2004年12月12日に有明パナソニックセンターで開催された「ダンガンチャレンジatパナソニックセンター」に行ってきました。 当日は気温も低く雨もぱらぱらと降っていましたが、幸い会場は室内だったので、中止になることなく行われました。 レースは通常のローリングファイトとオータムの時と同じ長方形のコースを使用したトリプルファイトの2種。ローリングファイトで勝つと1ポイント、トリプルファイトでは2ポイントをゲットできます。 →巨大ディスプレイ |
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ポイント交換所。 1ポイント:タミヤマークステッカー 2ポイント:タミヤ風船 3ポイント:したじき 4ポイント:カラータイヤ、タミヤカーバッチ 5ポイント:ラジ四駆電池セット、スプレー →こんな色のタイヤはじめて見たよ |
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フリーサーキット。 すっかりおなじみとなった平面コース。 今回はオーバルのレイアウトでした。 他にはジャンボクロスファイトのコースも設置されていました。 そして、今回はなんとDMOSが関東初登場!! これがDMOSの姿だ。とくとご覧あれ!! |
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気を取り直して、コレがホンモノのDMOSです。 ダンガンメガオーバルスピードウェイの略で、読んで字のごとく&見ての通り超巨大なオーバルサーキットです。 横350cm×縦250cm 1周約928cmというロングコース。 では、DMOSの魅力をじっくりと見てきましょうか。 |
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コース上。 表面がざらついたプラスティックでできており、ダンガンサーキットのような円状ではなく、平面で構成されています。 プラ自体の厚みはそれほどなく、5mmくらいといったところです。ガッチリと留まっているため、簡単にしなったり曲がったりすることはありませんでした。 |
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ストレート。 画像で言うと右側がアウトコースですが、フェンスは90度(垂直)で、壁のような感じになっています。 ちなみに上部に見えるのは透明なアクリルの板。DMOSのコースは、アウトコースの上部にアクリルの板が被せてあります。 ファイティングマシンが相手に攻撃をしかけるのであれば、コーナーよりもストレートでしょう。理由は後述。 →外側から見たストレートセクション →内側から見たストレートセクション |
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コーナー。 やはり平面の組み合わせになっています。 大型なバンクカーブのため、マシンのスピードによってコーナーの曲がる位置が変わってくるのが特徴。 スピードの遅いマシンは内側、速いマシンは外側を走ります。 コレをうまく生かせば、ファイティングマシンのカウンターやアタックを避けて走行することも可能。 内側でファイティングマシン同士で殴り合っている横をスピードマシンがアウトコースからあっさりと抜いていく姿は爽快です。 |
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上から見た図。 実はバンクがかなりキツくなっています。 ストレートでスピードが乗ったマシンはあっというまに頂上に到達し、天上に接触。 そのままコースの内側にたたき落とされてコースアウトといった場面が非常に多かったです。 |
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ストレート→コーナーイン。 前述の通り平面コースであり、バンクがキツイため、ローラーが低い位置にあるマシンはココで弾かれます。 F-05 マルチローラーユニットやC-01 ノーマルユニットのサイドローラーなどは位置を考えないと簡単に餌食になります。 また、ダンガンサーキットでは猛威をふるったロールバーも、DMOSではあまり効果を発揮しないようです。 |
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コースだけでも難しいのですが、一番のトラップはコレ。 コースを留めるための木材ですが、オーバルのギロチンのごとく引っかかって吹っ飛ぶマシンがかなり多かったです。 スピードが遅いマシンはコースから滑り落ちてコイツのエサになるでしょう。 |
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スプリントダッシュモーターを搭載したスピードの速いマシンは楽に天上に到達します。 問題はここから。 このままフェンスにべっとりついて走っていると、ストレートセクションの壁で内側に押し出されてギロチンの餌食に。かといって、速攻でインコースにはいるとファイティングマシンが待ちかまえている。 攻略法としては、コーナーの真ん中よりちょっと手前で頂上に到達し、ゆるやかにインコースへ行くように仕掛けるような感じで(画像参照)。これによって、 ストレートもちょうど中央かちょい外側で走り抜くことができ、あわよくば内側を走っていたマシンをギロチンにかけることが出来ます。 |
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スピードの出ていないマシンはこのラインで走ることが多いですが、このまま行くとコーナー最後のフェンスでインコースに弾かれてギロチンにかかります。 そう、DMOS攻略の鉄則。 インコースには絶対に寄るな!! 見た目はスゴイが、単調な一方向コースなので、DMOS用にセッティングすれば勝てると思います。 逆に言うと、ダンガンサーキット用のセッティングでは厳しいぞ、と。 |
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販売コーナーはあまりぱっとしませんでした。 酉年ミニ四駆はあったものの、セッティングウェイト(ブルー)、ウイングバルカン強化ボディ、バッテリーケースはなし。当日のレースで使用可能だったオキシライド電池も販売されていませんでした。 唯一目を引いたのはダンガンサーキットが半額で販売されていたこと。会場で購入されていた方もいらっしゃいました。 ちなみに自分はいまだに手に入れていなかったウイングバルカン タイプAを購入。 |
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正式名称は「ウイングバルカン タイプA TAGスペシャルセレクト」。読み方は「ういんぐばるかん たいぷえーす タッグすぺしゃるせれくと」とのこと。 ちなみにTAGとは、ダンガン研究開発チームのこと。今回のタイプAはこのチームによって開発されたと、リアクションのしづらい説明がタミヤ・ジュニアニュースのVol.52に書いてあります。 パッケージは通常のダンガンより大きめ。 何故かというと…。 |
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種明かし。 これだけのパーツがあの箱にぎっしりと入っていました。 ホワイトのウイングバルカン、オリジナルのステッカーに加え、F-03 アクティブローラーユニットとR-02 ツインビートユニットがそのまま同梱されています。 その代わり、F-01やR-01、ホイール、ファイティングタイヤは入っておらず、有無を言わさずF-03、C-01、R-02の組み合わせで組み立てることになります。 値段を考えると妥当なところか? →ホワイトボディ →パッケージ横から |
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オマケです。 外を見るとダンガンカーゴが止まっていました。 お約束ということでなめるように撮影。 →ウイングバルカン →ファイヤーアトラス →背面 →隠しきれていませんから!残念?ッ!! |
前回のレポートで「今年はこれで最後です」と書いたのにP-Mさんの嘘つき?!!
という方も全世界に1人くらいはいると思いますが、その分気合いを入れて書きました。
DMOSについては、ダンガンオータムGP2002のときに書いた「コースがあまり市販のモノと変わらないのがいささか不満ですが…」を払拭するほどのコースでした。
自分の念願であるイベント専用コースが実現したこと、そしてそのコースはスピードマシンもファイティングマシンも共存できる想像を超えるものだったことに感動しました。
今年最後のイベントでDMOSを見ることができてホントによかったと思います。