ミニ四駆グランプリ2018 Spring 東京大会1レポート

2018年3月18日に品川シーサイドフォレストで開催された、ミニ四駆グランプリ2018 Spring 東京大会1に参加してきました。
週間予報では雨となっており、またか…とげんなりしていたのですが、日が進むに連れて予報もズレていき、見事に晴れてくれました。
気温も穏やかですごしやすい日でしたが、花粉がスゴい。
私のような花粉症野郎には厳しい1日でした。


ジュネーブ広場から。
10時までこの広場の一角でチェックイン、エントリーシールの配布が行われます。
京急線の青物横丁駅から会場に向かう場合はこちらから。


会場のオーバルガーデン。
りんかい線の品川シーサイド駅から来る場合はこちらから。
今日もたくさんのレーサーが来場されました。


コースは「ステップサーキット2018」。
今回も三面運用です。
メインMC陣はMCガッツ、櫻井なるさん、MC GUY、MCウッツの4名。
 

●参加ガイド
 


※画像をクリックすると拡大します。

参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュール、販売コーナーなどの情報が記載されています。
下部には今大会のコースとレイアウト。
  →裏面はこちら。

【タイムスケジュール】
    9:00〜 オープニング
    9:20〜 予選(オープン、ジュニア、ファミリー)
  10:00〜 コンクールデレガンス配布、出品
  11:00〜  お楽しみ抽選会発表
  11:50〜 お昼休み
  12:30〜 オープニング
  12:40〜 予選(オープン)
  13:00〜  お楽しみ抽選会発表
  13:30〜 コンクールデレガンス結果発表
  15:20〜 二次予選
  16:30〜 決勝
  17:30〜 表彰式

New Yearよりも開始、終了が遅いタイムスケジュールですね。
今回もローラー制限無し、マスダンパー取り付け位置制限無しの2018年特別ルールが適用されます。
現時点ではSpringまでと発表されていますが、ゴールデンウィークや夏の大会はどうなるでしょうか。


今回も参加賞としてステッカーがもらえました。
ホログラムタイプです。
ロゴにはバロンビエントと、2018の0にあしらわれた桜の花がカワイイ。

●コース紹介


冒頭で紹介した通り、メインコースは「ステップサーキット2018」。
ジャパンカップに向けてのステップという意味もあるそうで、たしかに、スプリングのコースをベースにしたレイアウトがジャパンカップで採用されることもあります。


1周約213mのロングコース。
昨年のジャパンカップ2017で使用されたグレートクロスサーキットよりも13mほど長いです。
スーパーデルタバンクが登場したジャパンカップ2013のスーパークライムサーキットとほぼ同じ。

スタートしてすぐに登場するのは「オジャガデザイン」の名を冠した『Ojaga Headz』ことドラゴンバックセクション。
ストレート1本の着地後、30度バンクのターンから始まり、180度が連続する『Breezing"S"』。
45度バンク、180度コーナー、20度バンクを経て、直角コーナーとストレートが入り交じる『SPRING Turbulence』。
そして注目の新レーンチェンジ『Vortex Changer』。
登り勾配にアプローチにはひねりが加わり、90°ターン、下りアプローチもまたひねり、グライドバンクの上を通過して降りる渦を巻くようなイメージのチェンジャー。
最後は180°の『U-turn』で1周が終わります。


Aコース。


Bコース。


Cコース。
レイアウトはすべて同じです。


スタート直後に『Ojaga Headz』ことドラゴンバックセクション。
ストレート1本の着地後に30度バンク。


中盤はバンクとコーナーがうねる「SPRING Turbulence」。
AコースとBコースが併設して同じ方向を向いているので、面白い写真になりました。


そしてこのコース最大の見どころ。
新セクション「ボルテックスチェンジャー」。


登り勾配にアプローチにはひねりが加わり、90°ターン、下りアプローチもまたひねり、グライドバンクの上を通過して降りる渦を巻くようなイメージのチェンジャー。
この写真も面白いですね。
2つのコースがつながっているように見える。

それでは、各セクションの紹介です。


スタートシグナルに注目。
青になったらスタートです。
レーサーに出来るのはここまで。
マシンを信じて、手を離しましょう。


スタートからストレート3本。
アクセル全開。駆け抜けましょう。


Ojaga Headz。
何の変哲もないドラゴンバックです。


横のボードにはオジャガデザインのロゴ。
気になった方はWebサイトをご覧ください。

OJAGA DESIGN
https://www.ojagadesign.com/


着地1枚からの30度バンク。
特別な仕掛けはありませんが、今大会でコースアウトが最も多かったポイントです。
というか、コースアウトしそうな場所がココしかないですね。
New Yearと比べてコースアウト率は低かったですが、それでも消えるマシンが多かった印象。


30°バンクのターンから始まる「Breezing"S"」。
バンク、ターン、ストレート、ターンの組み合わせ。


横から。


連続コーナー。
スイスイ行きたいですね。


45°バンクから始まる「SPRING Turbulence」。
バンク、コーナー、グライドバンク、ストレートと様々なセクションが右に左に揺さぶる様は、まさに乱気流の如く。


正面から。
45°バンクは30°と比べるとかなり急な印象です。


ドラゴンバックを意識しすぎてブレーキを低く貼るとココで大減速します。


バンクを下るとまたも180度コーナー。


しっかりと走り切り、


20°グライドバンクへ。
斜面がキツくないので、サクッといけます。
上をまたぐボルテックスチェンジャーの存在感がスゴい…。


多少斜めっていますが、全然怖くない。


別角度から。


グライドバンクを下るとすぐに90度コーナー。


ストレート、コーナー、ストレート、コーナー。
角度は無くとも揺さぶられます。


横から。


手前のコーナーまでがSPRING Turbulence。


そしてやってくる「ボルテックチェンジャー(Vortex Changer)」。
登り勾配にアプローチにはひねりが加わり、90°ターン、下りアプローチもまたひねり、グライドバンクの上を通過して降りる渦を巻くようなイメージのチェンジャー。
バンクをまたぐセクションって、今まであったでしょうか。

写真右側から一気に上ります。


下り側。
写真右から上り、真ん中上から一気に降下します。


横から。


裏から。


45°バンクよりも高いです。

ボルテックスチェンジャー。
もう少し寄って見てみますか。


全体像。


上り側。
途中からひねりが入っています。


頂上まであと少し。


このあたりまで来ると少しスピードが落ちてきます。


頂上ではマシンがかなり横を向きます。
勢いをつけて外側のフェンスにそって走る感じです。


フェンスにそったまま下りへ突入。


そして急降下。


下りはまっすぐなように見えますが…


少しひねりが入っています。
徐々に真っ直ぐになっていく感じです。


背面からも見てみます。


こちらからだとひねりがわかりやすいですね。


上り側。


上り側2。


左が上り、右が下り。


グライドバンク真上。

コースは支柱とがっちりと固定されており、土台も2つあるため、マシンが走るたびに揺れたりはしませんでした。
マシンが走りやすいような形状のため、コースアウトの危険はほぼありません。
このセクション、スタート地点にいるレーサーからここを通過するマシンが見えるのがイイです。
一気に駆け上がって、最高速で下る自分の愛車を見るのはテンションがあがりました。


坂を上らないマシンはグライドバンクの下を通過します。
5レーンは上を通過するので、道が途絶。その後のセクションは1レーン分横にズレています。
ジュニアサーキットでの再現コースでは良く見る手法ですが、5レーンでは珍しいですね。


最後はU-turn。
何の変哲もないコーナーです。

ということで、コース紹介でした。
ボルテックスチェンジャーをしっかり紹介したくて、いつもより撮影枚数が多くなってしまいました。
一発ネタで終わらせるには勿体無いセクションですので、ジャパンカップあるいは今後のレースでも再登場して欲しいです。
ファントムチェンジャーだけは勘弁して欲しい…。


誰でも走らせられるオープンコース。
ウェーブが挟まっています。

●販売コーナー


アニマル軍団。


エアロアバンテ ブラックスペシャル。
このパッケージイラストはオールドファン感涙。


ここ最近の大会では瞬殺となるエンペラーブラックスペシャル。
今回は個数制限無しではなく、一人一個までの制限がかかりました。
このおかげ&ミニ四駆ステーションにも再入荷したこともあり、午後までもっていたようです。
とはいえ、それでも完売するのはスゴい。


エントリーシールが入れられるネックストラップ。
高いけどオススメ。


限定パーツとか。


ロゴ無しHGカーボンマルチ補強プレート。
New Yearでは毎度のように販売されますが、こちらも午後には完売した模様。


3月10日に発売されたMA強化シャーシ(レッド)。


3月17日に発売されたローラー用13mmボールベアリングセットII(6個) 。

特筆すべきアイテムとして、MA蛍光カラーシャーシセット (オレンジ)が販売されていました。
これはゲットせねば!と思ったのですが、残念ながら手にする前に売り切れてしまいました。無念。
ミニ四駆の限定パーツは買い時が難しいですね。
そのときは必要ではない、欲しくないモノでも、後で欲しくなって買おうとすると入手困難になりますし。
かといって、目の前のモノを全部買うわけにもいきませんし…。

●その他


 お楽しみ抽選会の結果。


スピードチェッカー。
誰でも自由に使えます。

本部では自分のマシンが車検で通るかを事前チェックしてくれるコーナーもあります。
初めてレースに参加される方はぜひ。


本部に置いてあったボード。
チョックインとは一体…。


タミヤジュニアニュースの最終刊となる2018年3月号(Vol.211)です。


【お知らせ】
ジュニアニュースは今回の2018年3月号(Vol.211)にて発行を終了します。
今後は"ミニ四(よん)ニュース"としてリニューアルし、タミヤ・ホームページのミニ四駆ページで記事を定期配信します。
お楽しみに!!

先日、当サイトでも紹介した内容です。
その時の記事はこちら。



レポートは以上です。
参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、撮影時に気を遣って移動してくれた方、ありがとうございました!
 



●オマケ

ステップサーキット2018、面白いコースでした。
ドラゴンバック(Ojaga Headz)の緊張感としっかり着地してバンクに突入したときの高揚感、
そして、ボルテックスチェンジャーの爽快感は、近年のコースでは感じづらかったものでした。

これでしっかり完走できればよかったのですが、私は4周目のドラゴンバック〜バンクでコースアウトしました。
3周目まではドラゴンバックから跳んだ際にバンクの手前で落ちて安定した着地が出来ていたのですが、4周目はスピードに乗っていたためか、バンク内に着地してしまい、地面から跳ねてコース外へ…。
スピード、安定性、ジャンプともに完璧なレース展開だっただけに悔しすぎる!

コースアウトしたところ以外は良い走りをしていただけに、次のセッティングをどうするべきか悩みます。

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