ミニ四駆グランプリ2018 ウインター東京大会Dレポート

2018年11月10日に品川シーサイドフォレストで開催された、ミニ四駆グランプリ2018 ウインター 東京大会Dに参加してきました。
ジャパンカップでは何かと天候に恵まれないことが多かったですが、この日は11月にしては暖かく過ごしやすいお天気でした。

翌日の東京大会とあわせて関東では今年最後の公式レースでしたが、ジャパンカップ後の大会であり今日はD大会ということもあるので、心なしか来場者は少なかったように感じました。


イベント開始前の様子。


チェックイン受付はいつもより早い11時15分。
トランスポーターがおでむかえです。


エントリーシールとともにもらえる参加ガイド、記念ステッカー、ボディ。
ボディはバンキッシュのゴールドメッキでした。
ちなみに、今回もオープンは参加費有料で500円です。
 

●参加ガイド


※画像をクリックすると拡大します。


参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュール、販売コーナーなどの情報が記載されています。
下部には今大会のコースとレイアウト。
  →裏面はこちら。

【タイムスケジュール】
  12:00〜 オープニング
  12:20〜 予選(オープン)
  13:15〜  お楽しみ抽選会発表
  14:50〜 二次予選
  15:30〜 決勝
  16:20〜 表彰式

レースの完走率がかなり低かったこともあってか、二次予選以降、大幅に前倒して行われました。

●コース


公式コース「クラシックサーキットタイプ2 2018
コース全長は約184m。
1988年の第1回を模したクラシックサーキットに続き、1989年に開催された第2回ジャパンカップの「ウルトラダッシュサーキット1989」を模したコースレイアウト。
しかし、その中身は当時とは比較にならない戦慄のセクションが並びます。


コースは同一レイアウトのものが2面。
MC陣はMCガッツ、櫻井なるさん、MC GUYでした。










難関のトリプルバウンシングストレート。
東京大会Dと東京大会で組み合わせが変わるそうです。


もう一つの難関、ジャパンカップ2016でもレーサーを苦しめたアイガースロープEvo.とアイガーステップ。
奥に見えるクライムチェンジャーと比較すると標高は低いですが、その分スピードが落ちないため、
いかに飛翔しないで上り、安全に着地できるかが難しいです。


それでは、各セクションを見ていきましょう。


スタート後は超ロングストレート2018。
ストレートを一気に駆け抜けていきたいですが、ここでぶっちぎると、もしかしてスピード設定を間違えたのではと焦ります。


スタートスロープを含めてストレート5.5本。


その後、90度コーナー。


ジャパンカップ2017の一発芸と思われたルーズロードが。
しかも連結された2連ルーズロードに。
当時はウォッシュボードがフェンスに貼られていましたが、設置されません。


逆方向から。
ジャパンカップ2017ではコース中央あたりにあったので、なかなか間近で見られなかったのですが、
今回は外側なので走行中の様子もしっかり見ることができました。
通常のストレートとは違い、マシンがフェンスにそって外に膨らみながら走るのは不思議な感覚で面白いです。


3連バウンシングストレート。
今回の難所の一つです。
この日の組み合わせはBAABBA。(東京大会はBABAABだったようです)
ちなみに、1989ではこの位置には3連ドラゴンバックがいました。


逆方向から。


特に最後のBAがエグい。
直後がゼロ距離でコーナーなので、ここでカタパルトのごとく吹っ飛ぶマシンが多数でした。
トレッサ横浜のときも痛感しましたが、向き一つで難易度が大幅に変わる恐ろしいセクションです。


バウンシング後の90度から下をくぐって。


レーンチェンジャーはクライムチェンジャー。
ジャパンカップ2017で初登場して以来の登場です。
通常は1台のマシンがバンク走行し、他4台はフラット走行ですが、このチェンジャーは4台がバンクします。


約50°のバンク。


そして今回の最大の見どころ。
ジャパンカップ2016でもレーサーを苦しめたアイガースロープEvo.とアイガーステップが現れます。
当時は「ジ・アルプス」と呼ばれていた組み合わせのセクションです。







上りのアイガースロープ Evo.。
高さ470mmまでの勾配をあがります。


下りのアイガーステップ。
段差がついた下りのスロープ。


斜面がほどよく急になっており、カタパルトのようにマシンが飛びます。
先ほどのバウンシング攻略とあわせ、ブレーキを底面にベタで貼っているマシンのほうが完走していた印象。


手前のクライムチェンジャーからすぐに入ることになります。


段差がついた下り坂のアイガーステップ。









嫌らしいのはアイガーの後。
ストレートが1/2〜1/3しかなく、着地に非常に苦しみました。
見た感じのコースアウト率は、バウンシングが最多、その次にこのアイガーからの着地でした。


最終セクションはフラットなコーナーが続くダッシュターン。
このあたりは特に難しいことはありません。


ダッシュターン全景。

かなりの障害物走といった感じで、多くの方がアップダウン、段差を意識したセッティングをされていました。
あえてモーターを落としたりした方もいらっしゃったようです。
販売コーナーでもブレーキスポンジが多く売れたとか…。

どんな感じだったかは、第1レースを撮影しましたのでご覧いただければと思います。

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メインコースとは別に、ジャパンカップジュニアサーキットを使ったフリーサーキットが設置。
誰でも自由に走行可能ですが、節度を持って使わせてもらいましょう。

●販売コーナー


マシンやパーツが並ぶ販売コーナーです。
会場限定製品もありますので、イベントに参加された際はぜひ。


ジャパンカップ限定キット各種。
・アバンテ Mk.III ジャパンカップ 2015 リミテッド
・トライゲイル ジャパンカップ2017
・アビリスタ ジャパンカップ 2018 (MAシャーシ)
・ダッシュ1号 皇帝(エンペラー) メモリアル(MSシャーシ) -ジャパンカップ開催30年記念-


「今後二度と生産されない限定品です」


なんか列がざわついているなと思ったら、ハイパーダッシュモーターPRO J-CUP2016と、ハイパーダッシュ3モーター J-CUP2016が。
個数制限が無かったためか、なかなかの勢いて売れていました。


新製品たち。
・ミニ四駆カーボン強化ホイールセット (ローハイト)
・スリムマスダンパーセット(シルバー)
・HG カーボンマルチワイドリヤステー (1.5mm)


人気のHG カーボンマルチワイドリヤステー (1.5mm) が再販。
若干形状は違いますが、ジャパンカップでの限定パーツとしても販売されていましたが、
気軽かつ手軽に使える状態で販売されてくれるのは嬉しいですね。


ミニ四駆ジャパンカップ2018 記念カンバッチセット。


といったところで、今回のレポートは以上です。
読んでいただきありがとうございました。
また、参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、Twitter等でリツイートやコメントを下さった皆様、現地での撮影時に気を遣って移動してくれた方々、ありがとうございました!

※腸炎になってレポートをアップするのが遅れてしまいました…。

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