プラモデル業界市場は縮小傾向、新規需要の開拓が課題

日刊工業新聞社で連載されている日本ものづくり紀行で、「プラモデル業界」市場は縮小傾向、新規需要の開拓が課題(静岡県)というレポートが掲載されました。
http://mono-ch.nikkan.co.jp/column/mono/1001/

タミヤやバンダイなど、国内のプラモデルメーカーが数多く立地し、国内出荷額の約80%を占める静岡。
2007年の出荷額は約88憶円という規模でしたが、プラモ愛好家の高年齢化、少子化や若者の趣味の多様化により、マーケットの裾野が萎んでいることが課題となっているそうです。

各メーカーも見過ごすわけではなく、様々な対策を講じていることに触れ、ホビーショーや痛車、ゲームやアニメの制作会社との連携から、等身大ガンダムまで色々と紹介されており、タミヤの取り組みについても好意的に紹介されています。

タミヤはラジコンや「ミニ四駆」のレースなど年間100回程度のイベントを全国各地で開いており、親子で参加できるプラモデル教室なども実施している。ミニ四駆は1980年代後半のブームの体験者が30代になっており、近年は子供と一緒に親子で熱中する例が増えている。そのため同社は従来設けていた年齢制限をミニ四駆レースでは撤廃。これによりブームが再燃しつつある。子供向け漫画雑誌などとのタイアップも強化しており、さらなる需要の拡大を目指している。

(原文のまま引用)

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