ミニ四駆ブーム時のスポンジタイヤ加工の売上

ミニ四駆とは関係がない調べものをしていたら、偶然興味深いデータが見つかったのでご紹介。

中小企業ビジネス支援ポータルサイト J-Net21に、2001年3月発行の「平成12年度中小企業動向調査調査第二課」の報告書の中からインターネット活用事例として抜粋したものが掲載されています
その中にある「有限会社 寿技研」という、加工や設計、製作など、いわゆる「モノづくり」を請け負っている企業の報告書に興味深い文言が載っていました。

有限会社 寿技研 インターネット活用事例
http://j-net21.smrj.go.jp/info/research/internet/kotobuki.pdf
(直リンクOKとのことなので、リンクさせていただきました。PDFなので閲覧の際はご注意を)

売上高は、通常、月1,500 万円位である。12 年前と4 年前の2 回ブーム
となったミニ四駆(田宮模型)のスポンジタイヤ加工を請け負ったときには、それだけで2,000
万円/月の売上があった。すべて加工賃だったが、ブームはそれぞれ2?3 年ほど続いた。

(原文のまま抜粋)


こういったお金の話、しかも具体的な金額はあまり表に出てこないので、貴重な資料ですね。
それにしても、通常の売り上げである1500万円に対し、ミニ四駆のスポンジタイヤ加工だけでその1.3?1.4倍。ミニ四駆ブームの凄さを改めて感じました。

ソース:中小製造業におけるインターネット活用事例(J-Net21)
関連情報:有限会社 寿技研
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