温度差がエネルギー源 テクノラリーの妙技

asahi.comに「温度差がエネルギー源 テクノラリーの妙技」という記事が掲載されました。
http://www.asahi.com/komimi/TKY200710030224.html

早稲田大学で開催された「国際スターリングテクノラリー」にて、熱を動力源とマシンのレースが行われたそうです。

スターリングエンジンは、空気が暖まると膨張し、冷えると縮む性質を使って動く。
原理は、熱気球が上下するのと同じだ。同じ容器の加熱・冷却を繰り返すのは大変なため、空気が加熱部と冷却部の間を移動する仕組み。1816年にスコットランドのスターリング牧師が発明した。
(原文のまま引用)


というもので、ミニサイズクラス(車体幅10.5センチ以内)ではミニ四駆のコース、8.8メートルのタイムを競ったとのこと。


優勝した方のマシンは全長17.5センチ、幅10.3センチ、高さ4.6センチ、重量134グラム。加熱部と冷却部の間の「再生器」と呼ばれる部分を、細い管を束ねた「ハニカム構造」にして、高温部と低温部の温度差を保てるよう工夫したという。

と詳細なスペックまで記載されています。
他にも宙返り耐久競技や半径約40センチのループを連ねたコースを走行させたとのこと。

なお、リンク先ではコースやマシンも載っており、マシンにはミニ四駆のGUP(19mmアルミベアリングローラー、FRPプレート等)が使用されているのがわかります。
ミニ四駆とはまた違う楽しさが伝わってきますね。
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