ジャパンカップ2018東京大会2Dレポート

2018年7月14日に品川シーサイドフォレストで開催された、富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2018 東京大会2Dに参加してきました。

この大会はTAMIYA PASSPORT等での事前申込が6月13日(水)〜6月24日(日)に行われたのですが、6月30日に急遽、静岡大会(7月8日)からのオープンクラス有料化が発表
同日に事前申込のキャンセルと、7月4日(水)午前中までに申込の再申込が行われるという、直前にバタバタしての開催となりました。
TAMIYA PASSPORTでは何度も通知やアナウンスがあったので大丈夫かと思いますが、気づかずに会場へ来られたレーサーがいないことを祈ります。
なお、自分が見た範囲では有料化や再申込に伴って、会場内でのトラブルはありませんでした。


りんかい線品川シーサイド駅から会場であるオーバルガーデンへ。
今回は晴天ということで、いつもの場所に設営されました。
左側の青い屋根が本部テント、奥がコースと車検場です。こちらの紹介は後ほど。


受付は東京大会1Dより1時間遅い、12時30分から。
私は全然気が付かず、東京1Dと同じ11時ごろに来てしまいました…。


オープンクラスの参加受付予定地。
さすがに1時間前に来ても誰もいませんね。
列が形成されたのは、12時すぎくらいでした。


注目はこちら。


静岡大会からオープンクラスの参加費が必要となります。
本日は行われませんが、ジュニアクラスやファミリークラスは無料のままです。

参加費は500円(税込み)。
1000円札でもお釣りがちゃんともらえますが、硬貨で支払うのがマナーでありスムーズです。
事前に崩しておきましょう。


どんな感じで徴収するのだろうと思っていたのですが、スタッフによる手作業でした。
流れは下記の通りです。

1.チェックイン(TAMIYA PASSPORTかQRコード)
2.参加ガイド、エンブレムステッカー受け取り
3.参加費支払い
4.エントリーシール受け取り
5.ボディ受け取り

ずっと見ていたわけではないので最後までどうだったかはわかりませんが、
少なくとも前方の列はまったく混乱なく、スムーズに流れていきました。


ボディはライキリのマットピンクでした。
2018年3月31日ごろに発売された限定キットのものですね。
他の会場では別のボディだったり、同一大会でも別のボディだったりしたようなので、毎回この子というわけでは無さそうです。


それにしても暑い…。
時折風は吹くものの、熱風といった感じでした。
Yahoo!天気で気温を見ると、最高気温が35℃となっていました。
明日も暑いようですので、参加される方は極力、日陰にいることを心がけていただきたいです。
マシンの管理が大切なのはわかりますが、レーサーの体調管理もしっかり気をつけましょう。

そして、この過酷な状況でがんばっている、MC陣、タミヤのスタッフの皆様には頭が下がります。
本当にお疲れさまです。

●参加ガイド


※画像をクリックすると拡大します。


参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュール、販売コーナーなどの情報が記載されています。
  →裏面はこちら。

【タイムスケジュール】
  13:00〜 オープニング、競技説明
  13:20〜 予選(オープン)
  14:00〜  お楽しみ抽選会発表
  16:00〜 二次予選
  16:40〜 決勝
  17:40〜 表彰式

一次予選がテンポよく進んだので、前倒しでイベントが進行したそうです。

●会場内の様子


14時15分ごろの様子は、ちょっと寂しげ。
午後開催、オープンのみということもありますが、エントリー番号を見るに参加者数が激減しているわけではなさそう。
となると、やはりあまりにも暑いので人が出てこないのでしょうか。


コースは二面運用。


左がAコース、右がBコース。
MC陣はAがMCガッツ氏と櫻井なるさん、BがMC GUY氏がメインに担当。
優勝決定戦は左のAコースで開催されました。


階段側に二面隣接、手前に車検場と入口というこのレイアウトはおそらく初ですね。
(一面を階段側、もう一面を中央側に寄せた配置は何回かあり)


Aコース。


Bコース。

●メインコース

それでは、メインコースの紹介です。
各セクションの詳しい説明は何度かやっているので、重点的な説明は以前と違う部分のみとします。


本日のコース「クラシックサーキット2018」
2018年戦いの舞台となる、ジャパンカップ30周年記念コースは全長169.8m。
注目のセクション「ボルテックスチェンジャー」や「ニューエラターン」「富士通クライマックスロード」など実際のコースを見ることができます。
ジャパンカップ30周年を記念して、第一回となる1998年大会を彷彿とさせるレイアウト。
上から見ると縦に伸ばしたような感じです。
しかし、各セクションは高低差が激しいものが並び、ボルテックスチェンジャー、グライドバンク20、グライドバンク45、30°バンク、ドラゴンバック、モヒカンストレート2018と、上へ下へとジェットコースターのようです。


カギを握るのはスタート地点からすぐに配置されるボルテックスチェンジャーとロッキングストレート、続いてのデジタルコーナー。
ロッキングストレートとデジタルコーナーについては、東京大会1Dとかわっていますので後で詳細触れます。


中盤からのサマーウェーブから最後の富士通クライマックスロード。
マシンのトルクとジャンプからの安定性が試されます。


では、各セクションの紹介です。
写真左下にあるスターとスロープからスタート。


ボルテックスチェンジャー。
2018SPRINGで初登場。
登り勾配にアプローチにはひねりが加わり、90°ターン、下りアプローチもまたひねり、降りる渦を巻くようなイメージのチェンジャーです。


下り側から。


コースフェンスに突起物が設置され、マシンが左右に振られるセクション。
その名もロッキングストレート!…と思ったら、Locking Road(ロッキングロード)となっていました。
タミヤのサイトにもロッキングストレートと書いてあるのに、いつの間に変わったのだろう。ただの間違い?


ロッキング拡大。
ロッキングの幅は約47mm、最も膨らんでいる部分(高さ)は約13mm。
ミニ四駆のコース幅は約116mmなので、約103mmしかマシンが走れるスペースがありません。
現在の公認競技会規則では全幅が105mm以下と定められているので、規定ギリギリに広げてしまうと突破することすらできません。
無理やり斜めって走ればいけますが、素直に幅を縮めるのが良いと思います。


別角度から。
よ〜く見てください。なにかに気づくはずです。


3レーンと4レーンの間、継ぎ目の部分に補強のためか薄い板状のものが貼り付けられています。
東京大会1Dとときは無かったものです。


3レーン側にもありました。
今までの各大会でコースが破損したことを受けての対策と推測されます。
4レーンはコーナーからスピードに乗ったままロッキングに突っ込むため、その反動で3コース側のフェンスに打ち付けられるようになります。
かなりの衝撃となり、フェンスが割れて3コース側にフェンスが飛び出てくるといったことがありました。
この補強のおかげでそういったことはなく、何となくロッキングのクリア率も上がっていたような印象です。


上から。
多少は厚みが増してフェンス間の幅も狭まりましたが、壊れるよりはマシです。


ロッキングロード(ロッキングストレート)/ボルテックスチェンジャーを抜けると、デジタルコーナー。
東京大会1Dでは半分でしたが、今回はフルデジタルです。


ニューエラターン。


サマーウェーブ2045が始まる。


グライドバンク20。
20°バンクとストレート2本。
マシンが斜めになりながら走行します。


グライドバンク45。
45°バンクとアクリルのストレート。
熱のせいかフェンスが少しよれていたのが気になる。


せっかくの透明なアクリルでしたが、Aコース、Bコースともにタミヤの横断幕がかけられていました。
バンク走行中はスタート位置から完全にマシンが見えません…。


2045が終わって休む間もなく30°バンク。


ドラゴンバックからの富士通クライマックスロード。


モヒカンストレート2018。
2レーンにはモヒカン+芝、4レーンにはモヒカンもとい小型モールが斜めに貼り付けられています。
その他のコースは普通のストレート。
モヒカンの幅は約30mm、高さは最大で約8mm。
芝が約2mmなので、2レーンの最大高は約10mm。


歴戦の傷跡がその戦いを想像させる…。

以上、コース紹介でした。
かわったのは、ロッキングロード(ストレート)とデジタルコーナーですね。
東京大会1Dよりも完走率、スピード域ともに大幅にあがっており、
回を増すごとに勝利への難易度があがるという、いつものパターンになりました。

●フリーコース


誰でも自由に走らせられるオープンコース。

●販売コーナー


イオン1階入口前、いつもにポジションです。
タイムスケジュールは以下の通り。

12:30 「物販整理券」を配布
13:00 販売コーナー物販開始(入場順は整理券100番ごとに呼び出し)
16:30 販売コーナー終了予定

サイトにはこうありましたが、現地では50番ごとの呼び出しでした。


主な先行・限定販売品。

HG カーボンマルチワイドステー(1.5mm) J-CUP2018
HG カーボンマルチワイドリヤステー(1.5mm) J-CUP2018
アビリスタ ジャパンカップ2018
ダッシュ1号皇帝(エンペラー)メモリアル -ジャパンカップ開催30周年記念-
ハイパーダッシュモーターPRO J-CUP2018
トライロング
ブラストアロー クリヤーブルースペシャル
アバンテMk.III ジャパンカップ2015リミテッド

タミヤTシャツJ-CUP2018(M)
タミヤTシャツJ-CUP2018(L)
タミヤTシャツJ-CUP2018(XL)
タミヤタオルマフラー (J-CUP 2018)
ミニ四駆ジャパンカップ2018 記念カンバッチセット


先行販売のHG カーボンマルチワイドステー(1.5mm) J-CUP2018、HG カーボンマルチワイドリヤステー(1.5mm) J-CUP2018。
7月21日ごろ全国発売予定。


限定キットたち。
今回ははじめから一般商品も購入できるようになっていました。


限定パーツたち。


FRPフロントワイドステー(フルカウルミニ四駆タイプ)。
可動式プレートの素材として現在、ホットなパーツですね。
限定でもない通常パーツでは珍しく、一人1つの縛りあり。




タミヤグッズとか。


トライロング。
ミニ四駆ステーション等でも入手できます。


ブラストアロー クリヤーブルースペシャル。
もう見慣れたかもしれませんが、会場限定です。


サイクロンマグナム・ブルーメタリックver.
コロコロアニキ2018夏号で応募者全員サービス。
アニキ自体は販売コーナーにはなく、イオン店内の書店にて販売中とのことでした。


ステッカーはこしたてつひろ先生がこのキットのためにデザインされたものです。
詳しくはこちら。

●その他


コロコロアニキ、コロコロイチバンに付属のクーポン券と引き換えに、特製コラボステッカーがもらえます。
私も前回、いただきました。


お楽しみ抽選会の結果。


※画像をクリックすると拡大します。


久しぶりに配布物をいただいてきました。
こちらは、コロコロアニキのチラシです。
裏面は付録やアニキコミックスの紹介。
  →裏面はこちら

コロコロアニキ2018夏号、アニキコミックス各巻は絶賛発売中です。
サイクロンマグナムブルーメタリックも、まだ応募可能ですよ。


※画像をクリックすると拡大します。


静岡市清水区にある日本平ホテルにて、ジャパンカップジュニアサーキットが設置されるとのこと。
期間は8月13日〜8月17日。
参加料は500円ですが、会場内でミニ四駆を購入すると無料で使用可能だそうです。
売店やピットコーナーもあり。


ポケモンGOをプレイされていて、販売コーナーで購入してスペシャル・ウィークエンドの参加券をもらおうと思われている方にご注意。
イオン品川シーサイド店では、すでに参加券の配布が終了しているそうです。

●購入したモノ


先行販売のカーボンプレートを購入しておきました。
お店で予約済みですが、何枚あっても困ることはないだろうということで。


買っておけばよかったと後悔していた、19mmプラリング付アルミベアリングローラー(5本スポーク)(オレンジ)と同(ライトブルー)。
あとは個数制限があったのでついつい手が伸びてしまった、フルカウルミニ四駆タイプのFRPを。


こちらは参加時にいただいたライキリのマットピンクボディです。

といったところで、今回のレポートは以上です。
読んでいただきありがとうございました。
また、参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、Twitter等でリツイートやコメントを下さった皆様、現地での撮影時に気を遣って移動してくれた方々、ありがとうございました!

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