
2009年12月17日に発売されたニンテンドーDS用ソフト「ミニ四駆DS」。
発売日に購入し、数時間ほどプレイしてみました。
まだまだ序盤ではありますが、その中で気づいたことや感想などを書いてみようと思います。
未プレイの方のために、内容は続きを読むに飛ばしておきます。
●ゲームの内容
・基本的な流れはセッティング→レース→パーツ購入の繰り返し。
・ストーリーはあってないようなもの。
キャラとの会話を中心に進んでいくように見えますが、
レースをさせるための目的づくりということもあり、かなり強引かつ内容は薄いです。
・ジャンルが「ミニ四駆シミュレータ」というわりには、ゲームオリジナルパーツ多数。
・実際に出場したレース(GWGPやサマーGPなど)のコースを走らせられるのは興奮します。
テーブルトップや芝セクションもバッチリ登場。
・随所に聞いたことのあるような名前が。
ロケットパーク(販売元のロケットカンパニー?)、コジカシティ(タミヤ本社の旧住所)、
オンダワラシティ(タミヤ本社の現住所)、ABCホビー館(アソビットシティ?)などなど。
・難易度は高いです。
ファミコン時代のような理不尽さを感じるほどですが、
今のところは投げ出すほどではありません。
●インターフェース
・操作はタッチオンリー。十字キーやボタン操作はありません。
・移動はRPGのようではなく、アドベンチャーゲームに近い。
あらかじめ選択肢があり、その中から選ぶような形式。
(ミニ四駆ゲームでいうとミニ四駆GBに近い)
・ほぼすべての画面切替がもっさりしています。テンポ悪し。
・ファミ通で指摘されていたセッティングは、やはりわかりづらいです。
操作性とレスポンスの悪さもあいまって、
じっくりマシンを組もうとすると数十分かかるレベル。
特にローラーは、今までのミニ四駆ゲームと違って左右別々の装備が可能です。
こだわった部分なのだと思いますが、
ローラーを前・中・後で計6個装着あるいは変更しようとすると、
フロント右、フロント左、センター右、センター左、リヤ右、リヤ左と、同じ作業を
6回繰り返す必要があります。
これに位置やスライド角の変更もあるので、かなり面倒くさいです。
・まだ店舗に並んでいない区分(ミニ四駆PRO、ダンパーなど)は
選択できないようにして欲しかったです。
レース後に並んだかと思ってみたら、まだ販売されていないというようなメッセージが
出るだけでがっかり。
・ブザー音というかビープ音というか、「ブブー」とか鳴る音が耳障り。
●レース、その他
・スタート時はよく見ていないと見逃してしまうので、それが逆に緊張感あり。
ペナルティはあまり大きくないので、失敗しても挽回できるのはありがたいです。
・レースシーンは堅実。
シャイニングスコーピオンやミニ四駆オンラインのような派手さはありませんが、
スーパーファクトリーのように「ミニ四駆がレースしている」という感じが伝わってきます。
・パーツのパラメータがハッキリしており、それぞれに長所・短所があるのが好印象。
ストレートが多いコースにはレブチューン、コーナーが多いコースには
トルクチューンといったそのコースにあったセッティングでなければ勝てません。
過去にあったミニ四駆ゲームのように、とりあえず◯◯をつけておけば
どのコースでもある程度勝てるといったものがなく、
この調整にスタッフの苦労が伺えます。
・Wi-Fiは思った通り人が集まりません…。
●オマケ
変な格好の男…。