ジャパンカップ2016東京大会1レポート

品川シーサイドに私が来た!
2016年6月19日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された、富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2016 東京大会1に参加してきました。


オープンクラスはSPRING東京大会2からはじまった、TAMIYA PASSPORTおよびWebでの事前申込制でしたが、
約3,300名が来場されたそうです。
自分が到着した9時前後には列がなく、待ち時間無しでエントリーシールを入手することができました。


エントリーシールと一緒にもらえたロゴステッカー。
オープンハウスではホログラムでしたが、今日はノーマルタイプ。


言うまでもなく今回も3面運用。
櫻井なるさん、MC GUY、そしてMCガッツが今回も登場です。
いつもどおり、写真手前左がAコース、右がBコース、奥がCコース。
ABがオープン、Cコースはジュニア&ファミリーが午前中、午後はオープンといういつもと同じ配置です。

今回はジャパンカップ2016の開幕戦。
開幕のセレモニー、このコースを使ったチャンピオンズたちによる試走式の後、レーススタートです。


スポンサーはおなじみ、富士通乾電池。
コースや会場の各所にボードが設置されていました。
今回は富士通乾電池製のバッテリーもレースで使用可能です。


こちらは新たにスポンサーへ名乗りを上げたニューエラ。
レースやコンデレの入賞者へプレゼントされるスペシャルグッズの提供も。
 

●参加ガイド

※画像をクリックすると拡大します。


参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュール、販売コーナーなどの情報が記載されています。

裏面はこちら。

●コース紹介


ジャパンカップ公式コース「ウルトラバーニングサーキット2016」。
本日、6月19日から10月にMEGA WEBで開催される決勝戦までの戦いの舞台。
様々な凶悪セクションが怒涛のように攻めてくる難コースです。



コース全景。
全長205mのロングコースに、例年以上の障害物競走なセクションが散りばめられました。


クイックターンからのグライドバンク45。


ダブルドラゴンからニューエラターン。


ジ・アルプス。



アルプスを降りての絶壁、バーティカルチェンジャー。
MC GUYの目線よりも高い。


ダブルドラゴンやジ・アルプスを警戒してブレーキを強めると、バーティカルチェンジャーを登り切れない。
過去のコースとは次元が違うアップダウンをいかに走行できるか、バランスが非常に難しいコースです。

それでは各セクションを見ていきましょう。


スタートスロープからストレート2本。
(2周目以後はストレート3本)


クイックターン
普通のバンクカーブ。
特に注意点はありませんが、ここでコースアウトしたマシンを数台見かけました。


グライドバンク45
昨年に引き続き登場。45度から斜めに走りますが、ここも特に問題無いでしょう。


クイックターンからグライドバンクまで連続しています。
このアップダウンはなかなか。


ダブルドラゴン
グライドバンク45の下りと直結した最初のドラゴンバックと、ストレート1本を挟んだもう一つのドラゴンバック。
安定してホップしていきたいですが、2つ目のドラゴンバック直後が非常に危険。
着地用のストレートが1本しかないので、コースアウトポイントになるかもしれません。



ニューエラターン
今回よりサポートに加わるニューエラの名を冠した180度コーナー。
普通のコーナーですが、ダブルドラゴンからの着地に失敗して看板にぶつかるマシンが多数。


ここから怒涛の後半戦へ。


ジ・アルプス
高さ470mmまでの勾配をあがる「アイガースロープ Evo.」と、ストレート1本。
段差がついた下りの「アイガーステップ」の組み合わせ。



アイガースロープEvo.。
斜面がほどよく急になっており、カタパルトのようにマシンが飛びます。
着地がストレート1本しかないのも厳しいですね。
ここを警戒してブレーキを強めると、後に来るバーティカルチェンジャーの餌食に…。




段差がついた下り坂のアイガーステップ。
本日のレースでもっとも多くのマシンを葬ってきたセクションです。(二番目はダブルドラゴン)

マシンが斜めに飛んだり、着地時に跳ねたり、アイガーEvo.から跳躍してバランスを崩して下りに突入したり…。
プラウドマウンテンほどではありませんが、真っ直ぐ飛ぶことと安定して着地することの難しさが伝わってきます。
なお、ほとんどのマシンが段差よりも先のスロープからストレートへ着地しており、ステップはほぼ意識しないでOKです。


アルプスを下山した後、180度ターン。
ここでやってくるのは…


バーティカルチェンジャー!!


バーティカルチェンジャー
高さ1700mm、約60度のそびえ立つ巨大レーンチェンジャー。
その佇まいはまさに直立不動。壁と言ってもよいでしょう。

5周に1回しか来ないので、マシンを止めた数で言うとジ・アルプスやダブルドラゴンの方が上ですが、
停車率で考えると間違いなく過去の大会を含めたセクションでトップクラス。
フジヤマチェンジャーに匹敵するほどです。
登り切るためのパワー、スピードが足りず、途中で力尽きてずるずると落ちていくマシンが多すぎて目に焼き付いています…。


横から。
上に反っているので、全長をギリギリまでのばしたマシンだと、路面にマシンが擦ってしまいます。
ブレーキの位置に気をつけるか、ノンブレで挑むか、難しいですね…。


上から。
上りきるためのスピードやパワーももちろんのこと、他セクションとのセッティングの兼ね合いが非常に難しい。


後ろから。
バーティカル以外は普通のコーナー。


登り始め。
路面に跡がついているのがわかるでしょうか。
多くのマシンが走行してついたものです。
ブレーキやプレートを低くすると、角度があがりはじめるあの部分に引っかかります。


頂上。
外側のフェンスにそってマシンが走行していきます。

そして、よく見ると、フェンスの内側(下側?)が上の方に反っています。
フェンスが垂直だとマシンが落下する危険があるためでしょうか。
この位置から落下してしまうと破損は免れないでしょうし…。
幸い、本日はここから落下したマシンは見かけませんでした。



富士通トリプルエス
バーティカル頂上から急降下で最高速のまま突入するのは、ジャパンカップではおなじみのスポンサーの名がついたS字の連続コーナー。
特にアヤシイ仕掛けはありません。


何度も申しますが、今回のジャパンカップも非常に難しいコースです。
多くマシンがダブルドラゴン、ジ・アルプスで消え、そこを通過してもバーティカルチェンジャーに阻まれるといった
レーサーたちに試練をつきつける無慈悲な展開に戦慄です…。
9時25分にジュニアの完走者が初めて出たという結果が物語るように、完走率は昨年よりも低いのではないでしょうか。
一周もたずに5台全車がコースアウトするレースも多々あり、
午前の序盤はスピードでの勝ち負けよりも、バーティカルチェンジャーを越えれば勝ちという雰囲気が漂っていました。

ただ、ジャパンカップではいつものこと。
ここからレーサーたちが知恵と工夫をこらし、回をおうごとに完走率とスピードレンジがあがっていくのでしょう。
みんなのレベルがあがる前に、何とか完走&一次予選突破を目指したい所存。


さて、ジャパンカップ東京大会1といえば、毎年のように天候に嫌われていますが、今年はなんとか曇り空ではありますが雨に降られず。
このまま終わってくれ…と祈っていたのですが、午後から雲行きが怪しくなり、夕方には雨が強くなってきました。
16時35分ごろに一時中断、コースにはブルーシートが被された状態に。
天候の回復が見込まれず中止になるかと思いきや、17時にコースの移設とレースの再開が発表されました。
17時50分ごろに販売コーナーの前、屋根があるあたりに移設および設置が完了し、18時ごろにレースが再開されました。

普通にコースを設置するだけでも大変なのに、1時間半でここまで出来るのはスゴいですね。
雨天中断からの再開は何度もあり、屋根のある場所での規模縮小開催もジャパンカップ2013東京大会2などで実績がありましたが、今回のようにコース移設での再開は記憶にありません。

この決断をされたのはドクターだそうです。
ドクターがスゴいのは言うまでもありませんが、それに応えたタミヤのスタッフたち、許容してくれたイオンの関係者。
イベントの終盤でのイベント継続やコース移設という判断には、色々な調整や手間があったと思います。
非常に頼もしい大英断だと感動するとともに、尊敬します。


●オープンコース


メインコースとは別に、ジャパンカップジュニアサーキットを使ったフリーサーキットが設置。
誰でも自由に走行可能ですが、節度を持って使わせてもらいましょう。

●販売コーナー


イベント会場特別商品たち。
ジャパンカップ2016の記念アイテムが!
Tシャツやタオルマフラーは一般販売されていますし、ロゴステッカーも次週には発売。
今日は足りないパーツの補充だけで良いかと油断していたら、カンバッチSなるものが!
4個セットではなく、各216円(税込)か。
よし、せっかくの記念だし全部買っちゃる!!

自分のエントリーシールではまだ販売コーナーに入れないので、時間が経ってから来よう。

そして11時15分ごろ。
そろそろ入れるかな。


あ…。

ジ、ジャパンカップはまだ始まったばかり。
チャンスはこれからもあるはずだ!


ジャパンカップ2016ロゴステッカーセット
一般販売は6月27日ごろ。


タミヤマグネットマーカー2個 赤/青
発売中。


タミヤマグネットマーカー2個 黄/白
発売中。


FDK アルカリ乾電池
発売中。


TAMIYA×JUN WATANABEのコラボグッズたち
発売中。


コロコロアニキ第5号
発売中。
第6号は7月15日発売。


昼前には売り切れてしまいましたが、爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!の初回限定特別付録セットが少量販売されていました。
こちらは単行本にセットのZウイングマグナム ゴールドメッキキット。


同じく特別ステッカー。


いつもの限定キット群。
・シャドウシャーク レッドメタリック
・フェスタジョーヌ ゴールドメタリック
・フレイムアスチュート レッドメタリック
・アビリスタ クリヤーパープルスペシャル
・スラッシュリーパー クリヤーオレンジスペシャル
・ブラストアロー クリヤーブルースペシャル


展示は左から、
・フレイムアスチュート レッドメタリック
・フェスタジョーヌ ゴールドメタリック
・シャドウシャーク レッドメタリック

●展示


2日前に展示することが発表された、「一番くじ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のバンプレストによる景品サンプル。
アニメ20周年記念だそうです。


一番くじ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!
・発売日:2016年8月13日(土)より順次発売予定
・価格:1回620円(税込)  
・取扱店:書店、ホビーショップ、ゲームセンターなど  


A賞 マグナムセイバービッグクッション


ラストワン賞 ソニックセイバービッグクッション


B賞 ビッグタオル


C賞 ディスプレイスタンド


D賞 代表チームクラフトマット


E賞 メモパッドINボックス


F賞 ミニケースストラップ


バッテリーがちょうど入るニクいサイズ!!

レポートは以上です。
参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、撮影時に気を遣って移動してくれた方、ありがとうございました!
 



以下、個人的な感想など。

キャッツアイで完走実績があったセッティングに余計な手を入れてしまったせいで、ジ・アルプスにて散ってしまいました…。
結果論ですが、なんであんなことをしてしまったのか、後悔の念に苛まれています。
あたしって、ほんとバカ。
東京大会2までかなり先なので、ミニ四駆ステーションのレースなどでこの悔しさを晴らしたい。
うぅ…。

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