テレビ特番「ミニ四駆選手権2014」の模様

2014年7月21日にミニ四駆のテレビ特番が放送されました。


今年は「ミニ四駆選手権2014 ?目指せ!ジャパンカップ?」。
昨年はミニ四駆選手権2013というタイトルでしたが、集客率アップのためかジャパンカップの副題がついています。
放送はあさ8時?8時55分がテレビ東京系列(テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送で放送)、お膝元の静岡第一テレビではあさ10時?10時55分というスケジュール。

まずはいつものようにミニ四駆の紹介から。
2014年夏 ミニ四駆ブーム加速中!累計販売台数1億7,500万台、大会参加者2,500人、2013年レース参加者3万8,000人といった景気の良い数字が並びます。
バックで流れる映像はジャパンカップ2013と2014が混在。

シーンは新橋へ。
司会のインパルスの板倉俊之さん、堤下敦さんのお二人がミニ四駆の思い出を語ります。
第一次ブームのときの愛車はエンペラー、ドラゴンシリーズ。



タミヤプラモデルファクトリー新橋店では、今回のゲストの皆様が集結。
JOYさん、ボビー オロゴンさん、梅田彩佳さん(NMB48)、 田澤昂大さん(熊とブルー)の計4名。
JOYさんとボビーさんは昨年に引き続きの参戦ですね。

 板倉「月に何日ぐらいミニ四駆に費やしているの?」
 田澤「28日くらいですかね」
 一同「もうそれプロだよね!勝てるわけないじゃん」

といった感じのやりとりも。

一同は地下1階に移動。


タミヤプラモデルファクトリー新橋店は1階にタミヤグッズやスケールモデル、プラモデルなど、地下1階にミニ四駆やRCの売り場があります。
たくさんのキットやパーツを前に興奮する彼らの前に、心強い味方が登場します。
そう、我らがMCガッツです!!

オススメのマシンを質問する一同に対して、ガッツはフェスタジョーヌと回答。
スーパーカーをイメージした今までにないボディと、最新のMAシャーシを採用し、性能も折り紙つきと熱弁するも…



ボビーさん「ガッツさんのアドバイスはあてにならない

これにはさすがのガッツも苦笑いというか、微妙にショックを受けていました。

レースに先立って、マシンやパーツを選定することに。
TV収録ということを忘れて集中する面々。
サンダードラゴンプレミアムスーパードラゴンプレミアムを見て興奮する板倉さん。
このリアクションはかなり良いです。
まさに、復帰したレーサーがミニ四駆の棚を見た時の反応といった感じで、「うわー!懐かしい!!」「これ使っていたんだよ!」みたいな。

キット選定に悩むボビーさんに一人の男がひっそりと近づきます。

MCガッツ「実は一番新しいマシンがあるんですよ」(小声)
ボビー「あんの?」



ガッツ、汚名返上…というか、誤解をとくために立ち上がります。
差し出したのはこちら。


7月12日に発売されたばかりのニューマシン、アビリスタ!!
今年のジャパンカップのロゴにも描かれた、この夏イチオシのミニ四駆PROの最新キットです。
収録時点では未発売だったはずなので、まさに賄賂と言ってもよいでしょう。お主も悪よのう。

ウルトラダッシュモーターに興味を示したボビーさんですが、アビリスタはMAシャーシなので片軸モーターのウルトラダッシュは使えません。公式レースでは使用が認められていないモーターであることも補足しつつ、両軸モーターを選定するようにアドバイスを受けます。
ずっとやってきた方にとっては常識なのかもしれませんが、初心者や復帰組にはためになるアドバイスですね。

全員が購入を終え、コースがある2階のモデラーズスクエアへ移動。


TPF新橋店ではミニ四駆公式5レーンサーキットが設置されています。
コースの使用には、当日の1,000円以上のレシートか、3,000円以上購入するともらえるイベントフロアパスポートを提示すると利用できます。
日によってコースが使えないこともありますので、カレンダーをチェックしておくことをおすすめします。

先ほど買ったマシンを開封し、ノーマルマシン対決。
ここは特に面白いところはないので割愛します。

レースが終わるとパーツを開封し、コース横のピットスペースで組み立て開始です。
FRPプレートやマスダンパーを慣れた手つきで開封する田澤さんを横に、ボビーさんのピットスペースが異様な雰囲気に…。



ウルトラダッシュモーター!?

あれだけダメだって言われたのに!しかも片軸モーターだし!!
使用禁止ということで堤下さんに没収されてしまいます。
…というやり取りが計算のうちか、ちゃんと両軸モーターも用意しているボビーさんなのでした。


各自のキットが完成しました。
スタッフのアドバイスがあったとはいえ、しっかりしたマシンが並びました。
田澤さんのマシンの異質度が光りますね。

新橋でのレースを終えたものの、走り足りない面々。
そんな彼らのためにさらにもう1レースということで、新橋からクルマで移動。
標識には「品川」の文字。
この上ない舞台が用意されました。


スーパーグライドサーキット2014!!

ジャパンカップ2014の公式コースです。
スーパーグライドバンク、フジヤマチェンジャーなど難関が待ち受ける全長232mの超ロングコース。
天気やスケジュール、ミニ四駆公式Twitterのツイートのタイミングを考えると、収録は6月21日あたりでしょうか。


ある人物を呼んでおります!こちらの方です!

ただ走るだけではありません。
登場する3人のスペシャルゲストとの直接対決が実現します。
そのゲストとは?そして、レースの結果は!?


といった感じで、あくまで紹介ということなので詳細や結果は省略しましたが、今回も約1時間が早く感じるほど楽しい番組でした。
この放送を見てミニ四駆ステーションに足を運ぶ方が増えると良いですね。

サブタイトルのジャパンカップ部分は色々な意見があるかもしれませんが、自分としてはこういったことにツッコむのは野暮だと考えます。
結果をしっかりと出した方へのご褒美ということで。
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