ミニ四駆サマーGP2008関東大会レポート

2008年8月17日に東京の品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された「ミニ四駆サマーGP2008」に行ってきました。

前日に台風が通り過ぎましたが、雨雲に覆われ、小雨が振る不安定な天気でした。そのため、開催が危ぶまれましたが、午前中はなんとか開催される運びとな り、駆けつけたレーサーたちもとりあえずは一安心といった感じでした。(午後から雨足が強くなってきましたが、大丈夫だったでしょうか…)

ただし、やはり天気が悪かったこともあってか、来場者は少な目な印象。夏のビッグイベントなので、晴天ならさぞかし多くのレーサーが訪れたかと思うともったいないです。
参加者に配られるレース参加の手順。
初心者も熟練者も、レースに出場する前に必ず熟読。
裏面は諸注意とコースレイアウトが記載されています。
拡大した画像はこちら→(

タイムスケジュール
10:00?11:30 ジュニアクラス 予選
オープン/小径タイヤ限定 予選
ルーキー部門 体験レース
11:15?12:00 ジュニアクラス二次予選/決勝
12:00? コンクールデレガンス
  フリー走行
13:00?14:15 オープンクラス 予選
小径タイヤ限定クラス 予選
14:15?15:00 二次予選
15:00?15:15 コンクールデレガンス審査発表
15:15? オープン/小径タイヤ決勝レース
  抽選会

コース全景
画像をクリックすると拡大します。
右上がスタート地点。ここから左方向に向かって走っていきます。

レイアウトは若干、ROXのときと似ていますが、所々でレイアウトが違っています。
車検受付の列。
受付で配られるエントリーシールの色により、出場できる順番がかわります。

「○○色のエントリーシールをお持ちの方は、受付が始まりましたので列に並んでください」と呼ばれたら、自分のエントリーシールの色をチェックし、該当していたら並びます。
スタート地点。
この後、ストレートを1本走行したら、すぐに90度の連続コーナーに入り、開始早々マシンを揺さぶってきます。

今回はロングストレートが存在せず、最長でも2本。
コーナーの多いテクニカルコースです。
奥のゆるいコーナーを曲がって、またもストレートを1本挟んで連続コーナーが待ち受けています。

レーンチェンジャーはバーニングブリッジではなく、ノーマルタイプ。
高い安定性が求められます。
そして今回の難関。
ROXで開催されたミニ四駆GPでも使われた大型バンクが立ちはだかります。

コイツがレーンチェンジャーの直後に待ち受けているのがいやらしいです。
再度、全景を別角度から。
大型バンクを抜けると、あとはおなじみとなったテーブルトップをクリアして周回終了。

バンクが目立つので、それに目を奪われがちですが、実際に手強いのはレーンチェンジャーとテーブルトップだと感じました。今まで同様、マスダンパー等、安定性を向上させるパーツが重要なのは言うまでもありません。
お隣には誰でも走らせることができるフリーサーキットが。
ジュニアサーキットをベースにした3レーンのコースですが、今回もレーンチェンジャーがありません。

余談ですが、同じ会場で行われたこともある、ダンガンレーサーのダブルホーンファイト(トリプル凹ファイト)と同じ形状ですね。いや、いいんです。ただ言ってみたかっただけなので。
販売コーナー

小雨が降っていたので、販売コーナーは屋根の下に移動されていました。
先行販売でも限定販売でもありませんが、新製品としてエンペラーが良い扱いで置かれていました。
販売価格は945円。

オールドファンにはもちろん、PROから入ったレーサーにも注目して欲しいマシンです。

販売のプレート
限定販売のサバンナレオ パープルメッキ仕様とホットショットJr.(MSシャーシ)のレッドメッキ仕様。
各1260円。

サマーGP2008の限定販売ということですが、ROXやトレッサ横浜など、他のイベントでも販売されています。
先行&限定販売。
ともに限定キットですが、サンダーショットMk.II桃井はるこスペシャルは限定販売、サンダーショットMk.IIピンクスペシャルは8月23日に先駆けての販売です。

ピンクスペシャル、桃井はるこスペシャルともなかなかの人気でした。
会場ではピンク色のMSシャーシを装備したマシンを10台以上見かけました。恐らくタミヤのメインターゲットであろう大きいお友達だけでなく、女の子レーサーも装備したのを見て、同キットの発売は成功だったのだろうなと思いました。
告知がなかった低摩擦プラローラーが先行販売されていました。販売価格は210円。

その他、オフセットトレッドタイヤが231円、MSシャーシEvo.Iが5250円で販売。
注意深く見ていたわけではありませんが、自分がいた時間には、MSシャーシEvo.Iが売れている様子はなく、会場でも使用しているレーサーを見かけませんでした。

販売のプレート
MSシャーシ Evo.Iのパッケージ
その他の販売品。

・レーサーミニ四駆メモリアルボックスVol.1(メッキボディ仕様)
・ミニ四駆、ミニ四駆PROキット各種
・スペシャルキット、完成車各種
・AOパーツ各種
・ニカドバッテリー1000
・オーバルホームサーキット
・アルミワイドプレート(ゴールド)、(ピンク)
・ステンレス製強化ビスセットC
・ホワイト強化VSシャーシ
・VSシャーシ各色
・ダンガン フッソコートフルメタルワイドホイール
・ミニ四駆レーサーカケル単行本第1巻

特にニカドバッテリー1000がよく売れていました。
充電器は販売されていませんでしたが、ニッケル水素電池禁止によりレースに出られる唯一の充電式バッテリーですし、ポテンシャルも高いので、改めて見直された印象。
展示コーナー

コーナーというほど大げさではありませんが、9月に発売予定のアバンテMk.IIIが置いてありました。

別角度から1
別角度から2
別角度から3
アバンテMk.III アズール
発売日:9月6日 定価:945円

マンガ「ミニ四駆レーサーカケル」の主人公、カケルの愛車。
アバンテシリーズの後継車で、Mk.IIから引き継いだソリッドな形状と実戦仕様な重量を抑えたボディ。
ユニット構成はN-02、メインシャーシ、T-01。
エンペラーと同型の大径ホイールと、サバンナレオなどと同型のスリックタイヤを装備。

ライトブルーがさわやかです。
アバンテMk.III ネロ
発売日:9月27日 定価:945円

もう一台のMk.III。
アズールとはボディカラーのほか、フロント、リヤのウイング、エアインテークなど、細かい箇所が相違しています。
マグナムとソニック、マックスブレイカーとシャドウブレイカーのような関係ですね。
カタログ上は、ネロにのみ軽量センターシャーシが採用されるようです。
戦利品

GWGP2008と同じくアンケートを実施しており、答えて提出するとゴールドのホイールがもらえました。これは嬉しい。
形状はサバンナ レオに同梱されるホイールと同じですね。

アンケートの内容は前回とほぼ同じですが、少しでもマーケティングの役に立てれば幸いです。
せっかくなので低摩擦プラローラーとオフセットトレッドタイヤも購入しました。

オフセットトレッドタイヤ
オフセットトレッドタイヤの後輪。
斜面は急すぎず緩すぎずでちょうど良い感じ。

ダンガンレーサーにも使えそうなので、ミニ四駆とあわせてダンガンでもしばらく遊んでみようと思います。

 

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