ジャパンカップ2012東京大会3&THE FINALレポート(その2)

その1その2

●ミニ四駆新製品発表会


11時30分、メインステージではミニ四駆の新製品発表会が開始。
東京大会が行われているユニバーサルデザイン ショウケースやUstreamでも生中継されました。


まずは9月28日にタミヤのサイトに掲載された、レイホークガンマ(ローラー用13mmボールベアリング4個付き)、ブラックストーカー(ローラー用13mmボールベアリング4個付き)。


13mmボールベアリングを4つ同梱した限定キットです。
両キットとも、10月17日発売。



ライジングエッジ ブラックスペシャル (MSシャーシ) 、スラッシュリーパー レッドスペシャル (MSシャーシ)。


スラッシュリーパーのフロントユニットはN-02のようです。
シャーシはポリカABS製とのこと。


ライジングエッジBSのユニット構成。


タイヤ、ホイールも続々登場します。
・大径ローハイトタイヤ&ホイール (ミニ四駆30周年スペシャル)
・スーパーX・XX大径ローハイトタイヤ&ホイール (ミニ四駆30周年スペシャル)
・大径ハードローハイトタイヤ&カーボン強化ホイール
・スーパー X・XX大径ハードローハイトタイヤ&カーボン強化ホイール
・ソフトローハイトタイヤ&カーボン強化ホイールセット (5本スポーク)


2mmキャップスクリューセット (25mm・30mm)。
強度が高いので、マスダンパーにもオススメだそうです。


HG ARシャーシ カーボンフロントワイドステー (2mm)、HG ARシャーシ カーボンリヤワイドステー (2mm)。


見る角度によって模様が浮かび上がってくる、今までのHGと同じ仕掛け。


ライトダッシュモーター。
最高速を目指したものではなく、適度にスピードを抑えたい方や中級者向けのモーター。


画像の色合い上わかりにくいですが、ライトダッシュモーターPROと同じ山吹色のエンドベルです。


パーツケースセット ミニ四駆オータムカップ2012モデル。
AUTUMN CUP 2012の文字とエアロサンダーショットのイラスト、30周年のロゴがプリントされたスモークのパーツケース。


中の小分けされたケースは透明。


これは今まで未発表でしょうか。
オーバルホームサーキット立体レーンチェンジとサイクロンマグナム、ビートマグナムのキット、ハリケーンソニックとブリッツァーソニックのボディがセットになったもの。


そして最後に、エアロアバンテに続くARシャーシの新製品。


その名も「エアロサンダーショット」!!


サンダーショットをベースに…って、当サイトをご覧の方なら既にご存知でしょうか。
今回の発表ではありませんでしたが、詳細は下記のとおりです。

メーカー希望小売価格    945円 (税込)
価格:680円(税込、送料別)
新設計のARシャーシを採用したミニ四駆REV(レブ)シリーズ「エアロアバンテ」の登場は多くの方々の話題をさらい、大反響を巻き起こしました。そして今回、シリーズ第2弾となる「エアロサンダーショット」がついにその姿を現します。
 
ボディ全体をより低くシャープなスタイルとしながら、フロント、サイド、リヤにエアインテークを配置、走行風を確実に冷却に結びつけます。サンダーショットの大型キャノピーなど特長的なイメージを引きつぎながらも空力特性に優れたスタイルに仕上げました。フロントサイドにはエアロアバンテの流れをくんだ気流の乱れを整えるバージボード、さらにARシャーシ初採用の「大径バレルタイヤ」も装備しました。
 
■メタリック調のステッカー。
■130モーター付属。ギヤ比は4.2:1。
■シャーシはABS樹脂のブラックカラー。
■ギヤカバー部品は低摩擦素材のブラックを採用。
■ARシャーシには、現在発売されているTZ系のボディが装着できます。



発売日も決定。
2012年11月23日!!


ガッツがその魅力をひとつひとつ説明。


エアロサンダーショットの実物です。


タイヤは大径バレルタイヤ。
 

エアロを名乗るだけあって、ちゃんとエアインテークが開けられています。


リヤのローラーは2つ。
標準で6ローラー構成です。




シャーシはもちろん、ARシャーシ。


最新のミニ四駆カタログにははやくもエアロサンダーショットが。
よく見るとリヤステーにステッカーが貼られています。


※画像をクリックすると拡大します

サンダーショットとサンダーショットMk.IIを足して2で割ったような印象。
なかなかカッコイイですね。


こららの新製品は二週間後に行われる第52回全日本模型ホビーショーで展示されます。



●メディアレース


12時30分にはメディアレースが開催。
紙やWebで活躍する各メディアの方々が参加するレース。
まずはコースをざっくり紹介。


なんとなくウルトラエアロサーキット2012の面影を感じます。


横から。


スロープあり。


メディアレースの様子。
優勝はグッドスマイルレーシングの森選手、2位もグッドスマイルレーシングの塚本選手。
3位は『コロコロコミック』の保科記者でした。


●ファンミーティング


13時45分からはミニ四駆にゆかりのある著名人が思い出とともにミニ四駆について語る「ミニ四駆ファンミーティング」。


星馬豪役の声優・池澤春菜さん、初代ジャパンカップチャンピオンであり現在もレーサーとして活動している駒木孝有さん、ロックバンド「SuG」のmasatoさん、お笑いコンビ「ギンナナ」のキクチケンイチさんを迎えてのトークショーとレースが行われました。


●ミニ四駆工作教室


そうそう、ミニ四駆工作教室が11時からオープンしていたのを忘れていました。
工作で組み立てるキットはホットショットJr.(MSシャーシ)です。


●ジャパンカップ2012東京大会3


15時15分ごろにはジャパンカップ東京大会3の決勝レースが行われました。
定員2000人に対して、参加者は約1700人だったようです。
おいてけ(@otoboke_express)さんによると、8時前に到着したのに1000番台だったとのことで、多くのレーサーが朝早くからつめかけたことがわかります。

追記
初稿でおいてけさんのお名前を誤っておりました。申し訳ございません。


お片づけの様子。
ナイアガラとヘルクライムはチャンピオン決定戦が行われるメイン会場の方へ移動されます。


●チャンピオン決定戦


まもなくチャンピオン決定戦。
15時30分には既に観戦しやすい場所を押さえられていましたが、なんとか見える位置をキープできました。


設営の様子。
運ばれたヘルクライムとナイアガラ、エアロトンネルを設置しています。


この頃から会場ではこんなアナウンスが。


会場の設営もツメの部分へ。
各会場のチャンピオンたちもスタンバっています。


決定戦のコース「ウルトラエアロサーキット2012ファイナルバージョン」。
手前から四連続エアロトンネル、ウェーブ、3連カーブ、デジタル、アイガー、バーニングブリッジ、ダブル芝セクション、ヘルクライム、ナイアガラスロープ、R2100という組み合わせ。
通常のウルトラエアロサーキットにストレートやコーナーが加わったおかげで、全長がさらに伸びました。


当然、最難関はヘルクライム&ナイアガラですが、意外にもアイガーがクセモノだったようです。


上から。


ジャパンカップということでこの日はドクターがドクターの衣装を着て活躍されていました。
決勝でもこの通り、存在感を見せています。
ガッツと櫻井さんとドクターが同じステージにいる光景はレアですね。


そしてチャンピオン決定戦がはじまり…。


オープンクラスファイナルレース。
Twitterでも名前をお見かけする面々が活躍されており、自分のことのように喜んでしまいました。



●フィナーレ…のあとに


表彰式の後、突如、こんな表示が。


オータムカップ開催決定!
今回は北海道大会もある!!


ナイアガラ再び!「ナイアガラVer.2」だ!!最悪だ!!!
連続バンクの後にはヘルクライム。
ナイアガラと思わしき場所に「?」の文字が。
ドラゴンバックなどと連携した嫌がらせコースか、垂直落下か、正体やいかに!?


※画像をクリックすると拡大します

詳しい日程と会場。
横浜ではジュニアカップが開催されます。



大きな盛り上がりを見せたジャパンカップ2012も今日で終了です。
入賞された皆様、おめでとうございます。
参加された皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。

世界よ、これがミニ四駆だ!!


このエントリーをはてなブックマークに追加