2015年6月21日に品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデンで開催された、富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2015 東京大会1に参加してきました。
ジャパンカップ2015の幕。
シンボルマシンのシューティングプラウドスター、富士通乾電池、コロコロ、タミヤ、そして公式コースのハイパーダッシュサーキットが描かれています。
待ちに待ったジャパンカップ2015の開幕戦。
おそらく昨年を上回るペースで、レーサーたちが集まっていました。
7時55分ごろにオーバルガーデンへ到着した頃には、すでに長蛇の列が。
列はかなり適当ですがこんな感じ。
(特に折り返しの列が適当すぎてスイマセン)
赤がエントリー、青が先行・限定販売品の物販、緑が一般販売品の物販です。
エントリーシールの配布はサンクスの前あたりまでぐるっと回っていました。
順番通りではないとはいえ、8時前に来て2500番台とは…。
最終的な参加者は後日発表があると思いますが、会場では3500人以上というアナウンスがありました。
追記
ミニ四駆公式Twitterによると、3890名とのこと。
1大会での参加者数では過去最多です。すげぇ!
当日の天気ですが、昨年の東京大会1同様、残念ながら雨に見舞われました。
雨足はそれほど強くなく、降ったりやんだりといった感じで、昨年ほどひどくはありませんでしたが、開幕戦なのでスカッといきたかったところです。
選手受付は7時から。オープニングセレモニーが8時40分。
MCガッツと昨年のチャンピオンの方の宣誓、その後の試走式を経て、ジャパンカップ2015がいよいよ開幕します。
※画像をクリックすると拡大します。
参加ガイド。
今回からレイアウトが横に変更されました。
タイムスケジュールが円形に。
チューン2モーターに関する記載もしっかりと反映されています。
【タイムスケジュール】
7:00頃 受付開始
8:40 オープニングセレモニー
8:55 競技説明
9:05 オープニング
9:15 一次予選
12:15 お楽しみ抽選発表(ジュニア/ファミリー)
12:35 お昼休み
13:10 競技説明・午後
13:20 一次予選(オープンのみ)
13:45 コンクールデレガンス結果発表
16:00 二次予選
16:20 お楽しみ抽選発表(オープン/チャンピオンズ)
17:20 決勝戦
18:10 表彰式
→裏面のレイアウトは特に変化なし。
今回はエントリーシールと一緒に、ジャパンカップ2015のロゴステッカーも全員にプレゼント!
掛川がない…だと!?
「富士通乾電池提供」ということで、ジャパンカップ2015では富士通乾電池製のアルカリ電池も使用が認められます。
ミニ四駆ステーションで開催されているシード代表決定戦のチケットについて。
今回も三面運用。
手前左がAコース、手前右がBコース、奥がCコース。
司会進行はMCガッツ、MC GUYこと熊谷さん、櫻井なるさんの3名。
GUYいわく「今年のジャパンカップは皆勤賞を狙う!」とのことです。
●コース紹介
それではコースを見ていきましょう。
ミニ四駆ジャパンカップ2015 公式コース「ハイパーダッシュサーキット2015」
数々の新セクションが配置された全長197mのビッグコース。
昨年のオータムで使われたかっとびウイングサーキットとほぼ同じ距離です。
新セクションの目玉はプラウドマウンテン、メビウスチェンジャー、モヒカンストレートの3つ。
アップダウンが激しく、スピードと安定性の両立が非常に難しいコースです。
(写真はAコース)
Bコース。
レイアウトは三面全て同じです。
Cコース。
ジュニア、ファミリーはこちらで行われました。
Cコース別角度から。
神々しく光るのは、新セクションの「メビウスチェンジャー」。
こちらは後述します。
それでは、各セクションを見ていきましょう。
詳しいことはタミヤオープンハウスのレポートで説明しているので、さらっといきます。
スタートスロープ。
新セクション「プラウドマウンテン」。
アイガーを2つ背中合わせにくっつけて山を作りました。
プラウドマウンテン横から。
今回のコースで最もコースアウトが多かったポイント。
開始早々、着地に失敗して流れ星になるマシンも多く、「何時間も並んで走ったのはたった1秒…」といった嘆き節がいたるところから聞こえてきました。
動画を撮影したのですが、うまいアングルがなかったのでお蔵入り。
その代わり、写真で説明していきます。
まずはプラウドマウンテンへの入り。
頂上から一気にジャンプ。
そして着地体勢へ。
見事着地!
マウンテン後のハーフストレートかバンク上り始めに着地できれば、なんとか安全に突破できます。
スピードが速いマシンはここを一気に飛び越え、バンクの中腹あたりで跳ね返されてしまっていました。
月並みな話ですが、いかに安全に着地できるかが重要なポイントですね。
着地の衝撃がハンパないことも注意が必要です。
「グライドバンク45」。
45は「フォーティーファイブ」と読みます。
連続コーナーを経て、180度コーナー。
地味ながら第二の難関、上りスロープ。
プラウドマウンテンの次にコースアウトが多かったポイントです。
上りからの着地がハーフストレートしかなく、直後に90度コーナーが待ち構えている、嫌らしい配置となっています。
ストレート、90度で。
下りスロープからのゼロ距離180度コーナー。
意外にもコースアウト率低し。
「シューティングウォッシュボード」。
ウォッシュボードをこれでもかと貼り付けた、タミヤ渾身の嫌がらせポイント。
路面ウォッシュは1、3、5レーンのみ。
壁ウォッシュは2、4レーンのみ。
きまぐれウォッシュで痛い目を見た方が多かったのか、しっかりと対策してきたのでしょうか。
こちらも見た目の割には猛威をふるいませんでした。
ちなみに、ジャパンカップ2015ではきまぐれではなく、全会場この配置だそうです。
ついにやってくる新セクション「メビウスチェンジャー」。
メビウスの輪をイメージした立体型レーンチェンジ。
これだけで1つのコースになっているような、マシンが上下に揺さぶられる嫌らしいセクションです。
今までのミニ四駆にはなかったビジュアルの凝りようで、各コースで色が違っています。
こちらはAコース。ホビーショーなどで展示されたものと同じですね。
Bコース。
Cコース。
特にBとCの蛍光色は、メビウスチェンジャーの部分がぼうっと浮き上がっているようで、非常に幻想的な感じが出ています。
ビジュアル的にも良いですね。
マシン走行中の様子。
実はコースアウトの危険性はあまり高くありませんでした。
メビウスのコーナーは5レーンコースにはないコンパクトなものなので、
クイックかつスピーディに回転しているように見え、見た目的にも非常に面白いです。
コーナー。
FINALまでにどれだけ傷がついているのか。
強度的にも、過酷なジャパンカップを戦えるのでしょうか。
…と思ったら、すでに割れている箇所が。
この部分はテープでしっかりと補修されていました。
Twitterで教えていただいたのですが、収録の際に破損してしまったそうです。
デジタルバンク。
新セクション「モヒカンストレート」。
あまり影響がないように見えましたが、やはりベタでブレーキをつけているマシンは、モロに減速していました。
無対策というわけにはいきませんね。
雨足が強くなると、コースに水たまりができてきます。
ウェットコンディション対策もしっかりとしていきたいところです。
特にプラウドマウンテンからのグライドバンク。
タイヤがスリップして登れないマシンもちらほら。
夜に舞うホタルのように幻想的な輝きを放つメビウスチェンジャー。
昨年のフジヤマではひどい目にあいましたね…。
といった感じで、コース紹介でした。
雨天の開幕となりましたが、ハイパーダッシュサーキットを走る上での警戒ポイントはかわらず、
プラウドマウンテンからのグライドバンク、上りスロープあたりが要注意でしょうか。
●販売コーナー
夕方まで長蛇の列が無くなることはなく、15時すぎでも出てくるのに40分近くかかるほどでした。
一般販売と先行・限定で列がわかれていたとはいえ、やはりレジの台数とスピードがボトルネックになっているような気がします。
途中から一般販売のレジを先行・限定と併用していましたが、とにかく絶対数が不足しているので、先行・限定側のレジ台数を増やして欲しいところです。
限定販売、先行販売キットたち。
フレイムアスチュート レッドメタリック。
SPRINGの後半やホビーショーで限定販売されたキットがジャパンカップでも続投。
フェスタジョーヌ ゴールドメタリック。
ジャパンカップで初販売の限定キット。
つや消しゴールドのボディとホイールは、フェスタジョーヌとマッチしていてカッコいいですね。
フェスタジョーヌ自体、人気が高いキットですので、本作もたくさんの方がレジに持って行きました。
アバンテMk.III ジャパンカップ2015リミテッド。
アバンテMk.IIIアズールをベースにした記念マシン。
一般販売は7月11日ごろ。
先行販売のポータブルピット J-CUP2015。
一般販売は7月11日ごろ。
先行販売のHG 軽量 19mmオールアルミベアリングローラー (ピンク)。
一般販売は7月18日ごろ。
限定販売のHG ARシャーシ カーボンリヤワイドステー (1.5mm) J-CUP2015 。
ジャパンカップ会場限定販売。
限定販売のHG ARシャーシ カーボンフロントワイドステー (1.5mm) J-CUP2015 。
ジャパンカップ会場限定販売。
もう一つの限定販売品、ジャパンカップ2015ロゴステッカーセットは、夕方の時点では売り切れていました。
残念。
この中から購入したものの一部を紹介します。
フェスタジョーヌ ゴールドメタリック。
購入するつもりはなかったのですが、展示されている組み立て済み状態を見てカゴへIN。
あのつや消しゴールドは反則でしょう。
パッケージは専用のものではなく、ノーマルのものにシールを貼ったのみ。
これはちょっと残念。
このボディ。
普通のゴールドメッキだったら買っていなかった。
HG軽量19mmAA。
ベアリングローラーだッ!!
ドグォォン
せっかくジャパンカップに来て、しかも長時間並んだのだから…なノリで購入。
ロゴが浮かび上がっているように見えるのもGOOD。
せっかくなのでリヤワイドステーもゲットしました。
●その他
お楽しみ抽選会の景品たち。
ラインナップは以下。
・ミニ四駆オーバルホームサーキット
・スーパーLED 多機能ライト サイコロくん
・LEDミニランタン
・アルカリ プレミアムタイプ 単三
・コロコロアニキ 第2号
・サンダーショットMk.IIボディ(イエロー)
・ホットショットJr.(MS)ボディ(ブラック)
・MSシャーシ(イエロー+ブラック)
・MAシャーシ(ブルー)
・MAシャーシ(クリアーレッド)
・小径タイヤ(イエロー)
・小径タイヤ(グレー)
・小径タイヤ(蛍光オレンジ)
・大径バレルタイヤ(イエロー)
・スーパーX/XX カーボンホイール
・ラジ四駆ナット止めホイール
・大径ナローホイール(ブラック)
サイコロくんって何だと思って調べたら、富士通乾電池製のモノでした。
今年もはじまりましたジャパンカップ。
皆様、悔いが残らないよう、めいいっぱいレースを楽しみましょう!!
どうでもよい自分の戦績ですが、プラウドマウンテンの着地は完璧すぎるほど。
そのままスピードに乗って一次予選突破ルートかと思ったら、あれだけ危険と書き続けていた上りスロープ直後で、
ハーフストレートからコーナーインの位置に着地してしまい、流れ星になりました。
ブレーキの位置をもう少し低くすればよかったのかとも思ったのですが、路面が濡れてブレーキが効いていない状況に陥ったことも否定できず。
何にせよ、実力不足の情けない結果でした…。