TAMIYA SHOWCASE(2019.11)レポート


2019年11月21日〜27日にタミヤプラモデルファクトリー新橋店で開催されている、TAMIYA SHOWCASEへ行ってきました。
11月16日、17日にツインメッセ静岡で開催された、タミヤフェア2019で発表された新製品が展示されるということで、静岡に行けなかった私にとっては非常にありがたいです。


ミニ四駆関連の展示スペース。
タミヤフェア2019で初めて並んだマシンもあれば、第59回全日本模型ホビーショーでお披露目されたマシンも。


最大の注目はやはりこちら。
2020年春に発売が予定されている「VZシャーシ」を搭載した、ネオVQSです。

それではさっそく展示アイテムを紹介していきましょう。


ネオVQS(VZシャーシ)
発売日:2020年
レーサーミニ四駆シリーズNo.94。
VSシャーシが進化した「VZシャーシ」初採用マシン。
バンキッシュ的な何かが、装いも新たに、そしてパワーアップして復活を遂げました。
ボディはブラックカラーのABS樹脂製。ステッカーはメタリック調。
レッドの5本スポークホイール、小径ローハイトタイヤ。

様々な角度から写真を撮りましたので、じっくりとご覧ください。






























どこから見てもカッコイイですね。
ガツンと来るインパクトはありませんが、誰が見てもミニ四駆だとわかるフォルム。懐かしいようで新しい。
今まで色々なタイプのミニ四駆が誕生しましたが、ネオVQSは上位に入るカッコよさです。


ABS樹脂製ボディ。


ステッカーとABS樹脂製パーツ。


5本スポークホイール、小径ローハイトタイヤ、ギヤ、金具、片軸モーター。


ABS樹脂製シャーシ。
ガチガチな構造ではなく、あえて適度なしなりを持たせることで、柔軟な走りとアップダウンの衝撃をうまく処理してくれるようです。
分割式バンパー、多数のビス穴など、初心者にも優しい設計になっていますが、このシャーシをしっかりと使いこなすには、今までの経験や技量を要求される、玄人向けな印象を受けました。
発売直後は抵抗抜きの方法や、シャーシの特性とコースへの向き不向きといった議論がアツくなりそうです。


スペック。

シャーシ名称:VZシャーシ
駆動方式:リヤモーター・四輪駆動
シリーズ:ミニ四駆各シリーズ予定
ギヤ:スーパーX/XX用(可能ギヤ比 5:1、4:2:1、4:1、3.7:1、3.5:1)
クラウンギヤ:G13・ピンク
プロペラシャフト:スーパーII/VS用(1.4mm)
電池金具:スーパーX/XX用(VS等と同じ)
全長:158mm(VS 146mm、FM-A 156mm)
全幅:98mm(VS 89mm、FM-A 97mm)
ホイールベース:80mm(VS/スーパーIIと同じ)
車体重量:スーパーIIシャーシ同等
使用樹脂:シャーシ本体・A部品ともABS
軸受:低摩擦樹脂(FM-A/ARと同じ)
電池:シャーシ上面よりアクセス、バッテリーホルダー使用
モーター:シャーシ上面よりアクセス


その他の特徴
フロントバンパー:分割式(2本ビス止め、取外し可能)
リヤステー:新形状(2本ビス止め、取外し可能)
標準装備ローラー:フロント×2/リヤ×4(14mm)

VSシャーシ同方式ヒンジ開閉式フロントギヤカバー


パッケージ。
「ザ・ミニ四駆」といった感じでイイですね。
下敷きとか消しゴムとか出たら、有無を言わず買います!


コスモソニック(FM-Aシャーシ)
発売日:2020年
フルカウルミニ四駆No.54。
爆走兄弟レッツ&ゴー!!Return Racers!!中学生編で登場した、星馬烈のニューマシン。
初登場したコロコロアニキ2020年冬号の発売翌日に行われたタミヤフェア2019で展示されたため、驚いた方も多かったかと思います。
グレートマグナムRと同じく、FM-Aシャーシを採用。
デザインはグレートブラストソニックに近い印象を受けます。


後ろから。


横から。


パッケージ。


レイザーバック クリヤーバイオレットスペシャル(FM-Aシャーシ)
発売日:2020年
ミニ四駆デザインコンテスト結果発表から1年。
最優秀賞を受賞したレイザーバックに、特別仕様モデルが登場します。
クリヤーバイオレットのABS樹脂製ボディに、シルバーのABS樹脂製FM-Aシャーシ。
ゴールドカラーの6スポークホイール、そして、ブラックのラリーブロックタイヤ。
ダンガンレーサーEVOのギガスピアーが履いていたあのタイヤが、ミニ四駆で復活という胸アツ展開です。
レイザーバックの力強いボディに、しっかりとマッチしていますね。


リアルミニ四駆 バックブレーダー
発売日:2020年
1997年に発売された、ディスプレイタイプのミニ四駆が復刻販売。
爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP編に登場した、アストロレンジャーズのマシンです。
モーターも駆動系も無く、走らないミニ四駆として話題になりました。
ボディはスーパー1シャーシなどに搭載できるので、普段は飾っておいて、レースのときにレース用シャーシに載せ替えるといった運用が可能です。


リアルミニ四駆 バイスイントルーダー
発売日:2020年
先ほどのバックブレーダーと同じく、ディスプレイタイプのミニ四駆。
1998年に発売されましたが、再販やクリヤーボディなど別の形で再登場することがなかったこともあり、プレミアがついていた貴重なキットでした。
一部のレーサーにとっては、ネオVQSよりも盛り上がったかもしれません。

爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX編に登場した、草薙陣のマシン。
原作同様、ワイドモードとバトルモードの変形が可能ですが、ファントムブレードとの合体は無加工ではできません。
こちらも、ボディはスーパーX、1、TZの各シャーシに搭載することが可能。



後ろから。


トヨタ GR スープラ(MAシャーシ)
発売日:2020年
ホビーショーでは発売日未定でしたが、タミヤフェアで2020年予定と発表されました。


ヒュンダイ i20 クーぺ WRC(MAシャーシ)
発売日:2019年12月21日


トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID 2019 (MAシャーシ)(ポリカボディ)
発売日:2019年12月14日


ジプニー (FM-Aシャーシ)
発売日:2019年11月30日


サイクロンマグナム メモリアル(スーパーTZ-Xシャーシ) -フルカウルミニ四駆25周年記念-
発売日:2019年11月2日
発売以降、各地で品切れを起こすなど大人気のキットです。
同店でも売り切れ状態になっておりました。
再生産がされるかはわかりませんが、気になる方は見かけたらゲットしておくべし。

ミニ四駆関連は以上です。
以下、ミニ四駆以外。


メルセデス・ベンツ G500 塗装済みブライトガンメタルボディ(CC-02シャーシ)


スーパークラッドバスター ブラックエディション


トヨタガズーレーシング TS050 HYBRID 20019(F103GTシャーシ)


コミカル マイティフロッグ(WR-02CBシャーシ)


1/24 トヨタ GR スープラ


1/12 カワサキ Ninja H2 CARBON


1/16 アメリカ空挺戦車 M551 シェリダン (ディスプレイモデル)




角ビン(40ml)用ベース


何に使うのかと思ったら、こんな感じで倒れないように支えてあげるのね。
地味だけど便利。


一通りアイテムを見終わった後、地下のミニ四駆コーナーでパーツをいくつか購入して帰路につきました。
11月ともなるとめっきり冷え込んできますね。
忘年会シーズンもやってくるわで、財布の中身も寒くなりそうです。

といったところで、今回のレポートは以上です。
今回紹介したイベントは2019年11月27日まで、タミヤプラモデルファクトリー新橋店で開催しています。
間近で見られるチャンスですので、ぜひ皆様も足をお運びください!!

最後まで見ていただいてありがとうございました。

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