2002年前期より始まった「ファイティングレース(モード)」。
今までのスピードレースとは違い、相手のマシンを弾き飛ばすというバトルレースが展開される。
これからのダンガンレースの主流となるであろうこのレースに乗り遅れないように、ファイティングレースの基礎をしっかりと身につけるべし!!
ファイティングレースとは? |
ファイティングレースとは、同時に走らせて最後まで生き残ったマシンが勝利となるバトルレース。
そのレース形式は様々で、オーバルコースを1対1で戦い、弾き飛ばした方を勝者とする「ローリングファイト」、トルネードコースをつなげたコースでの「ドッグファイト」、6台同時バトルの「バトルロワイヤル」などがある。
基本的なルールとしては、相手をコースアウトまたは走行不能にする。これ。
ミニ四駆時代からのレーサーや「ダンガンはスピードレースだ!!」というレーサーには違和感があるだろうが、やってみると結構面白いことに気付く…ハズ(笑)。ダンガンの楽しみの一つとして可能性を秘めたレースであることは確かなので、やってみて絶対に損はない。
「速さを競うのではない。強さを競うのだ!!」
↑ローリングファイトで使用されるコース。単なるオーバルコースでもファイティングレースの戦場となる。
もちろん、市販のオーバルコースでも8の字のダンガンサーキットでもOK。
ファイティングレースに出られるマシンは? |
ファイティングレースに出場できるマシンは最低でも以下の条件を満たさなければならない。
・リヤにワイドタイヤを装着し、左右タイヤ取り付け幅が45mm?66mmであること。
・リヤタイヤ・ホイールがボディの外に出ていること。
無改造で出場できるマシンはサーフローラーFG以降の全マシン(ダンガンレーサーEVO含む)。その他のマシンは少し改造が必要となる。どのマシンが無改造でOKかは対応表を作ったので確認してほしい。また、改造の方法は当サイトのダンガンラボラトリ「ファイティングモード対応マシンを作る」をご参考いただきたい。
簡単に言うと、タイヤがボディの外にはみ出るように作ればOKなわけである。
ホイールがないレーサーはフルカウルミニ四駆やエアロミニ四駆の後輪ホイールがオススメ。また、ファイティングレース用のワイドタイヤ・ホイールセット55mmや各ファイティングタイヤ&ホイールセットが販売されているのでこれを使えば大丈夫。
「タイヤがはみ出ていればいいんでしょ?」
↑ファイティングレース対応マシン第1弾「サーフローラーFG」。はじめからワイドタイヤが付属し、タイヤもボディからはみ出ている。
これからもファイティングレースに無改造で出場できるマシンが増えていくだろう。
別売りのファイティングタイヤ&ホイールセット。
すべてのシリーズで使用可能。
ファイティングレースに便利なパーツ |
ファイティングレースで勝ち抜くために、これは使っておきたいというパーツを列挙してみた。
・ファイティングタイヤ・ホイールセット55mm…ファイティングレースのレギュに対応したタイヤ。
・アルミディッシュホイール…重いので吹っ飛びにくい。Fレースで使うにはこちらの改造が必須。
・ロールバー&L字フィン…転倒からの復帰がしやすくなる。
・ゴールドターミナル…モーターのパワーを無駄なく伝える。
・フッソコート・メタルワイドホイール…フロント加重&幅広のため安定性アップ。
・HGボールベアリング2個セット…マシンパワーをムダなくタイヤに伝える。
・パワーダッシュモーターorスプリントダッシュモーター…勝つためのモーター。初心者には厳しい!?
あくまで基本的なモノなので、いろいろなパーツを試してほしい。
「とりあえずいろいろつけるべし」
↑上記のほかに限定販売された「ファイティングタイヤセット」(画像左)というものもある。
ちなみに右がワイドタイヤ・ホイールセット55mm。
ファイティングレースに出場 |
マシンができあがったらいよいよレースに出場。
いつどこでレースが行われるかはタミヤのイベント情報ページあるいはティーリーグのトップページに掲載されている。
ファイティングレースか通常のスピードレースかに気を付けて参加を決めよう。
会場に着いたら確認すべきこと。
レースの形式を調べる。たいていの場合はトーナメントになっている。
コースや車検場はどこか?車検やレースがいつ始まるのか?マシンの調子はどうか?ビスは緩んでいないか?バッテリーは残っているか?
やることはたくさんある。自分オリジナルのチェック表を作って、絶対にやり残しがないように!!
無事、車検に受かったら間もなくレースが開始される。自分の名前や車検ナンバーに注意し、順番を待とう。
あとはマシンを信じてせいいっぱい戦うのみ。
悔いの残らないようにレッツファイト!!