ミニ四駆グランプリ2019スプリング東京大会2Dレポート

2019年4月20日に品川シーサイドフォレストで開催された、ミニ四駆グランプリ2019スプリング東京大会2Dに参加してきました。
東京でのスプリングは4回(東京大会1D、1、2D、2)行われますが、私は今回が初参加となります。
久しぶりの公式大会ですが、おなじみの会場なので安心して参加できました。


会場にはチェックイン開始の11時30分に間に合うよう、11時前に到着。
天気がよいうえに、気温は暑くも寒くも無く。非常にすごしやすいコンディションでした。


TAMIYA PASSPORTでサクッとチェックイン。
参加費の500円を支払い、スペシャルボディをいただきました。
今回はバンキッシュのゴールドメッキボディです。


エンブレムステッカー。
以前、Twitterで公開された令和が入ったものではありませんでした。
そういえば、今回は平成最後の東京大会ですね。
(厳密には翌日の東京大会2ですが…)

●参加ガイド


※画像をクリックすると拡大します。


参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュール、販売コーナーなどの情報が記載されています。
下部には今大会のコースとレイアウト。
  →裏面はこちら。

【タイムスケジュール】
  12:30〜 オープニング
  12:50〜 予選(オープン)
  13:30〜  お楽しみ抽選会発表
  14:50〜 二次予選
  15:20〜 決勝
  16:00〜 表彰式

レースの展開が早く、二次予選は20分ほど前倒しで行われました。
スムーズな運営、流石です。

●コース紹介


雨の心配がまったくないので、オーバルガーデン地下1階にメインコースが設置されました。
写真左側のコースがAコース、右がBコース。同一レイアウトです。
奥が車検場、写真外ですが、右に本部テントがあります。


Aコース。
いきなり!ステーキ、プロントなどがある側です。
実況&司会進行はMCガッツと櫻井なるさん。
決勝レースはこちらで行われました。


Bコース。
イタリアン・トマト、バーガーキングがある方です。
車検場にてABどちらのコースを走るか振り分けられますが、Aとレイアウトは同じなのでご安心を。
実況はMC GUY。


それでは、本日のコース「ステップサーキット2019」を見ていきましょう。
全長約213m。前年のスプリングのコースであるステップサーキット2018と同じ全長です。


別アングルから。
「サクラロード」「Carp Streamer」「KOI JUMP」など、季節感あふれるセクション名と、春の嵐のようなセクションが目まぐるしく襲ってきます。


スタート直後には新セクションの「サクラロード」。
ピンク色が目の前に広がり、激しい戦いが始まる前のレーサーの心を癒やしてくれます。


もう一つの新セクション「デジタルドラゴンバック」。
ドラゴンバックのデジタル版のような名前ですが、実際はスロープとテーブルトップを濃縮した感じです。
余談ですが、レイアウト発表時の記事で「ジャパンカップでも登場しそう」と書きましたが、その予想が当たりました。


レーンチェンジはライジングチェンジャー60。
奥のグライドバンク30とともに、小ジャンプが多いこのコースの中でも起伏の激しいセクションです。

それでは、各セクションを見ていきましょう。


スタートスロープ。
いつものとおりですが、目の前に広がる風景のおかげで楽しい気分になります。
ちなみに、写真はデモ走行時のMC GUY氏。
マシンはロードガイルでした。


サクラロード。
「これまでにないテクスチャー感をもつ路面」が貼られたストレートが3本。


逆方向から。


ホームセンターなどで売っているタイルカーペットのような素材に見えます。
タイヤが滑りやすくなっているようで、マシンが通るとサーッという音が聞こえました。
ハードタイヤを履いた私のマシンは、ここで大きく減速して泣きそうに…。


グライドバンク30。
30°の傾斜がついたバンクです。
特にコースアウトの危険はありませんが、サクラロードで加速に乗れないと、この坂がなかなかしんどい。


路面は透明のアクリルなので、今日のように天気が良いと、下のコースへキレイに映ります。


グライドバンク30下り側。


降りてすぐにS字カーブ。
スピードに乗るので、しっかりと曲がっていきたい。


Carp Streamer、訳して鯉のぼり。
こどもの日をフィーチャーした複合セクション。
上りスロープ、ストレート、180度コーナー、ストレート、KOI JUMPことドラゴンバック、短ストレート、下りスロープの組み合わせ。


滝に見立てた上りスロープからストレート。
ストレートが長いので、着地も安全です。


ぐるっと180度回って。


ストレートからのKOI JUMPことドラゴンバック。
はねろ!コイキング


ドラゴンバックで跳ねた後は、直後のストレート後半、下りスロープ、スロープ後のストレートのどこで着地するか、マシンによって様々で面白いです。
コースアウトが最も多かったのもこのセクションでもありました。
しっかりと姿勢を保って着地したいですね。


Carp Streamerを振り返る。


スロープからの着地で安心したところで、やってくるのはライジングチェンジャー60。
早めに着地して一気に加速すべし。


60°の大型バンクチェンジャー。
KOI JUMPや後に紹介するデジタルドラゴンバックを警戒してかブレーキを低めに装着したマシンが、ここで登りきれずに力尽きるといった感じのシーンを何度か見ました。
各々のジャンプセクションをいかに安全に突破できるか、ブレーキセッティングをどうするかのバランスが難しい。


レーンチェンジ以外のレーンは、平面でターンします。


またも180度コーナー。
ライジングチェンジャー60からのコーナーはかなりスピードに乗った状態で、一番厳しいインコースなので、
横Gで横転する危険があります。


曲がって曲がって


グライドバンク30の下を通過。


バンクの下を抜けると、今コースの目玉がやってきます。


デジタルゾーン。
デジタルカーブとデジタルドラゴンバック×2、デジタルカーブが組み合わさった、カクカクデジタルづくしセクションです。


特にこの2連続のデジタルドラゴンバックが曲者。
短い上りスロープとストレート、短い下りストレートがストレート1本分に凝縮されたセクションです。


挙動としては、マシンが小さく跳ね、着地、すぐに下り、またマシンが跳ねるといった感じで、バウンシングストレートA/Bに近い動きをします。
ドラゴンバックのように大きく飛ばないので、危険度は低そうですが、これが連続していることによって、
着地のポイントや姿勢をミスってしまうと、バランスを大きく崩してたちまちコースアウトや転倒の危険が高まります。
2つ目のデジタルドラゴンバックでコースアウトするパターンが、KOI JUMPに続いて多かったです。


拡大。


正面から。


横から。


連結部。
やはりココが厳しい。


デジタルカーブを突破し、


ストレート、90度コーナーで終わり。

今回のコースもコースアウト率がなかなか高かったです。
5台でスタートして、1周終わった時点で残り2台といったレースも多かったです。
一方で、どのマシンもコースアウトせず、純粋なスピード勝負になっていたレースも。
完走すら難しいといったものではなく、色々な攻略法を施した特色のあるマシンが見られる、非常に面白いコース、レースでした。


メインコースとは別に、ジャパンカップジュニアサーキットを使ったフリーのオープンコースが設置。
誰でも自由に走行可能ですが、節度を持って使わせてもらいましょう。

●販売コーナー


マシン、パーツが並ぶ物販。
会場限定のアイテムも販売されています。


キーンホークJr. クリヤーパープルスペシャル、ナイトレージJr.クリヤーブルースペシャル。


アバンテJr.イエロースペシャル。


発売したばかりのパーツも。


サンダーショットクリヤーボディセット(ポリカ)が。


カスタマーサービスオリジナル商品の、スプリングセット(黒4個、銀4個)。
スライドダンパーに付属するスプリングの別売りです。
365円。


オリジナルグッズのアルミメンテナンストレイKTC。
京都の工具メーカーKTC製の本格的メンテナンストレイ。
1,814円(税込み)。

●その他


お楽しみ抽選会の結果。
フェスタジョーヌのブルーメッキボディほしい。


といったところで、今回のレポートは以上です。
読んでいただきありがとうございました。
また、参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、Twitter等でリツイートやコメントを下さった皆様、現地での撮影時に気を遣って移動してくれた方々、ありがとうございました!
 


以下、個人的な話。


超久しぶりに二次予選へ進出しました。
負ける悔しさがあるから、勝ったときの喜び、快感が大きいですよね。
ここ数年、負け癖がついていたのですが、やっと思い出しました。

レースはKOI JUMPで着地時にフェンスに激突してマシンが横転。
終わったと思いきや、斜めになりながらもコースに復帰してくれて、そのままなんとか完走。
コースの後半にデジタルドラゴンバックがあるのは緊張感マシマシ。


二次予選へ。
ここでもなかなか良い走りをしていましたが、惜しくもスピード負けで2着。
もちろん悔しいですが、一次予選を突破したことは、夏に向けてのモチベーションアップに大きな一歩となりました。

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