜ!


ウチでも何度かオススメした、タミヤ ネックストラップ(大判カードケース付)。
価格は高いですが、一つでも持っておけばエントリーシールをなくす心配がなくなるので、カーボンプレートの分をこちらに投資してみては。

●その他


会場の至る所に掲示されていた「電池を温める行為は禁止。」
会場でもカイロが販売されていましたが、それで電池を温めると危険だよという警告です。
また爆発させるようなことが無いよう、ルールを守って楽しくレースに参加したいですね。

手で温める分には大丈夫です…たぶん。


お楽しみ抽選会の景品たち。

ラインナップは以下。

・ミニ四駆キャリーピット
・アスチュート ボディ(レッドメッキ)
・シューティングスター(MS)(ゴールドメッキ)
・トムゴディスペシャル ボディ(イエロー)
・ドライバー人形
・シャフトストッパー
・FRP マルチ補強プレート(ナチュラル)
・ポールキャップ(パープル)
・ポールキャップ(ブルー)
・ポールキャップ(レッド)
・メッシュ(ホワイト)
・ラジ四駆ナット止めホイール
・小径ローハイトホイール(ガンメタ)
・小径ホイール(グリーン)
・大径ナローホイール(ブルーメッキ)
・大径ホイール(イエロー)
・大径ワンウェイホイール(ブルー)
・小径ローハイトタイヤ(ブルー)
・大径バレルタイヤ(イエロー)
・ラリーブロックタイヤ(金ラメ)

レポートは以上です。
参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、撮影時に気を遣って移動してくれた方、ありがとうございました!
 


以下、個人的な感想など。

冒頭の書き出しでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、今回は「行ってきました。」
といっても、今回は抽選に外れたので特に書くべきことはありません。
レースに出たカトリ氏の応援で会場に行ったのですが、出場できるレーサーたちがうらやましかったです。

当日抽選枠みたいのがあったらいいなぁと思いながら、それを実現するアイディアを妄想してみました。
TAMIYA PASSPORTをさらに拡張して、落選者用のチェックインを用意してそれで当日抽選をやり、
午後の最後に出走するとか、販売コーナーで1000円以上購入すると抽選券をもらえるとか、
ただ、運営側に大きな負担がかかりますし、そもそも出場者が多くて運営がキツいから人数制限をしているわけで、
やっぱり厳しいよなぁ…。

次は当たることを祈ろう。

スペシャルサンクス
カトリさんから参加ガイドの提供、ステッカーの撮影許可をいただきました。
ありがとうございました!

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