タミヤGWGP2008関東大会レポート

2008年4月29日に東京の品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された「タミヤGWGP2008関東大会」に行ってきました。

この日はゴールデンウィークに入って2日目ですが、今年は日付の配列上、飛び石になっているので、"超"大型連休とはいきませんでしたが、それでも連休があるというのは嬉しいですね。

天気も良く、とても暖かかったので、長袖では少し暑いくらいでしたが、サンダードラゴンJr.の横断幕が涼しげにつり下がっていました。
来場者は昨年と同じくらいか、多少上回っているように感じましたが、会場の活気で言うと今年の方が段違いに盛り上がっていました。
まずはレース参加ガイド。
画像をクリックすると拡大して見られます。
→レース参加ガイド:

タイムスケジュール
9:30 会場オープン・フリー走行
10:00?11:30 ジュニアクラス 予選
10:30?11:30 ルーキー部門 体験レース
11:30? 二次予選/決勝1
12:00?13:00 コンクールデレガンス
  フリー走行
13:00?14:30 オープン部門 予選
(オープン/小径タイヤ限定)
14:30?15:00 二次予選
15:00?15:15 コンクールデレガンス審査発表
15:15?16:00 決勝
16:00? 抽選会
今回のコース。
写真右奥から手前向きに走行します。

全長があるロングコースで、連続S字、バーニングブリッジタイプのレーンチェンジ、ストレート1本分のテーブルトップと、なかなかの難易度。

そして、今回初登場の段差+芝セクションが設置されています。
スタート地点。
シグナルが青になったらスタートという、恒例であり伝統のスタート方法です。

そういえば、もうGPシステムは使わないのでしょうか。
アレ、結構好きだったのに…。
スタート直後にある段差+芝セクション。
コース底面に人工芝が敷設してある「芝セクション」に、上下の段差が組み合わさった障害コース。

バッテリーを奪ううえ、走るのにパワーが必要な人工芝とバランスを崩しやすいギャップのコンボがマシンに襲いかかります。

ちょいアップ
別角度から。
意外に段差がキツイ。
スピードに乗っていると一気に走行できますが、その分マシンが浮きやすくなります。
人工芝がショックを吸収してくれるので、ただの平面よりは跳ねる確率は少ないですが、油断できません。

ちなみに、画像の赤いマシンはこの後も着地に成功し、無事走破していました。
段差+芝を越えると緩いコーナーの後、連続S字とヘアピンが待っています。

予選ヒートで1位になるマシンはストレートよりもコーナーに目を向けたセッティングが多く、それが威力を発揮していました。
特に、ハイパーダッシュモーターPROを搭載し、ローラー幅をレギュレーションいっぱいに広げ、ロングビスでスタビポール等で武装しているマシンが多かったです。

別角度から
ヘアピンの後もコーナーが
もはやおなじみとなったバーニングブリッジタイプのレーンチェンジ。
アップ、ストレート(1本)、ダウンと短めのテーブルトップ。

規模は違いますが、5月31日に発売される「ミニ四駆ジャパンカップジュニアサーキットスロープセクション(2枚セット)」を使えば、同じ仕組みを作ることができます。
JCJCを組んでレースイベントを開催している方は、次のレースで使ってみると面白いと思います。
今回の会場は吹き抜けになっているので、このように上から観戦することもできます。
コース全景が見渡せるので、レースの出番がない時間はこうやって上から眺めるのもなかなかオツなものです。
ルーキー部門の受付テント。

レーサーミニ四駆で人気だったマシンのMk.IIマシンのリリースやホットショットJr.やエンペラーのMSシャーシリメイクなど、オールドファンへのサービスとあわせて、最近タミヤが力を入れているのが、若年層やミニ四駆未経験者への展開。

当イベントではミニ四駆を持っていない方へマシンの貸し出しのほか、レースに何度も参加出来るようにしていました。
さらに、成績に応じてポイントを付与することにより、それに応じて賞品をプレゼントするなど、初心者のために色々なサポートを行っていました。
賞品たち。

・1ポイント
 タミヤ鉛筆
・2ポイント
 ドレスアップステッカー
・3ポイント
 ホイール各種
・4ポイント
 タイヤ各種
・5ポイント
 ローラー用13mmボールベアリング
・7ポイント
 キット各種
ジュニアサーキットで練習走行もできます。
レースに出ない方も気軽に走らせてOK。
販売コーナー。

ミニ四駆のキットやパーツ、限定販売品やタミヤグッズを購入することができます。
5月31日先駆けて、会場で先行販売された「ホットショットJr.(MSシャーシ)」。

ホットショットJr.は記念すべきレーサーミニ四駆第1弾で、オフロードバギータイプのミニ四駆として伝説の1ページを刻み込んだ、歴史的マシンです。
そのマシンが、最新のミニ四駆PROシリーズとして、MSシャーシに搭載されてリメイクされました。

販売コーナーでは、やはりある年齢の高いレーサーたちに人気を博しており、懐かしいという声とともに手に取っているお客さんの姿を結構見かけました。

7月にはダッシュ!四駆郎の主役マシン「皇帝(エンペラー)」もミニ四駆PROで登場予定。
主な販売品。

【先行販売】
・ホットショットJr.(MSシャーシ)
・ホワイト強化VSシャーシ
・ステンレス製強化ビスセットC
【限定販売】
サバンナ レオ ゴールドメッキ仕様
サバンナ レオ シルバーメッキ仕様
ナイトレージJr. ブロンズメッキ仕様
・ナイトロサンダー(完成車)+パワーチャンプGZセット
 ※なんと500円でした!
・アバンテMk.IIブラックスペシャル
・AOパーツ各種
・ミニ四駆25周年Tシャツ
・タミヤボールペン
会場ではアンケートをやっており、これに答えると蛍光オレンジのホイールをもらえます。

GUPで発売されたローハイトタイヤ&ホイールセット(フィン)あるいはハード・ローハイトタイヤ&ホイールセット(フィン)のホイールと同型です。
過去にアンケートに答えた人の中から抽選で、というものがありましたが、今回は答えて提出すればその場でもらえました。

昔のイベントではレース参加者に限定ボディや、イベントのステッカーがもらえることがありましたが、こういった企画は思い出になりますので、ぜひ継続して欲しいと思います。

ちなみに、アンケートの内容はミニ四駆をいつから始めたか、何がきっかけか、という簡単なもので、名前を書く必要がないので、プライバシーや個人情報流出などの心配は皆無です。
「ミニ四駆ジュニアカップ トレッサ横浜杯2008」の告知。
タミヤプラモデルファクトリーがオープンしたトレッサ横浜で、初のミニ四駆レースイベントが開催。

日付は5月6日。
場所はトレッサ横浜の北棟2階・リヨン広場。
詳細はこちら。

GWGPと同様、ホットショットJr.などが先行販売されます。
以下、戦利品。

まずはホットショットJr.(MSシャーシ)
実のところ、家を出るまではまったく買う予定がなかったのですが、手に取ったとたん気絶してしまい、気付いたらレジでお金を払っていました。
中身。
箱を開けると一目でホットショットとわかるボディと、スパイクタイヤが目に入ってきました。
ステッカーもいい意味でレトロで、古き良きミニ四駆と、現在のミニ四駆がコラボレートした不思議な感覚を受けました。

箱を開けたところ
ボディ
スパイクタイヤ。
大径ホイールで寸法があえば装着できるので、いわゆる中径サイズだった初代のスパイクタイヤよりも汎用性があります。
色々なマシンに転用が出来ますが、ミニ四駆PROでは特にサバンナ レオやナイトロサンダー、ナイトロフォース、ナイトレージJr.あたりが似合いそうです。
ステンレス製強化ビスセットC(40mm)

ロングビスは曲がりやすいので、強度が高いビスの登場は大歓迎。
300円という値段は決して安くありませんが、まぁ、1セットくらいならあってもいいかな…。
8Tピニオンギヤセット(プラスチック・10個)

ITEMナンバーは94577。150円なり。
AOパーツですが、これだけパッケージが緑色。
(通常はオレンジ)

タミヤのサイトにひっそりと掲載されていましたが、実物を見たのは初めてだったので、ついつい買ってしまいました。
 
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