第42回静岡ホビーショーレポート

遠路はるばるやってきました。
ここは静岡。
静岡といえば、そう田宮模型。
そして、静岡ホビーショーです!!
駅前からツインメッセまで無料のシャトルバスが出ているので待っていると、シャトルバスが登場…せず、マイクロバスが迎えにきました。
あれ?例のラッピングバスは?と思ったのですが、自分が乗るときに運良くラッピングバスが来てくれました。
というわけで、第42回静岡ホビーショーにP-M、見参です。
見参といいつつ、この画像は出るときに撮ったものですが(笑)。
それではお待たせしました。
静岡ホビーショーレポート、はじまりです。

 

まずはラジ四駆。
これが新生ラジ四駆第1号「リンドブルムライダー」です。
実際に見た印象としては、プロトセイバーJBとバニシングゲイザー、ビークスパイダーでした(笑)。そのまんまですね。
思ったよりもシャープで、従来のラジ四駆よりもコンパクトな印象を受けました。
ホイールのカラーは蛍光レッド。今までのものと同型です。

発売は7月中旬とのこと。定価900円。

→説明文の画像
後方からのショット。
ボディキャッチ部分はおせじにもいいとはいえず、真っ先に壊れそうです。

後で掲載する改造マシンのように、ローラーをボディにつけるのはかなり不安です。
ほかのラジ四駆との比較。
かなりコンパクトに見えるでしょ?

ダンガンでいうスタイルのように、WRC、JGTC、市販車、オリジナルタイプといつの間に区分けされていました。
リンドブルムの兄弟マシン「コバルトガンナー」。
結局、ボディの形状はリンドブルムライダーとの違いを見つけることができませんでした。
先行で発表されたイラストよりも明るい感じがしました。
ローラーの取り付け穴がボディより外にでているので、スタビポールなどが干渉しません。これにより、ほとんどのレーサーがスタビポールをつけてくることを考えると、感慨深いものがありますが…。

こちらも7月中旬発売予定。定価900円。

→説明文の画像
2台の同時ショット。
かなり縦に長いことがわかりますね。
横から見た図。
車高は低そうに見えて結構高いです。
一番高いところでフェアレディと同じくらいかと。

大径はそのままでは装着できないと思われます。
   
早くも改造マシンが展示。
ボディにローラーがついており、フロントにはアルミワイドマウント、リヤには17ミリがついています。
すべて現行のラジ四駆レギュレーションだと違反なわけですが、後述するミニ四駆レースならOKなようです。
改造マシンその2。
サイドを見るとミニ四駆の初代セイバーを彷彿とさせます。
ちなみに、キャノピーが肉抜きされており、これも現行レギュでは違反ということですが、ミニ四駆レースならOK。ラジ四駆レースの改訂はあるのか!?
新型プロポ「RCユニットAG」。
5色が同時発売されます。

グリップも良好で、見ていた感じでは電波障害?もなく、今までのRCユニットの不具合らしき問題は見あたりませんでした。

個人的には感度もかなりよくなっている感じがしました。

7月上旬発売。定価2300円。

→説明文の画像
どアップ。
上から伸縮式のロッド、ON・OFFスイッチ、アクセルボタンとなっています。

今度のレースはこのRCユニットが確実に中心となるでしょう。
バンドについての説明。
ラジ四駆の車両規則改訂。
といっても、マシンのレギュではなく、レースのクラス分けが始まるということです。

・ミニ四駆レース
従来のミニ四駆と同じ。これにラジ四駆のRCユニットなしも参加できるようになる。これがある限り、ミニ四駆レースもしばらくは続く…はず。

・ジュニアクラス
通常のラジ四駆としてのレース。RCユニットを装備してのレース。逆にいうと、RCユニットがなければ参加できない。

・エキスパートクラス
年齢制限なしのラジ四駆レース。改造規定も変わるかも。。。

ちなみに詳細は夏頃には発表されるとのこと。
ラジ四駆コース。
デモンストレーションなどが行われており、実際にリンドブルムライダーとコバルトガンナーを走らせていました。
また、ミニ四駆のバハキングとリンドブルム(ミニ四駆状態)でのレースも行われていました。

 

続いてダンガンレーサーいきます。
コイツはダンガンレーサー第19弾「スナイパージャック」。
隠の錦チャンのニューマシンです。そういえばSSRが発表されたのも2年前のホビーショーでしたね。

スパイラルフィンのファイティングマシン。もちろん、アタックスタイルです(笑)。

次世代ワールドホビーフェアで先行販売。全国発売は7月。定価700円。
上から。
先端がブレードのようになっており、ダイナトリガーの流線型とは対照的な感じがします。

メタリックブルーのボディで、ステッカーがまだ貼っていませんでした。
後ろから。
やはりダイナトリガーとの共通点が多い。
ちなみに、タイプ2への換装は容易にできるとのこと。
よく見るとフロントノーズの横にそれらしいダクトが…。
シャーシはタイプ1?L。
このシャーシはカーボンシャーシが限定で発売されているので、ファイティングレースにでる方はそちらに換装することをオススメします。
コロコロに載っていたCGです。
続いてパーツの紹介。
「スライドアタック・ファイティングタイヤセット」です。
ホイールと軸受けの間にバネを仕込むことにより、相手からのダメージを跳ね返すのが目的。
ショックを吸収する効果もあるとのことです。

バネはソフトとハードの2種類。コースによって左右で違う堅さにしてもいいかも。

予価350円。
こんな感じになります(笑)。
え?動いているところを見せろって?
そんな欲張りなあなたにはこの動画をプレゼント。ブロードバンド推奨です。

→左右にスライドしている動画(mpeg1)
「フルメタルホイール・サスペンションセット」
金属製のスキッドホイールとサスペンション効果を持たせるバネです。

このホイールは結構重い。ファイティングレースで当たり負けしたくない方にはぜひオススメしたいです。

下の画像を見るとわかるのですが、中央に溝が入っています。ダンガンサーキットの溝に沿って走りやすくなる…とか?

予価300円。
こんな感じで取り付けます。
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、今までのスキッドホイールでも使用できるようです。そう、ベアリング内蔵メタルスキッドやセットアップスキッド、ベアリングローラーをスキッドホイールに使っていた方も、ぜひ購入対象に(笑)。

これも動画を用意しました。
回線に余裕のある方はご覧ください。

→上下に動いている動画(mpeg1)
「強化シャフトセット(33・41・46mm)」
最近のパーツは名前が長いですね。

何の変哲もないシャフトですが、一応ノーマルのシャフトより強度が高いです。

予価200円。
それぞれのシャーシへの取り付け図。
特に、41ミリとワイドタイヤの組あわせはちょっと面白いかも。
また、タイプ2はラジ四駆のロープロタイヤ&ホイールを装備するとボディに干渉するマシンがあるので、これを組み合わせると具合が良くなりますね。
参考出品と書いてあるのに、このボードでは今夏発売予定と書いてあります。
一体どっちなのか…。

90%発売するでしょう(笑)。
「ファイティングアーマー」取り付け図。
なんでこんなカラフルなのか…。(製品版は銀色のもののみ。)
限定カラーでこういうのが出るのでしょうか。

ポップな感じが面白いですね。
完成品ダンガンレーサーが他社製と思われるアルカリバッテリーとセットで1000円で売っていました。
スーパーファイトで限定販売されたメガキャリバーFGのシルバーメッキとダイナトリガーのゴールドメッキキットが販売されていました。
ほかの販売品も既出のものばかりでしたので、あえて購入する必要はないかなと。

強いていうなら、過去のスペシャルカラーエディションが900円→450円に値引きされて売られていたこと…。
既報ですが、RCカーグランプリサマースペシャル。
「今度はダンガンレーサー総力特集!」の文字が踊っています。
時間は朝8時から30分間。テレビ東京系で放送。
「系」ということは関東以外の地区でも…?
6月発売予定の「マッドブルJr.」
ボディの完成度からしてかなり気合いの入ったモデルです。
ブラックのボディに炎のデカールがシックリきています。
イエローのホイールも特別な感じを出していて、レーサーミニ四駆復活第1弾としてふさわしいモデルではないでしょうか。

定価800円。
「バハキングJr.」
ミニ四駆では珍しいイエローボディです。
フロントノーズのあたりが強度的に不安ですが、そこが逆に冷却効果を高めています。

こちらはホワイトのホイールですが、なぜマッドブルはイエローなのにバハキングはホワイトなのか…。

7月発売。定価800円。
後ろからです。
サスペンションも見事に再現。これでこそJr.。
展示されていたマシンはきちんと色づけされていました。
両マシンともスーパーTZシャーシを採用。
ロングホイールベースの高速シャーシで、TZとXのいいとこどり。
対応するパーツも豊富で、初心者から上級者まで使える良シャーシです。
RCのバハキングとの親子競演。

残念ながら発売中止になってしまったリミテッドエディションの分も、ミニ四駆を盛り上げていく役割をマッドブルとバハキングが担っています。
また、今夏からラジ四駆とミニ四駆のレースが統合されるので、再びミニ四駆が全国展開でサーキットを駆けることになります。

これからのミニ四駆の動向から目が離せませんね。
ダイナトリガーのモデル?
スズキの隼です。
こちらはスナイパージャックのモデル?
スズキの隼1300です。
ミニ四駆ならぬミニタンク。
登坂能力の絵は昔からのミニ四駆ファンには懐かしいですね。
ちなみにこのタンク、壁に沿って走っていました(笑)。
さすがトイレもタミヤカラー。

…んなわけないって(笑)。
やってきました。
我らが整地、田宮模型本社です。
今までテレビでしか見たことがなかったので、かなり感動しました。

今日はタミヤオープンハウスということで、社内を一般に開放してくれていました。ホビーショー→タミヤ本社という流れで行く方が大半です。
1/1ガンブラスターXTO。
自分が見たのはこれで4回目です。
どこにあるのか心配していましたが、ちゃんと親元に戻ってきていたのですね(笑)。

→メッセージボード画像1
→メッセージボード画像2
う?む…。さすがタミヤ。
入り口に鯉が泳いでいました。
…って、何を撮っているんだ!!
撮影禁止の場所もあったので、OKなところだけを撮りました。

一番奥にあるマシン。見覚えのある方は通です。
テレビチャンピオンなどでおなじみ。「神様」山田達司さんの作品です。
本当に細かいところまで精巧に作られており、皆様にも一度はみていただきたいです。
物販コーナー。
いろいろなところに販売コーナーがあり、ダンガン・ラジ四駆専用の売り場や、古いキットを4つで1000円で売っているところなどがありました。
各種ステッカーが150円で販売されていました。
中にはなつかしいものも。
屋上です。
RC操縦体験コーナー、ダンガンレーサーサーキット、ミニ四駆&ラジ四駆サーキットがありました。

ここからの眺めはよく、仕事中にさぼっている人がいてもおかしくないのではないかと思いました…。
ラジ・ダン!?
ダンガンレーサーにラジ四駆のRCユニットを装備させたものとのことです。

実際に走るらしく、ローリングファイトでの加減速がアツイようです。これ欲しい!!
タイプ1シャーシにも搭載。
製品化してもいいんじゃないの!?
こいつが噂のRCユニットです。
ラジ四駆RCユニットの分解は自己責任でお願いします。
制作者の方からのメッセージ。
ありがたく拝見させていただきます。
このほかに射出成形やダンガンの制作過程などを見ることができました。
社員の方の対応もよく、かなり好感触でした。
射出成形の部屋にある棚の上にひっそりと黄色いストライクリボルバーのボディが5個くらい積んでありました。
タイヤの部分がむき出しになっており、まさかストライクリボルバーFG?

言い尽くされた言葉ですが、ホビーショー&オープンハウスは面白い。
一度は行ってみてください。マジオススメですよ!!





 

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