Q-STEER −キューステア−

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タカラトミーが放つプルバックぜんまい内蔵の超有名ホビー「チョロQ」の新シリーズ。
その名も、赤外線コントロールチョロQ「Q-STEER」。
チョロQサイズの小型マシンに赤外線を送信することで自由自在に操ることができ、狭い部屋や机の上でも白熱したレースが行えます。

9月9日(チョロQの日)に銀座の博品館で先行販売されましたが、ゲット出来ず。
9月30日の全国発売日にようやく購入することが出来ました。


スターターセットはコントローラとマシンがセットになっています。
初めてQ-STEERを触る方はこちらを購入しましょう。
定価は1280円ですが、自分はビックカメラにて980円で購入しました。

初期のラインナップはA・BバンドがスカイラインGT-R、bB、インプレッサWRX。C・Dバンドがスバル360、RX-8、ステップワゴン。ちなみに写真はRX-8。

ここで注意しなければいけないのがバンド。パッケージの左上に書かれている英字がそれです。
マシンによってバンドがAかBまたはCかDのどちらかが割り当てられており、二つのバンドを切り替えること可能。
ただし、同じバンドを同時に使用すると混信してしまいますので、誰かがAのバンドを使っていたら、他の人はB〜Dのどれかを使わなければなりません。
前述したとおりマシンは二つのバンドしか割り当てられていません。A・Bバンドのマシンは3台以上同時に走行することは出来ないのです。これはちょっと不便。


中身。
価格が安いので、パッケージもそれなりといったところ。
自分としてはムダにゴテゴテされるよりも、こちらの方がかえってスッキリしていて好感が持てます。


マシンとコントローラ。
どちらも非常に軽くて小さい。


コントローラ。
外側は全てプラスチック製。
左が前進/後退、右がステアリング、下がバンド切り替えスイッチです。
コントローラー側は4つのバンドに対応しているので、マシンのみを買い足しても流用が可能。
(車輌単体も2006年10月下旬以降に随時発売されます)
なお、右上部のボタンはダッシュボタン。
コイツを押しながら前進/後退を行うと、マシンが高速で走行します。


マシン。
チョロQゆずりのコンパクトなボディ。
残念ながらプルバック走行はしません。


裏面。
直進しない場合の補正が可能なトリムスイッチ、バンドをAまたはB(車種によってはCまたはD)に切り替えるスイッチ、そして電源スイッチの3つのスイッチがあるほか、ステアリング、サスペンション、着脱可能なパワーユニット(ギヤ、シャフト、モーターが収納。今後オプションパーツが発売予定)が見えます。


コントローラーにはアジャスタがついており、こうやって裏面からテコのようにすると…。


バッテリーカバーが外れてバッテリーの交換が可能になります。


手作りパイロン。
「キリトリ線で切り取り組み立てて遊んでください」とありますが、切れ目が入っていないので、組み立てるにはハサミかカッターを使う必要があります。


早速遊んでみましたが、意外にもスムースに動いてくれます。
ちょこまかと動くようなイメージがあったのですが、実は小回りはそれほど得意ではありません。
しかし、赤外線の感度も良く、スピードも速すぎず遅すぎず、絶妙なバランスです。
前進/後退は遊びや慣性がなく、ボタンから手を離すとピタッと止まってくれるのもイイ。

コントローラは小さいので操作しづらいのが気になりましたが、なんと言っても値段も手ごろですし、気軽に遊ぶホビーとしてはオススメ。
チョロQの伝統芸、コインを使ったウィリー走行もこの通り完璧にこなしてくれますし。

今回紹介したQ-STEERの公式サイトはこちら

今回の件とはあまり関係ありませんが、過去に発売されたデジQや今回のQ-STEERを触っていると、ラジ四駆にステアリングがつかなかったのが非常に悔やまれます。色々な問題があったのだと推測しますが、「ミニ四駆がRCになって登場!」と大々的に展開すれば、少なくとも今とは違った状況になっていただろうと思います。