2019年1月29日に品川シーサイドフォレストで開催された、ミニ四駆グランプリ2019ニューイヤー東京大会Dに参加してきました。
関東でのタミヤ主催公式レースイベントは11月の2018ウインター以来。
もちろん、関東では今年最初です。
イベント開始前の様子。
オーバルガーデンの地下1階で開催です。
チェックイン受付は11時15分から。
ジュネーブ広場の海岸通り側にてチェックインが行われました。
トランスポーターも最近はこの位置に停車され、目印のようになっています。
今日は到着がギリギリになってしまったため、すでに形成されていた列に急いで合流。
参加費の500円(税込み)を支払い、エントリーシール、参加ガイド、記念ステッカー、特別ボディをもらいました。
ボディはラウディーブルのゴールドメッキ。
欲しかったので嬉しかったです。
ニューイヤーのエンブレムステッカー。
公式大会おなじみのホログラムです。
マシンはレイザーバック。
漢字で書かれた「平成三十一年」がカッコいい!
●参加ガイド
※画像をクリックすると拡大します。
参加ガイド。
エントリーシールと一緒にもらえるA4のペーパーです。
レースに関する注意事項やスケジュール、販売コーナーなどの情報が記載されています。
下部には今大会のコースとレイアウト。
→裏面はこちら。
【タイムスケジュール】
12:00〜 オープニング
12:20〜 予選(オープン)
13:15〜 お楽しみ抽選会発表
14:50〜 二次予選
15:30〜 決勝
16:20〜 表彰式
●会場の様子
この日は最高気温10℃、最低気温3℃と気温が低く、風も強め。かなり寒かったです。
いつもなら高い位置に掲げられている車検場のボードは降ろされ、コース横のボードが風に煽られて横転したので、一部は片付けられていました。
レーサーにもマシンにも厳しいコンディションです。
1月中旬にタミヤのサイトに「ミニ四駆イベント会場でのマナーについて」というアナウンスがありました。
マナーが守られないと、会場を貸してくれている企業やお客さんへ迷惑がかかるのは当然であり、
イベントが成り立たなくなることにもなります。
マナーを守って楽しく参加しましょう。
特に今回の会場である品川シーサイドフォレストには、様々なお店が営業しています。
このようにミニ四駆のピットエリアとして許可されている場所、
許可されていない場所が定められています。
お店の前や店内でピットを広げたり、勝手にコンセントを使うなどの行為は絶対にやめましょう。
会場の中央にはメインコース。
写真に入っていませんが、写真の右下あたりに本部テントがあります。
本部テントは自分のマシンがレギュレーションに適合しているか、レースに参加できるかを事前確認してくれるマシンチェックコーナーや、
なにかあったときの案内、この日はありませんが、コンクールデレガンスの受付などをしてくれます。
会場内で困ったことがあったら、スタッフの方に相談しましょう。
コースは二面、同一レイアウトが設置されました。
こちらはAコース。
プロントやいきなりステーキがある側です。
Bコース。
バーガーキング、品川シーサイド駅側。
Bコース別アングルから。
なお、MC陣はデビュー20周年のMCガッツ、櫻井なるさん、MC GUYさん。
(敬称略)
MC中に2019年3月の新製品に触れられていました。
「ガンブ…」や「再販品が多い」「これは私買いますね」といったコメントをされていました。
具体的になにかはわかりませんが、
ガンブラスターXTOクリヤーボディの単品売り?何かのカラバリ?フルカウルミニ四駆関連アイテム?
と妄想が広がります。(リストを見たわけではないので勝手な予想です)
まずは次週のシュピールヴァーレンメッセ2019に注目ですね。
●コース紹介
今大会のコース「2019HEISEI FOREVERサーキット」。
約183mのミドルコース。
スタートからドラゴンバックを間に挟んだ「猪突猛進ストレート」。
続いて30°バンク「BOAR BANK」。
コース中盤、「バウンシングホップ2019」はスロープ上がった先にバウンシングストレート(A/B)を設置。
スロープを下って180度ターン後にも同じくバウンシングストレート(A/B)と、バウンシングがふんだんに使用されます。
レーンチェンジは「35°セレブレイトチェンジャー」、20°グライドバンクとS字コーナーのコンビネーションをウリボウが跳ねるような動きを再現した「ウリボウターン」。
いのしし年最高のスタートを切るべく、レイザーバックの如く猪突猛進あるべし。
予想通りスピードレースになりましたが、ギリギリを攻めるレーサーが多かったのか、バウンシングホップでコースアウトするマシンも多く見られました。
ちなみに、バウンシングホップとその先のコーナーを曲がった先にあるバウンシングストレートは両方ともA/Bとなっております。
会場ごとに向きの変更はなく、すべてA/B固定です。
それでは、各セクションを見ていきましょう。
まずはスタートスロープ。
2019年はここから始まる!
ドラゴンバックを間に挟んだ「猪突猛進ストレート」。
ストレートで一気に加速し、ドラゴンバックを軽快に飛び跳ねる。
間に挟まっているドラゴンバックは普通のタイプ。
反対側から。
ドラゴンバック後はストレート1本と1/3。
上位進出したマシンは、バンクの手前で着地しているのが多かったです。
BOAR BANK。
特別な名前がついていますが、普通の30°バンクです。
ちなみに、BOARとはイノシシのことです。
猪突猛進ストレートに続いてのイノシシ推しです。
アニマルミニ四駆シリーズへの参戦はあるでしょうか。
この一連の流れをしっかりと走りきり、今コース最難関セクションへ突入。
バウンシングホップ2019。
上りスロープ、バウンシングストレート(A/B)、下りスロープが組み合わさった難セクションです。
進行方向は手前から奥。
バウンシング拡大。
横から。
バウンシング拡大。
上から。
飛ぶポイントは上りスロープとバウンシングの手前。
勝ち上がっているマシンは、ここで一気に跳躍して、バウンシングの後半は接地せず、
スロープ下りの途中あるいは直後のストレートで着地しているマシンが多かった印象。
ここの着地で失敗してコースアウトするパターンが多く、マシンがブレてフェンスに接触したり、着地後に跳ねてしまうシーンが繰り返されました。
バウンシングホップ後はストレート1本。
180°コーナーからのバウンシング。
ここもバウンシングストレート(A/B)。
ホップに組み込まれた側と比べて、ほぼ空気な感じでした。
横から。
進行方向は左から右。
バウンシング後、ストレート1本。
そして、セレブレイトチェンジャー35が登場。
レーンチェンジは35°バンク、他のレーンは平面コーナーです。
ウリボウターン。
グライドバンク20、90°コーナーのクランクの組み合わせ。
最初から最後まで干支ネーミングなのがシャレがきいていますね。
グライドバンク20。
正面から。
別角度から。
グライドバンク20を降りると、左へ右へ、ウリボウのように細かく方向をかえます。
ストレート2本、90°コーナーで終わり。
完走が難しいようなコースではなく、それでいてスピード一辺倒のレースにならない、バランスの取れたコースレイアウトだと思いました。
少しスピードをあげようとすると、コースアウトの危険性が高まるというのも、ミニ四駆らしくて面白い。
ニューイヤーは毎年こういうレイアウトなのが心地良いです。
ド派手なセクションはスプリングやジャパンカップにまかせて、来年もこの方向性でいってほしいところ。
と、偉そうなことを言いながら、自分は一次予選でスピード負け2着でした。
半レーン差だったというのが悔しかったですが、久しぶりにスピード勝負ができて後味が良いレースでした。
次のスプリング東京大会1は出られないので、しばらくインターバルがあいてしまいますが、
東京大会2、夏のイベントに向けて、この気持ちを忘れないようにしたいと思います。
●販売コーナー
販売コーナーの紹介…って、ない!?
今日は物販無しです。
というのは冗談で、イオン店内での販売となります。
公式Twitterをしっかり見ておかないと、気づきづらいですよね。
場所は2階おもちゃ売り場。エレベータをあがったところです。
※27日の東京大会では、店内ではなく店外のいつもの場所で販売されます。
販売開始の13時より前は、キットの平置きにカバーがされており、何が販売されるかほとんどわかりませんでした。
外側からサンダーショットMk.IIクリヤースペシャル、原始皇帝プレミアムブラックスペシャルなどがちらっと見える程度。
13時直前にはそれを囲んででちょっと異様な雰囲気に。
グレードアップパーツが出されると、真っ先にチェックしようと、ごった返していました。
そして「販売開始です」のアナウンスとともに、お目当てのアイテムを我先にといった感じで殺到しました。
リーリエのポケカ争奪戦を彷彿とさせるような、そんなちょっとしたパニック状態になりつつも…
たまたま手を出したサンダーショットMk.IIクリヤースペシャルをゲットできました。
上は取り合いになるだろうと予想して、下にある箱を狙ったのが良かったのかもしれません。
ちなみに、その他で人気があったアイテムは以下。
・アバンテMk.III アズール クリヤースペシャル
・キーンホークJr. クリヤーパープルスペシャル
・ナイトレージJr. クリヤーブルースペシャル
・トライゲイル ジャパンカップ2017
・アビリスタ ジャパンカップ2018
・ガンブラスターXTO ライトブルースペシャル
・HG カーボンフロントステー (1.5mm) フルカウルミニ四駆20周年記念
●その他
お楽しみ抽選会の結果。
といったところで、今回のレポートは以上です。
読んでいただきありがとうございました。
また、参加されたレーサーの皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、Twitter等でリツイートやコメントを下さった皆様、現地での撮影時に気を遣って移動してくれた方々、ありがとうございました!