天橋立方面(その1)

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宮島、松島ときたら、日本三景を制覇しなければ。
謎の義務感にかられ、お休みを利用して天橋立へ行ってきました。

とにかく距離が長いので、6時前に出発。
体力が持つだろうか…。


いつも渋滞する横浜町田、海老名、厚木、秦野中井に引っかからず、快調に飛ばす。
時間が早いのが功を奏したかな。
新東名の駿河湾沼津まで最初の休憩を引っ張れた。


沼津、駿河湾方面。
まだ日があがりきっていないため、幻想的な風景が広がっていました。


朝食は酒井のそば。
正式名称は忘れちゃいましたが、桜えびとしらすが乗ったミニ駿河丼と、これまた桜えびとしらす、練り物、鰹節、わかめ、ネギが入った駿河湾そばのセット。


静岡を旅立ち、名古屋港を通過、東名阪の御在所SAで二回目の休憩。
あとからマップで確認したら、かなりの長距離走だったことがわかる。


三回目の休憩は京都縦貫自動車道の南丹PA。
ついに京都府に突入ですよ。
 



宮津天橋立ICでおり、正面に見えてきたミップルにて食事休憩。
宮津湾と、ようやく目的地の天橋立が見えてきました。


会場にはにっぽん丸という遊覧船。
こちらのサイトを見たところ、博多発で3泊4日、130,000円〜604,000円とのこと。
ブルジョアな人たちが乗るヤツや。


続いて、近くにある重要文化財「旧三上家住宅」へ。


住宅地に溶け込んでいるのでわかりづらかった…。


よく見れば周りの建物とは風貌が違いますし、このようになっているのでわかるのですが…。
さっそく中に入ると、他のお客さんはおらず。
閑静な住宅街ですし、少々気まずい。








酒造業、廻船業、糸問屋など幅広く商売をされていたそうです。
建物の中には酒造施設や、京都府指定名勝「三上家庭園」など、貴重で興味深い見所が数多くあります。

さて、天橋立へ向かいましょう。
駐車場は民間、市営問わず乱立しています。
もちろん、駐車料金もまちまち。
近いところはどこもあいていなかったので、奥にある市営の駐車場へ駐車しました。1日600円。


歩いていると踏切の音がしました。
どんな電車が来るのか気になって写真をパシャり。
あとで調べてみたら、北近畿タンゴ鉄道のタンゴディスカバリーという愛称の車両だそうです。
型式が「KTR8000形」だそうで、賊なあの方を思い出させます。


入ってすぐ見えるのは知恩寺。


途中にあるお店のもみじ。
色づいてきました。


橋を渡ろうとしたとき、係の方が停止。
ほどなくして、向こうから船がやってきました。


なんということでしょう!
橋が回転しました。これも匠の技でしょうか。


そして元通り。
…って、実は知っていました。
「廻旋橋」と言う、船が通るたびに90度旋回する珍しい橋です。
天橋立と文殊堂のある陸地をつなぐ橋で多い日には50回も回転するとか。


コントロールルームで回転させます。
大正12年に手動でまわる廻旋橋が完成しましたが、船の往来が多くなったことを受け、昭和35年5月から電動式になったそうです。


橋からの眺め。


天橋立へ上陸。
大量の松がお出迎えです。


島内の雰囲気。


水が透き通って見えます。

これだけキレイな島ですが、Wikipediaによると、砂州の侵食、松食い虫の大量発生、流木の漂着、カキ殻島の発生など、景観をめぐる様々な問題に悩まされているそうです。

その2に続く