ミニ四駆アドベンチャー2007関東大会レポート

2007年1月20日に千葉県の幕張メッセで開催された次世代ワールドホビーフェア ミニ四駆アドベンチャー2007に行ってきました。

並んではいたものの、入場待ちの行列もスムーズに進み、だいたい30分くらいで会場内に入ることができました。(案内板には60分待ちとあった)

とはいえ、さすがに冬だなといった感じで風が冷たく、入場するまでの間は寒かったです。
コースA。
連続する複数のコーナーと短いストレート、高低差が少ない一般的なレーンチェンジャーが組み合わさったテクニカルコース。分かる人には分かる難しさ。

・タイムスケジュール
9:30 ジュニア・エキスパート部門/予選
11:00 二次予選/決勝
12:00 フリー走行
13:00 小径タイヤ限定クラス/予選
14:00 二次予選/決勝
15:00 ミニ四駆ステーション対抗レース

やっぱりココがキツイ
コースB。
テーブルトップ、バーニングブリッジ型のレーンチェンジャーがあるものの、比較的走りやすいコースレイアウト。
AもBも、sokyuさんからアップローダで頂いた大阪大会の画像と比較すると、レイアウトが若干異なっているようです。

・タイムスケジュール
9:30 オープン・ルーキー部門/予選
11:00 二次予選/決勝
12:00 フリー走行
13:00 オープン・ルーキー部門/予選
14:00 二次予選/決勝
15:00 クラシック部門/予選&決勝

今回より新設されたルーキー部門は、キットは追加加工不可、GUPは説明書どおりの組み方のみで、追加や変形加工は認められないという、なかなか厳しいルール。
自由にやりたいレーサーはオープン部門やエキスパートへ参加すべし。

難関二つ
ワイルドミニ四駆の体験コーナー。
走っているマシンはミッドナイトパンプキンJr.など計3台。
今後、昔のようにワイルドミニ四駆の公式大会が開かれるのかも…と期待しましたが、今のところ予定はないそうです。
楽しいトレインシリーズ、通称「楽トレ」の体験コーナー。
走っていたマシンは12月に発売された700系と300系がそれぞれ2台ずつ。
後述するドクターイエローはありませんでした。

レイアウトはオータムGP2006のダンガンレースで使用されたものと同じ。
もちろんダンガンも走らせることができるのですが、無情にもこんな看板が…。
ループウイング風力発電工作セット。
扇風機で風をおこして、風車に連結されたモーターを回転させ、電気を発生させる。それを蓄電して風がなくなってもモーターを回せることができるというモノ。
いわゆる風力発電のメカニズムを体験できます。

風がおこせればよいので、ウチワでも可能なようです。
(会場にはウチワも置いてありました)

詳しい説明はタミヤのサイトで。
ミニ四駆の無料情報誌「少年アクセル」のVol.3も配布されていました。

主な内容
・ネオファルコン紹介&改造マシン
・大会参戦ガイド
・ミニ四駆25周年特別プレゼント
 (全員応募サービスではない)
・ミニ四駆オンラインレーサー情報
・ミニ四駆GPX紹介
・吉祥寺フェニックス LAP3
 タイトル「決闘試合!?つぐみVS金城」
 作画は工藤ケン氏。
・MCガッツのミニ四駆改造おしえてQ&A
・ミニ四駆レーサーカケル第1話
 (学年誌に掲載されたもの)

Vol.1、Vol.2と比べると内容はいま一つ。
今までが強力すぎたというのもありますが。

ご自由にお持ち下さい
少年アクセルVol.3表紙
ミニ四駆オンラインレーサーの体験コーナー…ではなく、ネットくんのサイトにある「パネルで遊ぼうミニ四駆」のプレイコーナー。

設置されているPCのメーカーがそれぞれ違うのが面白いです。
携帯電話用ゲーム「ミニ四駆GPX」の体験コーナー。
オープンアプリプレイヤーが搭載されるau端末でもできるようにしてださい。
販売コーナー。

一部商品を除き、20%オフというオトクな値段。
特に、ミニ四レーサーにとっては必需品とも言える「ジャパンカップジュニアサーキット」が通常19,800円のところを、15,840円で入手可能というお買い得価格に。
値段が高いものほど嬉しい割引きです。
ミニ四駆PRO。

先行販売はネオファルコン。
限定販売はマンタレイMk.IIメタリック仕様(ピンクメタリックバージョン)。写真中央のマシンです。
PRO初となるピンクメッキにシルバーメッキのホイールが採用された限定キット。1,260円とちょい高め。
左はアバンテMk.IIのブラックメッキキット、右はシルバーメッキキットです。以前のイベントで限定販売されたものですが、これらも今回のイベントで販売されました。

その他の主な販売品
・ミニ四駆PRO組み立てキット各種
・ミニ四駆PRO完成車各種
・GUP各種
・アバンテMk.IIブルーメッキボディ
・ローラーワイドマウントレッド、ブルー
さらにこんなのも。
数量限定特別販売「ミニ四駆PRO完成車ボックス」なるもので、アバンテMk.IIの完成車にトルクチューンモーターPRO、パワーチャンプGZ、スリックタイヤ(ブルー)がセットになったもの。(セットの内容が全て同じかは不明)

1,500円で販売。
ミニ四駆シリーズやワイルドミニ四駆シリーズ、レーサー?エアロミニ四駆の一部が販売。

ウニモグのパッケージを見て懐かしいとつぶやいた方は挙手!!
ダンガンレーサー、楽しいトレイン。

楽しいトレインシリーズ第3弾「923形 新幹線電気軌道総合試験車」が先行販売されました。

主な販売品
・楽しいトレイン700系
・楽しいトレイン300系
ダンガンレーサーEVO各種(640円で販売)
・スティンガージャックメタリック仕様
・ダンガンパーツ各種
・ダンガンEVOユニット各種
「レジとなりにてアウトレット炸裂」なる手書きのポップが。

一瞬、アキバオーかと思った。
アウトレット商品が無造作に並んでいます。
何が炸裂なのかというと、その値段と内容。

・プラズマダッシュモーターとウルトラダッシュモーターのセット(パッケージなし)…500円
・トルクチューンモーター、アトミックチューンモーター、ハイパーダッシュ2モーターのセット(パッケージなし)…400円
・レイボルフ、エクスフローリーなどミニ四駆PROキット…400円
・メモリアルボックスに入っていたミニ四駆キット…350円
・ミニ四駆福袋?…1,000円

など。
モーターセットはこのように袋に入っただけの状態です。
品質にはあまり期待せぬよう。
メモリアルボックスに入っていたキットがばら売りされていました。値段は350円。
箱がちょっと傷んでいますが、中身はしっかりとしています。

モデラーズギャラリーなどではおなじみですが、こういったイベントでは珍しいアウトレット。今後も継続してくれると嬉しいです。

サンダーショットブラックスペシャル
350円
先行販売された楽しいトレインシリーズ923形 新幹線電気軌道総合試験車、通称「ドクターイエロー」のご紹介。

中身
ボディカラーとステッカー以外は12月に発売された700系とまったく同じ。
ホイールの色も黄色と思われましたが、実際は白。
黄色いステッカーをホイールに貼り付けるようです。

横から
製品の名前は「923 新幹線電気軌道総合試験車」ですが、ステッカーの下部には「923 新幹線電気軌道総合試験車」と書かれています。

だから何だと言うレベルですが、誰かに言ってみたかったので…。
タミヤブースとは離れますが、コロコロコミックが創刊30周年に突入しました。
色々なマンガやゲーム、ホビーを振り返るちょっとした展示があったのですが…
そこにミニ四駆がしっかりと、そして他のホビーを押しのけてディスプレイされていました。

マシンは
奥左から、ネオトライダガーZMC、キャノンボール、スピンコブラ、ブロッケンギガント
手前左から、ハリケーンソニック、エンペラー、ビクトリーマグナム、ビートマグナム
です。
そして…ミニ四駆も25周年を迎えます。
来る2007年3月24日(ミニ四駆の日)に、ミニ四駆誕生25周年のスペシャル企画が発表されるそうです。

発表の場はミニ四駆オンラインになる模様。
どんなことが起こるのか楽しみです。
撮影協力:火鳥泉行氏、あさがや氏

 
バクシード。
今回初めて次世代ワールドホビーフェアに参戦。
ボンボンでメイン展開されていたホビーなので、驚いた方も多いと思います。

昨年のホビーショーあたりからなんとなーく予兆があり、その後にコロコロに掲載されたという流れでしたが、まぁそれはそれということで。


しかし、WHFのパンフでの解説にある「新しいモータースポーツホビー『WGPバクシード』」という文言はどうなのだろうか。
コース。
2レーンの市販コースをつなぎ合わせたもの。
残念ながらレースを見ることはできませんでしたが、改造マシンを持っているレーサーがセッティングをしているのを見かけました。

反対側
BANDAI DIREZZAも展示。
たくさんのお父さんが立ち止まって見ていました。
クラッシュビーダマン。
今更ながらビーダマンのバトルを間近で見るのは初めてだったのですが、撃つのがもの凄く速いのね。
マテル・インターナショナルが出展した「ホットウィール」。
乱暴に纏めると、ミニカーを専用コースで走らせるホビーです。

いかにもアメリカンチックなデザイン。
レーシング系、オンロード系など色々なマシン(ホットウィール)があります。
ちょっと色物系ではデコトラやアイスクリーム屋など。
これらはまだ車の形をしているのでわかりますが、ヘビや飛行機、さらにはウインナーまでもがラインナップされています…。
コースは5レーン。
プルバックぜんまいもない、モーターも内蔵していない。
自分から動くことができないミニカーでどうやってレースをするのか?
コースを見ていささかイヤな予感が…。

「レディ、ゴー!!」

あぁっやっぱり!
頂上でミニカーをうしろから押すだけ。
もの凄い勢いでミニカーが下ってきました。
脱力しきった後、先ほどのミニカーたちが超スピードでコースを疾走しているのを発見。

何ッ!動けるのか!?
と思ったら、コースに設置された回転するローラーの間に挟まれてミニカーが押し出されているだけでした。
いわゆるバッティングセンターの仕組み(By.カトリ氏)です。

この仕組みは面白い…ですが、コースのセットの値段は2940円。ヒットは厳しいか。
ゲーム系はほとんどのブースが撮影禁止なので、写真は掲載できません。

ブースの混雑度で言うと、任天堂(今回はWiiのみ)、ポケモン、ラブベリあたりは別格でしたね。
プレイしているのを見て、エキサイトトラックを明日買いに行くことが決定しました。

写真は任天堂でもらえたWiiのバッグ。
ビニールではありません。金かかっています。

裏面
使い回しゴメン。

コロコロコミックが創刊30周年に突入しました。
色々なマンガやゲーム、ホビーを振り返るちょっとした展示がありました。
連載されたマンガたち。

ドラえもん、ゲームセンターあらし、おぼっちゃまくん、四駆郎、弾平などなど、今でも話題に上がる作品ばかり。
コロコロを支えてきたゲーム。
象徴するのは、メディアミックス展開により、世界の売り上げナンバー1の地位を確保したポケットモンスターシリーズ。DSのダイヤモンド・パールも絶好調で、小学館としても嬉しいでしょうね。
ホビー。
ミニ四駆、ハイパーヨーヨー、ベイブレード。
もう少し枠があれば、ハイパードッヂやビーダマン、デュエルマスターズも入れたかも。

 

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