ミニ四駆GP2009年間チャンピオン戦関東大会レポート


2009年12月20日に東京の浅草ROXで開催されたミニ四駆GP2009・年間チャンピオン戦に参加してきました。
天気は晴天。風もなし。しかし気温は低く、肌寒い一日となりました。

いつものROXと同様、前日はジュニアクラスが開催。
この日はオープンクラスと小径タイヤ限定クラスが行われるという日程でした。



開場前の様子。
9時頃に到着したのですが、すでに200人以上が会場を囲むように列を作っていました。

●会場内


レース開始前から、コース脇に表彰台が設置されていました。
これを見て闘志を燃やせということでしょうか。
午後には今年のチャンピオンを決定する年間チャンピオン戦が開催されます。
この表彰台も何度か出番があることでしょう。


※画像をクリックすると拡大します。
来年1月のミニ四駆GPより施行される特別ルールの掲示。
実況中のアナウンスも何度かされており、会場内で周知を徹底していました。



そして、今回で最後となる小径タイヤ限定クラス。
それを惜しむかのように、小径限定の参加者の方がオープンよりも圧倒的に多い状況でした。
来年からは大径タイヤ限定クラスが登場し、小径限定はオープンクラスに統合されます。
イベントに参加する方はお間違いのないよう注意してください。
 →小径タ イヤ限定クラスはこちら

そういえば、ミニ四駆DSでは小径タイヤ限定クラスのレースが登場しています。
開発中、それも発売直前でなくなることが発表されるとは思いもしなかったでしょうね。



レンタルマシンや工具の貸し出しも無料で行われています。
ミニ四駆を持っていない方も気軽に参加出来ますので、興味のある方はぜひイベント会場へお越しください。


※画像をクリックすると大きくなります。
レース参加の手順。
レースに参加するにあたり、必要な事項が書いてあります。
エントリーカードと一緒に配布されているので、必ずもらって読んでおきましょう。

タイムスケジュールは下記の通り。
10:00〜12:00 オープンクラス予選、小径タイヤ限定クラス予選
12:00〜 休憩
13:00〜14:00 オープンクラス予選、小径タイヤ限定クラス予選
14:00〜 二次予選
14:30〜 決勝
15:00〜 コンクールデレガンス
15:30〜 年間チャンピオン戦
16:00〜 抽選会

オータムは出場しなかったので不明ですが、エントリーカード(シール)が色分けではなく、カードに番号が書かれるようになっていました。
参加のアナウンスが色ではなく、「1番から100番までの選手は車検場まで来て下さい」といった感じで番号で呼ばれるように変わっています。
それに伴い、上記のレース参加の手順もその部分が変更されています。


※画像をクリックすると拡大します。
大会参加の諸注意。
コースレイアウトやレギュレーション、クラスなど。
こちらも必読です。

●コース紹介


本日のコース。
大阪のWTCで開催された関西大会とは異なるレイアウトとなっております。
スタッフの方いわく「今年を締めくくるレースにふさわしいコース」とのことで、レーサーを苦しめてきた数々の難関がところ狭しと配置されています。
→別角度から

なお、本日もガッツ不参加。
司会進行はおなじみ、声優の櫻井那琉さん。アシスタントは熊谷さんのコンビ。


スタート地点。
ここから戦いが始まります。


ヘアピンカーブが連続。
ストレート2本を挟んでいるので、コーナーリング性能だけではなくスピードも求められます。


ヘアピンを抜けたあとのレーンチェンジはバーニングブリッジ。
コースアウトの危険性は低いですが、トルクが必要なので、力のないマシンはココで大きく差を広げられてしまいます。
別角度から


レーンチェンジの直後には段差のある芝。
ホビーショーで行われたミニ四駆GPでも敷かれていましたね。
ここでバランスを崩すマシンも見受けられましたが、コースアウトはほとんどなし。
ココでスピードが落ちるおかげで、次に待ち構えるテーブルトップに適度なスピードで突入できます。



テーブルトップはドラゴンバック&芝セクションと組み合わせてきました。
TTとDBの組み合わせは2009年6 月のROXでも登場しましたが、芝までついてくるとは…。
上り、ドラゴンバック、芝の順で並んでおり、スピードに乗ったマシンはDBで飛んだり芝でバウンドしたり、思いっきり上下に揺さぶられます。


テーブルトップの下りは芝の直後。
スロープ状に…なっていない!?


なんと、コースが途中で切れています。
「ダウンヒル」と呼ばれるこのセクションは、テーブルトップを無事通過したマシンを急落下させてバランスを崩すのを狙ったものとのことです。


その後、再び段差のある芝。
ダウンヒルとの組み合わせで、スピードの速いマシンは跳ねてコースアウト。
車高の低いマシンは路面に接触して大きくスピードダウン…。
テーブルトップで吹っ飛ばしたり、芝でバウンドさせたり、ダウンヒルでダメージを与えたり、このコースはマシンをいじめる気満々です。
別角度から


ダウンヒル周辺の動画を定点撮影。
テーブルトップのあたりから高い安定性を要求されるので、スピードマシンでココをクリアするのは厳しいです。


最後のコーナーは地味にデジタルカーブ。


スタートからテーブルトップまで。
1レースに1台はこのパターンでコースアウトしていました。

クリアしていたマシンの傾向としては、来年の特別レギュレーションで禁止となる、リヤからプレートなどを伸ばし、サイドバンパーを作って、マスダンパーを 吊り下げる「提灯」と呼ばれる改造をしたマシンが猛威を振るっていました。
とはいえ、その改造をしているマシンが多かったので、必然的に勝ったマシンも提灯をしているマシンが多いわけですが。
シャーシの数は、やはり現在の主流であるMSシャーシが大多数。
スーパーXXシャーシの普及率はまだまだこれからといったところでしょうか。

●販売コーナー



先行販売のサバンナレオ ブラックスペシャル バージョンII。
パッケージはMSシャーシEvo.IやアバンテMk.II Vスペシャルと同じような、黒を基調としたデザインです。
一般販売は2010年1月9日。定価1050円。
来年のトップを飾る限定キットです。


限定販売のメタリック仕様キットたち。


今回はじめて並ぶのは、ダッシュ2号・太陽(バーニング・サン)(MSシャーシ)オレンジメタリック仕様。
オレンジメッキのボディに、ブラックメッキのホイールという限定キットです。1260円なり。
 →スピンアックスMk.II ブルーメタリック仕様
 →ダッシュ01号・超皇帝 ゴールドメタリック仕様


11月に発売されたマックスブレイカーブラックスペシャル、前日に発売されたライジングトリガーホワイトスペシャルのスーパーXXシャーシ採用マシン2台が並んでいました。
両方とも発売済みということもあってか、あまり数は動いておらず。


タミヤグッズ。
ストラップや小型ポーチ、リストバンドなど。
ROXおなじみのサプライズ品は残念ながら見かけず。

●戦利品


ライジングトリガーホワイトスペシャルとフロントアンダーガードを購入。
この他にパワーチャンプゴールドと、スーパーXシャーシ用ゴールドターミナルも買っておきました。
 →ライジングトリガーホワイトスペシャル
 →フロントアンダーガード


ジュニアニュースVol.110〜112をゲット。
近所に模型店がないので、イベント会場では毎回もらうようにしています。

関連情報:ミニ四駆GP2009年間チャンピオン戦大阪大会レポート
関連情報:イベントレポート メインページ

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