ミニ四駆オータムGP2010東京大会レポート


2010年11月7日に東京の品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催されたミニ四駆オータムGP2010東京大会に参加してきました。
11月ということもあって、日が差せば暖かかったものの、気温が低くそれなりに寒かったです。


レース開始直後の様子。
いつもより早めに到着したことと、会場が広いため、人が少ないように見えますが、最終的には480人前後が参加しました。
さすがにROXなどと比較すると少ないですが、十分な人数だと思います。

本日の司会進行は声優の櫻井那琉さん。
もう一名は熊谷さん…ではなく、ピンチヒッターでドクターが担当されました。
長年ミニ四駆に携わっているだけあって、さすがの実況でした。
ガッツや熊谷さんも良いですが、今後も定期的にやって頂けると長年からのファンにとって嬉しいサービスとなりますね。


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レース参加の手順。
タイムスケジュールは下記の通り。
  10:00〜12:00 オープンクラス、大径タイヤ限定クラス一次予選
  12:00〜13:00 練習走行
  13:00〜14:30 オープンクラス、ジュニアクラス一次予選
  14:30〜15:00 二次予選
  15:00〜15:30 コンクールデレガンス
  15:30〜16:00 決勝
  16:00〜16:30 お楽しみ抽選会

午前の一次予選終了後、再度一次予選に挑戦できる抽選会が行われました。


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いつもどおりなので割愛します。


レンタルマシンたち。
ジャスコの横の会場ということで、家族連れの方にマシンを持っていなくても参加できることをアピールしていました。
開始前にレンタルマシンを使ったデモ走行を行っていましたが、そのマシンですらコースアウトするという事態も。
そのコースは…


こちらです。
スタートは写真左奥。
コースの全長もあり、スロープやアイガーといった高低差のあるセクションが絡み合う、今年下期のトレンドを引き続けたレイアウトとなっています。

それでは、ここから一つ一つをじっくりと。


スタート地点。
ここは特に特筆すべき点は無し。


ちょっと引きで撮影。
スタートからストレートを挟んで手前の連続カーブへ突入し、その後のストレート2本、コーナー、スロープへと続きます。


スロープの正面から。
アイガーから登ったテーブルトップと交差しています。
いつもは下りと交わっていましたが、今回は上りとクロスしています。


反対側から。
下りとの組み合わせでは提灯のような改造をしていたマシンにとっては、上のコースにぶつかる危険がある恐怖の場所でしたが、今回はここでクラッシュするマシンは見かけず。


スロープを登ると芝セクションが。
直後はコーナー、下り、そして再び芝と続きます。


連続コーナーに差し掛かり…


そしてアイガーへ。


連続コーナーでマシンが揺さぶられ、スピードが落ちた直後ということもあってか、スピードオーバーで吹っ飛ぶマシンは過去と比べてかなり少なかったです。


アイガー上り、ストレート、コーナーと来て、アイガーを下ります。
今日のコースでもっともコースアウトが多かったのはこのポイント。
マシンが浮きやすく、安定性が求められる過酷なセクションです。


アイガーを過ぎるとあとはゴールに向かってひた走るのみ。


レーンチェンジはノーマルタイプ。
最近はバーニングブリッジがイベントに姿を見せず少し寂しいです。


ストレート2本、連続コーナー、ストレートとミニ四駆コースの王道の組み合わせが続きます。
純粋にマシンのスピードだけで勝負する、本コース最後の見せ場です。
 →別角度から


周回終了。
お疲れさまでした。

アイガーやスロープがあったにも関わらず、コースアウトするマシンが思ったよりも少なかった印象。
コースのレイアウトもあったと思いますが、スタッフの方がおっしゃる通り、レーサーのレベルが全体的に上がっているのでしょうか。
自分も色々勉強して、勝てるセッティングを見つけていかなければと、改めて身が引き締まる思いでした。


続いて販売コーナーの紹介です。
事前に予告がされなかった先行販売品が多数並びました。

まずは左に積んである「フルカウルミニ四駆 ファイターマグナムVFX ブラックメタリック仕様」。
こちらが本日の限定販売品です。
ブラックメッキボディ、メッキホイールの特別版。945円。

その横には先行販売のスーパーXXシャーシEvo.I(11月13日発売。5040円)、アバンテMk.IIIコンペティションパック(11月13日発売。2730円)が並んでいました。
先行販売品の詳細はホビーショーのレポートをご覧ください。


グレードアップパーツも予告なしの先行販売が行われました。
繰り返しになりますが、先行販売品の詳細はホビーショーのレポートをご覧ください。


本日の一番人気、ミニ四駆セッティングゲージ(ブルー)。
2010年11月13日発売。1260円。
最低地上高やタイヤ幅、径、全高などが測定できる便利なアイテムです。
今後別のカラーも発売されると思われますが、迷わず購入しました。


マンタレイMk.II ポリカボディ(バイオレットメッキ)。
2010年11月13日発売。525円。


ネオファルコン ポリカボディ(ブルーメッキ)。
2010年11月13日発売。525円。


ゴムリング付 2段アルミローラーセット(13-12mm)。
2010年11月13日発売。945円。


先行販売品と一緒に並んでいた大径ナローグラスファイバーホイール&バレルタイヤ(蛍光ピンク)。
9月に発売された製品です。
 →その他の販売品その1
 →その他の販売品その2
 →その他の販売品その3


イベントの模様はUstreamでインターネット生中継されました。
車検場の上に設置したカメラの映像をリアルタイムで配信。
イベントに来られない方も、インターネットで会場の様子を見ることが出来ます。

設置位置の関係から、コース上を走るマシンがあまりよく見られなかったようですが、個人がやると色々と問題があるイベントのリアルタイム配信を、イベント の主催者であるタミヤが積極的にやってくれるのは面白い試みだと思います。


「ただいまUSTREAMで、インターネット生中継をしています」という案内と、上の方にガムテープで張り付けられたカメラ。
固定方法は…まぁ、アレですが…。


カメラの裏側。
電源ケーブルが延びています。


下にはMacBookProが設置。
ちょっと画面を覗いたところ、Ustかカメラの映像が映し出されていました。
MagSafeの電源ケーブルのみしか接続されていないため、カメラとMacをインターネットに接続するのにWi-Fiルータのようなものを使用していると思われます。


プロが使うような機材ではなく「CEREVO CAM live!」という、カメラだけでライブ配信できるデジタルカメラです。
製品情報はこちら→http://cerevo.com/cam/
同社のサイトで19,999円という、比較的手頃な価格で売られています。
この「USTREAM中継機能」を使用して配信を していたようです。


オープンコース。
5レーンで、最近出番が少なくなったドラゴンバックが設置されています。


タミヤフェアの大きなポスター。
開催まで二週間を切りました。

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