2010年から公認競技会規則に大会特別ルールが適用。バンパーやサイドガードへの部品追加に制限

タミヤのサイトで2010年タミヤミニ四駆GP大会特別ルールのお知らせという告知が掲載されました。

大径タイヤ限定クラスに続いて、2010年のニューイヤーGP、アルヴェGPより新ルールが適用されることが発表されました。
追加されるルールはこちら。

バンパーやサイドガードに部品を追加する場合、各部の延長範囲が下記のように制限されます。

・フロントバンパー:前輪中心軸より前方に限る。
・リヤバンパー:後輪中心軸より後方に限る。
・サイドガード:前輪後端から後輪前端までに限る。

【バンパーの定義】
MSシャーシの「フロントユニット」「リヤユニット」から「バンパーレスユニット」相当部分を除いた部位とします。

※MSタイプ以外のシャーシでは、前(後)ギヤボックスより前(後)にあるシャーシ部位を「バンパー」とします。
【サイドガードの定義】

前輪と後輪の間にあり、ガイドローラー取り付け穴を含むシャーシ部位を「サイドガード」とします。
※ボディに装着された「ハイマウントローラーステー」は、サイドガードには含まれません。

注:特別ルールは今後変更される場合があります。


前後バンパーをつなぐ改造や、延長範囲を超えるパーツの取り付けはできないと注記がされており、改造の幅が大きく狭まった印象。
たとえば、こんな改造がNGになります。
・FRPプレートなどで四方を囲う
・リヤバンパーからプレートを連結してサイドバンパー(サイドガード)を作る

自分のマシンはそういった改造をしていないので影響はありませんが、コレは思い切ったなぁ…。
色々と定義が詳しく書かれていることから、多方面からのツッコミに応えられる記述ではありますが、それが逆に複雑に感じられ、浸透までに時間がかかりそうです。

リヤからバンパーを伸ばして、そこにマスダンパーをつり下げる、いわゆる「提灯」は基本的にNGとなります。
また、サイドガードの定義にある"ガイドローラー取り付け穴を含む"シャーシ部位が対象ということで、フロント及びリヤからシャーシ底面を縦断してプレートなどで補強するなどといったモノはセーフのようです。
 
特別ルールということで、注記にある通り今後変更される場合があるとのことですが、まずはリンク先の図の確認等、自分のマシンのチェックをお忘れなく。
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