FTPクライアントソフト「FFFTP」が開発終了

Windows用のFTPクライアントソフト「FFFTP」の開発を、8月31日をもって終了すると作者のSotaさんが発表しました。
http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/index.html
http://jun-sota.at.webry.info/201108/article_6.html

FFFTPは1997年に公開されて以来、個人、企業問わず多くの方が愛用してきたFTPクライアントソフトです。
コマンドラインでの操作が当たり前で敷居が高かったFTPの操作を、誰でも簡単に扱えるようにしていることや、純国産かつフリーソフトということもあってか、瞬く間に定番ソフトウェアとして不動のポジションにつきました。

自分はWindows機でWebサイトを更新する際は、WinSCPとのコンビでお世話になっているので、Sotaさんの手による改修がなくなるというのは残念ではありますが、これも仕方のないこと。
なお、最終バージョンは2010年10月24日に公開された「Version 1.97b」。
開発は終了したものの、オープンソースのソフトウェアとして生き続けます。

Sotaさんのブログを拝読しての個人的な推測ですが、自分の時間を削ってまでバグの対応やサポートに追われ、しかも無償で公開してもらっているにも関わらず、有償ソフトあるいはそれ以上の大きな負担を強いる人々、それに対する心労も多々あったのではと感じました。

この文をご覧になることはないかと思いますが、この場を借りてお礼を言わせてください。
今までお疲れさまです。
素晴らしいソフトをありがとうございました。

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