エネループ新製品が発表。大容量のpro、おもちゃ向けのplus、ワイヤレス充電

三洋電機が、ニッケル水素電池「eneloop」の新製品を発表しました。
http://panasonic.co.jp/sanyo/news/2011/06/09-1.html



URLやリンク先からおわかりかと思いますが、パナソニックから販売される、おなじみのエネループシリーズ。
発表された新製品はなかなか刺激的です。

●eneloop pro
・電池容量がeneloopの1,900mAhより多い2,400mAh。約25%高容量化。
   より長く使用可能に。
・通常のエネループと同様に、自己放電抑制技術を採用。
・満充電後に1年間放置しても、残存容量は約75%となる1,800mAhを維持。
・繰り返し使用回数は約500回で、通常のエネループの1,500回の1/3。注意。
・単三型のサイズは14.35×50.4mm(直径×高さ)。重量は約30g。公称電圧は1.2V。
・単三型2本入りの「HR-3UWX-2BP」が1,260円。
   黒い充電器とのセット「N-TGR01WS」はオープンプライス。
   店頭予想価格は4500円前後。
・2011年7月21日発売。本体カラーはブラック。

●eneloop plus
・電池本体内に過温度防止機能を搭載しており、
   万が一の誤使用時にも、電池の温度上昇を抑えられる。
・熱による安全性が高いことから、子供のいる家庭で、ゲームやおもちゃ、
  ラジコンなどの玩具にお勧め。
・性能については、通常のeneloopと同じ1900mAh。繰り返し使用回数は1,500回。
・単三型のサイズは14.35×50.4mm(直径×高さ)。重量は約27g。公称電圧は1.2V。
・単三型2本セット「HR-3UPT-2BP」、充電器と単三型4本セットの「N-TGN01PS」は
   ともにオープンプライス。店頭予想価格は未定。
・2011年12月1日発売。本体カラーはホワイト。

proのスペックは昨年11月に欧州で発売されたXXシリーズと同じ。
スペックではpro一択ですが、ミニ四駆で使うことを考えるとplusでしょうか。
liteと同等のネオチャンプ(Min.950mAh)よりも容量が多く、過剰な温度上昇を防止するPTCサーミスタが搭載されているので、安心して使用できます。
来年あたりに「ネオチャンプ plus」という名前で発売されてもよさそうです。


One more thing。
ワイヤレス充電の国際規格「Qi(チー)」に対応した充電パッドとケースも発表されました。

●単3・単4形ニッケル水素電池専用充電機能付キャリングケースセット
・Qi規格に対応した充電パッドに載せることで、ニッケル水素電池が無接点で充電可能。
   いわゆる「おくだけ充電」。
・充電時間はeneloopの場合、単三が約180分、単四が約70分。
   1個でも2個でも、充電時間は変わらない。
   同社の「eneloop lite」「eneloop pro」「eneloop plus」など、
  すべてのeneloopシリーズの充電に対応。
・本体サイズは73×34×26mm(幅×奥行き×高さ)。電池なしの場合の重量は約30g。
・充電パッドと単三、単四のeneloopが2個格納できるケース、単三形eneloop2本の
   セット「N-WL01S」の価格はオープンプライス。店頭予想価格は2000円前後。
・2011年7月21日発売。本体カラーはホワイトとブラック。

当サイトでも紹介した、こちらもパナソニックのCharge Padは6月24日に発売が予定されており、当製品と同じくQiに対応しているため、パッド部分が共用できます。
メーカーサポート外の使い方ではありますが、おそらくネオチャンプも置くだけで充電可能。

※2011年6月現在、タミヤ製品以外の電池はミニ四駆、ダンガンの公式レー スで使用できませんのでご注意ください。

関連情報:日本未発表の三洋新型ニッケル水素充電池「XX」
関連情報:パナソニック、無接点充電パッド「Charge Pad」を発表。6月発売予定

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