ジャパンカップ2013東京大会1レポート


2013年6月23日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催されたジャパンカップ2013東京大会1に参加してきました。

ジャパンカップ2013の開幕戦となるこの日。
非常に多くの方が来場され、近年では最高の参加者数と言われた、スプリングGP2013を大きく上回るレーサーが訪れていたようです。
各メディアの方も多く取材に訪れており、24日(日)にテレビで放送する予定のめざましテレビ&キャスターの長野美郷さん、ミニ四駆特番の収録のため、麒麟の川島さんやアイドリング!!!の遠藤舞さん、三宅ひとみさんを見かけました。


いつものアングル。
この写真からも、いつもより人が多いことがわかりますね。

エントリーシールの配布は本部テントや、エレベータ付近のエントランスではなく、1階のパティスリーヴィヴァン前。
9時30分以降は本部テントにて配布されました。


自分とツレ2人は8時45分前後に到着しましたが、ギリギリでこの番号。
あと数秒遅かったら午後に回されるところでした…。
(1〜1000番が午前、1001以降が午後というスケジュール。詳細は後述)

12時ごろに1900人、13時ごろには2000人を突破。
最終的には2053人と、スプリングGPで打ち立てた記録を更新しました。
昨年は30周年ということもあったので、その翌年は多少減ると思っていましたが、減るどころか昨年以上とは思いませんでした。


※画像をクリックすると拡大します。


参加ガイド。

【タイムスケジュール】
  8:30 受付開始
  9:30 競技説明
  9:40 オープニング
  9:50 一次予選(エントリーシール1〜1000)オープンクラス&ジュニアクラス
 12:10 二次予選(エントリーシール1〜1000)オープンクラス&ジュニアクラス
 12:40 休憩
 13:10 一次予選(エントリーシール1001以降)オープンクラス&ジュニアクラス
 14:30 コンクールデレガンス(一次予選同時進行)
 15:00 お楽しみ抽選会(一次予選同時進行)
 15:50 二次予選(エントリーシール1001以降)オープンクラス&ジュニアクラス
 16:20 決勝戦オープンクラス&ジュニアクラス
 16:50 表彰式
 17:00 終了

エントリーシールの番号が1〜1000が午前、1001以降は午後という形。
シールの色がそれぞれ、青、緑になっているのでわかりやすいです。
1〜1000番は午前中いつでもというわけではなく、いつもどおり100番ごとでの呼び出しがかかります。
自分は997番だったので、午前の一番最後。レースに出られたのは12時ごろでした。

今回は一発勝負。一度でも負けたらそこで終わりです。

近日イベント日程には、ジュニアカップの開催情報が書かれています。
 7月21日(日) トレッサ横浜・南棟イベント広場
 7月28日(日) 東武百貨店池袋店・8F屋上



※画像をクリックすると拡大します。


こちらは特に目新しい情報はなし。


ジャパンカップ2012と同じく、エントリーシールと一緒に「ジャパンカップ2013オリジナルロゴステッカー」がもらえました。
サイズが若干小さくなりましたが、大会の記念になりますし、非常に嬉しいです。
もらってすぐにポータブルピットに貼り付けていた方も。

●メインコース


ジャパンカップ2013公式コース「スーパークライムサーキット2013」。
参加者が多い今回も、当然ながら2面運用。
手前のAコース、奥のBコースは同じレイアウトです。


全長213mのテクニカルコース。
上下左右にマシンが揺さぶられる、近年屈指の嫌がらせコースです。
新セクションとして、スタート直後に待ち受ける逆バンク、山のように高くそびえるスーパーデルタバンク、デジタルが連続で続くウェーブセクションver.2。
スプリングGP2013で初登場したウォッシュボードストレート、スーパーデルタバンクの直後に置かれたヘルクライム&ナイアガラver.2が待ち受けます。


今回の目玉、スーパーデルタバンク。
その高さは、世界遺産に認定された富士山の如し。


間近で見ると、その存在感に圧倒されます。


別角度から。
敵はスーパーデルタバンクだけではありません。
今回はそれほどインパクトがありませんが、ヘルクライムやスロープの高低差も脅威です。

それでは、詳しく見ていきましょう。


前半戦。
いきなりマシンを縦に揺さぶってきます。


スタートスロープ直後、初っ端から上りスロープが登場。
さすがに開始直後は恐くありませんが、周回を重ねるごとに徐々に危険度が上がってきます。


スロープ後はストレート3本。
目に見えるのは逆バンク。

コーナーの外側が内側よりも低くマシンが傾いたままコーナーリングするため、ハイスピードで突入するとコースアウトする確率が高いバンクセクションだ。バ ンク手前も下り坂になっていて突入前にマシンスピードがアップするので、スムーズにクリアするにはスピード調整が必要だ。

(タミヤの説明より引用)



バンク手前も下り(往路は上り)に角度がついています。
ミニ四駆GP2013で登場したフラットスロープほど角度はキツくないので、あまり警戒するほどではありません。
気を抜いてしまいがちですが、ここでコースアウトするマシンが極希にいました。


逆から。


横から。


手前から。


上から。


逆バンクからの上り。
この角度なら余裕…!?


逆バンクを通過してストレート1本、下りスロープへ。


この下りスロープもなかなか嫌らしい配置。
バーニングブリッジ(レーンチェンジ)と直結しています。


バーニングブリッジ。45度。
5コースは下り、上り、下りと忙しいです。


ウォッシュボードストレート。

ミニ四駆スプリンググランプリ2013から登場し、高さ6mmと11mmの小ジャンプが2個設置されたストレートセクション。見た目は地味だが、マシンの姿勢が微妙に2回くずれるので侮れないぞ。スーパーデルタバンクに突入する前は、マシン姿勢を安定させておくのがベストだ。

(タミヤの説明より引用)



奥が6mm、手前が11mm。
レーンチェンジするレーンは、11mmのみです。


正面から。
自分のマシンはここでやたら跳ねました。
スプリングのときはそうでもなかったのに…。
スプリングと比べて、間隔が短いからでしょうか。


そしていよいよやってくる…。


スーパーデルタバンク。

今回の一番の注目セクションが、サーキットで圧倒的な存在感を誇る“スーパーデルタバンク”。30度の急坂を一気に駆け上がり、マシンのパワーとスピードを奪う難関セクションだ。頂上に到達するまでの間はコースの外側が内側よりも高く、マシンが傾いたまま走行するためバランスを崩しやすい。安定性を重視したローラーセッティングはもちろん、マシンパワーも攻略のポイントだ。

(タミヤの説明より引用)



横から。
「急坂」と表現されているとおり、かなりの急勾配。
同じ30度でも、オータムカップ2012年間チャンピオン戦2012で登場したバンクの一部と同じ角度ですが、こうもサイズが違うとまったくの別物です。


斜め後ろから。


後ろから。


怖いのがただ登るだけではないこと。
ストレートが斜めになっており、内側の壁にそって走ることになります。
マシンが転倒しようものならと想像するだけでゾッとしますね。

これだけの傾斜ですから、当然、力尽きるマシンも何台かいました。


上りはよいよい、下りは…。
あれだけ高いところに登るわけで、そこから落ちるかのように一気に加速がつきます。
ディズニーランドのスプラッシュマウンテンのよう。


頂上から。
その先にはヘルクライムが手ぐすね引いて待っています。


ここからコース全体を眺める。
遠くのほうが霞がかって見えるのは気のせいですか。そうですか。


ヘルクライム&ナイアガラスロープver.2

昨年のオータムカップ2012から登場し、多くのレーサーが苦しめられたおなじみの急勾配45°の連続セクションが登場。ナイアガラスロープVer.2通過時のマシンのジャンプ姿勢の安定がコースアウトしないための必須条件だ。スーパーデルタバンクの急な下り坂でスピードアップしながらこのセクションに突入するため、リヤスキッドバー等によるスピード調整が勝敗を決めると言えよう。

(タミヤの説明より引用)



左がスーパーデルタバンク、右がヘルクライム。
左が30度、右が45度。
落ちて、上がって。


ナイアガラスロープver.2。
いつもならおとなしいですが、スーパーデルタバンクからのヘルクライムと来る先にある、この配置は危険度がいつもの1.5増し。
コースアウトするマシンがヘルクライムに次いで多かったセクションでした。
デルタバンクからスピードに乗ったマシンをヘルクライムでしっかりと減速させ、安全にナイアガラを下る、といったことがしっかり出来ていたマシンが強かったです。
ヘルクライムを安全に突破したマシンは、ほぼコースアウトしていませんでした。


この高低差…。


終盤は縦に揺らしません。横に揺らします。


ウェーブセクションver.2。

ウェーブセクションがさらにパワーアップした、Ver.2 となって登場!デジタルカーブのようなカクカクした壁面がマシンのスピードを奪う。

(タミヤの説明より引用)



第52回静岡ホビーショーでお披露目された、透明のデジタルカーブ集団。
コースアウトの危険はほとんどありませんが、ビスの緩みや減速には注意が必要です。
ここでプレートが分解したり、ホイールが外れるマシンも。


180度コーナーのあと、芝セクション。
写真では見づらいですが、人工芝が敷いてあるおなじみのトラップです。

グリップしにくい芝セクションが最後に待ち構える。車高を低くしすぎたマシンの場合は、芝生に足を取られて一気に減速する可能性があるので注意しよう。

(タミヤの説明より引用)




ようやくラップ。
お疲れさまでした。

言わずもがな難コースです。
1周目で残数1台になったり、5台すべてがコースアウトというレースも珍しくなく、一次予選の完走率は昨年のジャパンカップ2012と同じくらいかなという印象。
いかにヘルクライム、ナイアガラをうまく切り抜けるかが勝負の鍵とですね。

…と、偉そうなことを言っていますが、自分は2周目(2レーンスタート。3レーン走行時)にナイアガラの着地に失敗してコースアウトという結果。
スプリングではしっかりと走れていて、1周目は完璧にヘルクライム&ナイアガラをクリア出来ていたので、今回もいけるかと思っていたのですが、甘かったようです。
次はもうちょっとブレーキを効かせるか、配置の見直し。あるいは、思い切ってMAシャーシにしてみようか。


今回紹介した各セクションの動画を撮影しました。
ジャパンカップはまだ始まったばかりなので、皆様の参考になれば幸いです。


今までのイベントでは見かけなかった機材を発見。
こちらはEUROLIVE F1320D。
イベントやライブハウスなどでも使われる、パワードスピーカーですね。
なんとなく新品っぽさが漂っているのですが、新調したのかしら。

この他、スーパーデルタバンクと最終コーナーの手前にはGoPro HD HERO2が設置。
タミヤのTwitterによると、Ustreamの生中継で活躍したそうです。

●オープンコース


5レーンのオープンコース。
誰でも自由に走らせることができます。
設置場所とレイアウトは、スプリングGP2013と同じ。


ミニ四駆5レーンサーキットも。
ストレートは市販のものに追加されています。

●販売コーナー

新シャーシを引っさげて登場するニューマシン、ブラストアローが先行販売ということもあり、こちらも長蛇の列。
しかし、9時過ぎには販売が開始され、先行・限定販売品購入の列と、一般販売品購入の列がわけられたこともあり、何とか回っていました。
自分は9時20分ごろから並び始めたのですが、10時45分ごろには商品を購入出来ました。
あ、冷静に考えるとかなりの時間待っていますね。

ちなみに、先行・限定販売品の列はレジ2台、一般販売品はレジ1台。


並び始めた直後にミニ四駆マルチテープが売り切れ。
まさに瞬殺。姿を見ることすらかないませんでした。
あまり数を用意していなかったのでしょうか。

購入リストに入れていたので残念ですが、一般販売は7月6日とそう遠くありません。
もうちょっとの辛抱です。


ブラストアローたちは何とかゲットできそう。
エアロサンダーショット J-CUPに斜線が引いてあるように見えますが、台紙がそうなっているだけです。


先行販売
・ミニ四駆PRO ブラストアロー (MAシャーシ)
・エアロ サンダーショット ジャパンカップ2013 リミテッド
限定販売
・エアロ サンダーショット レッドメタリック仕様

並んでいたほとんどの方がブラストアローを手に取っていました。
新シャーシを搭載した今夏の大本命。
長時間並んで手に入れたマシンへの愛着はよりいっそう強まります。

速攻で作ってジャパンカップに出場している方もおり、ブラストアローがどんな走りをするのかと注目を浴びていました。


ハイパーダッシュ2モーター J-CUP2013スペシャル。
一般販売は7月6日。420円。
タミヤの先行販売リストには掲載されていなかったものです。


19mmアルミベアリングローラー J-CUP2013(オレンジ)。
一般販売は7月6日。756円。


HG AR カーボンフロントワイドステー(2mm赤ラメ)。
一般販売は7月13日。966円。


HG AR カーボンリヤワイドステー(2mm赤ラメ)。
一般販売は7月13日。1008円。


スーパーハードローハイトタイヤ(ブラック)。
2013年1月に販売された限定パーツ。7月に再販予定。273円。

この他、オーバルホームサーキット(Vマグナム&プロトセイバーJC)も先行販売。
一般販売は7月13日。10500円。


HGカーボンマルチワイドステー(1.5mm)J-CUP 2013。
ジャパンカップ会場限定販売。987円。


HGカーボンマルチワイドリヤステー(1.5mm)J-CUP 2013。
ジャパンカップ会場限定販売。1029円。


19mmアルミベアリングローラー J-CUP 2013(ブルー)。
ジャパンカップ会場限定販売。756円。


先行・限定販売品以外の列。
こちらは空いており、10分〜20分で購入することができました。


主な販売品たち。


左はイヤホンジャック アクセサリー (タミヤTシャツ)。
577円。
右はタミヤメタルストラップ。903円。


タミヤリールホルダー。


13時ごろに見たところ、ブラストアロー、 スーパーハードローハイトタイヤ、エアロサンダーショットレッドメタリック仕様が売り切れていました。
ブラストアローを買いに来た親子がガッカリして帰る姿も…。

●掲示物


ミニ四駆特番の詳細。
この日に収録されたものが放送されるようです。

「ミニ四駆選手権2013」
自ら作り上げたマシンで仕上がりとスピードを競う真剣勝負。
芸能界最速のミニ四駆レーサーがジャパンカップ2013へ挑む!!

7月15日(月・祝) あさ10時〜10時55分
テレビ東京系列全国ネット
  テレビ東京・テレビ北海道・テレビ愛知・テレビ大阪・テレビせとうち・TVQ九州放送

<出演>
麒麟/川島明、内藤大助・亮 親子、ボビー・オロゴン、JOY、アイドリング!!!(遠藤舞・三宅ひとみ)、クレオパトラ/桑田尚希



タミヤモデラーズギャラリー
前回紹介したとおり、7月25日(木)〜7月30日(火)。
東武百貨店池袋店8階催事場で開催です。

28日にはジュニアカップも行われます。


各所に貼ってあった注意書き。
ヤミヤGP…だと!?

●購入したモノ


ブラストアロー。
やはり外すことはできません。


開封の儀。
さて、どう育てていくか…。


エアロサンダーショット レッドメタリック仕様。
スプリングGPではエアロアバンテのブルーメッキを買い逃しましたが、今回はしっかりと確保。


レッドメッキボディにブラックメッキのホイール。


19mmアルミベアリングローラー J-CUP2013(ブルー)。


MINI 4WD JAPAN CUP 2013の文字とタミヤのロゴが。


スーパーハードローハイトタイヤもゲットしました。


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