大井川方面とか編その1

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前々から蒸気機関車に乗りたかった私。
ゴールデンウィークを利用して行ってみることにしました。

2006年4月28日(金) 晴れ


7時15分 東京駅

上記時間に到着して切符を購入しようとした矢先、いきなり電話がかかってきました。
結局、改札を通ったのが7時23分。
7時23分東京発のこだま563号に乗る予定だったのに…。

次の電車まで時間があるので、腹も減っていないのに弁当を購入。
売れていますマークがついていましたが、いたって普通の幕の内弁当でした。


静岡に停車する次の電車はひかり403号新大阪行き。
発車時間はこだま533号の方が早いのですが、静岡到着はこちらが先。
EZナビウォーク様々。


9時08分 静岡駅到着

これから乗るしずてつ静岡井川線のバス停はタミヤ本社とは反対側です。

聞いた話によると、静岡は元々バスが発展した街だったそうです。
どうりでバスの本数や路線が多いと思った。

待っている間に到着した路線バスの運転手がわざわざ降車して荷物を降ろすのを手伝っていたのを見て、地元のバス会社との違いを実感。


9時40分 バス発車

さらば静岡駅。
バスは運転手さんと車掌さんの二人。
ちなみに乗客は自分一人。平日だからね。

それにしても、バスが時刻表よりだいぶ遅れて到着してきたのは焦りました。
何度も時刻表を確認しちゃったよ。


12時00分 井川駅前

山あり谷ありの道を行き、トイレ休憩を挟みながら目的地にはちゃんと定時に到着。運賃は1860円。

道中、かなりの勾配を登ったり、狭い道をがんばって通り抜けたり、工事車両とギリギリのところですれ違ったり…。

写真は井川駅前にあった立て札。
標高686mと書かれています。
余談ですが、日本の鉄道の最高地点は山梨県を走るJR小海線の1375m。野辺山駅と清里駅の間にあり、立て札が立っています。


時間に余裕があるので近くにある井川ダムを見て回ることに。


ダムの上には管理している中部電力の電力資料館がありました。
見学は無料とのことでしたが、時間がないのでパス。

代わりに上方から撮影したダム湖を撮影。
空気も澄んでいるし天気もいい。

反対側


コイツがアプト式鉄道。
大井川鐵道井川線です。

静岡の井川〜千頭までを結ぶ全長25.5km、駅数14というどちらかというと規模の小さい路線。

「アプト式」とは、急勾配の路線に列車を通すため、2本のレールの中央に歯形のレールを敷設し、機関車の歯車と噛み合わせることで推進力と制動力の補助とするものらしいです。(はてなキーワードより)

ちなみに長島ダム〜アプトいちしろの区間がこのアプト式区間に該当するのですが、これは日本で唯一のアプト式とのこと。

後方から
コレを使って手動で線路を切り替える


車内はこんな感じでこじんまりしています。
作りも頑丈ではないので、走行中はかなりの振動や音が響き渡ります。
それはそれで趣がありますが(笑)。


12時37分 井川線発車

元々はダム建設の資材運搬用に作られた路線とのことで、何カ所ものダムの横を走っていきます。

それにしてもこの電車、写真を見て頂けるとわかりますが、かなり崖っぷちのところを走っていきます。
台風の日とか大丈夫なのだろうか…。

下を見ると…
長島ダム


13時14分 接阻峡温泉駅下車

接阻峡温泉に入るため途中下車。運賃は500円。
自分の他に二人組のオバチャンも降りる。
車内での話を聞いた感じでは、オバチャンたちも温泉に用があるらしい。

駅からちょっと歩くとのどかな景色が広がっています。
お茶どころ静岡だけあって、至る所に茶畑が点在していました。

駅の様子
駅の方を眺める


13時25分 接阻峡温泉会館

別名「若返りの湯」と呼ばれており、神経痛や胃腸疾患に効能があるそうです。
入浴料は300円。

ナトリウムがしみこむのか、すぐに体が暖かくなりました。
「疲れが取れるな〜」と実感できます。


風呂から出ると電車の発車時間を過ぎていました。
次の電車まで1時間…。
仕方ないので、近所のお店でそばを食す。


15時29分 長島ダム駅

15時09分接阻峡温泉駅発の電車に乗り込み、いざ目的地を目指す。

途中の長島ダム駅でアプト区間専用の電気機関車と連結。
90パーミルの急勾配の坂を、電車が滑り落ちていかないように後ろ向きで抑えながらゆっくりと下っていきます。


16時25分 寸又峡温泉到着

奥泉で下車し、バスに乗り継ぎ。
宿泊地である寸又峡温泉に到着しました。

あたりもだんだんと暗くなり、気温も下がってきたので、早々にチェックイン。
なぜか接阻峡温泉で会ったオバチャンたちと再開。

オバチャンA「またお会いしましたね」
P-M「どーも」
オバチャンB「ここのお風呂、混浴じゃないらしいのよ」
オバチャンA「あら残念だわー」
オバチャンA&B「おほほほほ」
P-M「は…はは…」
オバチャンたち、こっちを見る目が笑っていなかった…。

部屋においてあったテレビ番組表を見たら、ワンピースとブリーチが同じ局で放送していました。見ていないけどショック。

翌日に続く。