第49回静岡ホビーショーレポート(その1)〜会場入り&展示 マシン、VSシャーシEvo.I〜


5月16日にツインメッセ静岡で開催された第49回静岡ホビーショーに行ってきました。
同イベントは5月13日、14日が業者招待日、15日と16日が一般公開日という日程で行われた、静岡県内はもちろん、全国のホビーファンが注目し、多く詰めかける一大イベントです。

画像の量が多いので、三分割+αでレポートを掲載します。
 レポートその1/その2/その3/番外編

まずは一つ目。
会場入り&展示 マシン、VSシャーシEvo.Iから。


ホビーショーやイベントが開催されると、ツインメッセ静岡や周辺の駐車場は混雑します。
それに備えて、送迎用のバスや別の場所に駐車場を用意してくれています。
今回は駿河区役所の東側の臨時駐車場を借り、そこからバスで会場へ向かいました。


ツインメッセ静岡。
家を出るときは快晴だったのに、曇りだしてきていますね…。


会場に入り、タミヤブースへ直行。
今回もミニ四駆が一等地、タミヤブースの中央に配備されていました。


ミニ四駆のイベント予定が一気に公開。
盛り上がってきたミニ四駆熱が一気に燃え尽きないか心配になるほどです。
・ミニ四駆
 
大会地域も拡大!!
 秋までに全国約400会場で競技会を開催!!
・ミニ四駆GP
 
ミニ四駆公認競技会参加者激増中!!
 ミニ四駆グランプリ全国13会場で開催決定!!
・ミニ四駆小学生カップ
 
小学生レーサー激増中!!
 全国7会場で開催決定!!
・ミニ四駆ステーション
 ミニ四駆ステーションを含むミニ四駆取扱店にて約380大会開催予定!!


小学四年生で連載されているミニ四駆マンガ「ミニ四バトラー牙」。
作者はアバンテ兄弟やレッツ&ゴー!!、ダンガン狼でおなじみのこしたてつひろ先生です。


PCのミニ四駆ワールド、モバゲーのミニ四駆チャンピオンシップ。
ヴァーチャルな世界でもミニ四駆は疾走します。


ミニ四駆ブースの隣に置いてあった電動ハンディドリルとピンバイスの実演。
どちらも手軽にミニ四駆を軽量化できます。
他にもカード型のノギスがありましたが、画像を撮りそこねました。

●ミニ四駆キット


今年もミニ四駆は絶好調。
ホビーショーではニューマシンが2台展示されました。


シャドウブレイカーZ-3 スーパーXXスペシャル
ITEM:94735
発売日:6月12日 定価:1155円
ミニ四駆マンガ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」の主人公、一文字烈矢のマシン、シャドウブレイカーZ-3のスペシャルバージョン。ライトガンメタルのボディに、ライトブルーのシャーシを組み合わせました。剛性の高いスーパーXXシャーシはポリカABS樹脂製の強化タイプ。カーボン繊維配合ナイロン樹脂製小径ホイールにホワイトのハードワイドタイヤをセットしました。


リヤから。
Z-3のガンメタリックボディにライトブルーは正直言って、ミスマッチな印象。
昨年11月に発売されたマンタレイMk.IIホワイトスペシャルはベストチョイスでしたが。


ちなみに、ライトブルーのスーパーXXシャーシは初となります。
ポリカABS樹脂製の強化タイプなので、性能については問題無し。
 →ボディ
 →シャーシ、カーボンファイバー配合ナイロン樹脂製小径ホイール、ホワイトハードタイヤ
 →メタリック調のステッカー

 

パッケージ。


サンダーショットMk.II クリヤースペシャル(ポリカボディ)
ITEM:94740
発売日:7月 定価:1260円
ミニ四駆PROの中で人気の高いサンダーショットMk.IIのボディをポリカーボネート製としたスペシャルバージョンです。軽く強度の高いポリカボディの採用により軽量化を実現。また、3分割のMSシャーシはN-02、軽量センターシャーシ、T-01で構成。シルバーカラーの大径ナローホイールにブラックのバレルタイヤをセットした実戦向きの仕様です。


サイドから。
クリヤータイプのステッカー、ホワイトでタイヤにプリントされたMINI4WDの文字がカッコいいです。
 →リヤから


ボディ。
まんまサンダーショットMk.IIですが、ポリカボディなので、簡単に加工ができます。
普通に作るのはもちろん、ちょっとしたアレンジが加えられるのもイイですね。
  →ボディ&ステッカー


シャーシ。
使われているローラーやユニット構成から、昨年9月に発売されたアバンテMk.II Vスペシャルに近い印象を受けました。
  →シャーシ拡大


パッケージ。
キットの内容ももちろん魅力的ですが、自分が購入する決断をしたのはコレです。
いわゆるジャケ買いです。
 →側面1
 →側面2


動画も撮っておきました。
タイトルが長すぎると怒られてしまったため、マシン名をちょいと削っています。
 

サニー・シャトル
ITEM:17501
発売日:7月 定価:945円
実感の高いトラックボディとシャフトドライブ4WDの元気な走りが楽しめるトラッキンミニ四駆の第1弾、サニーシャトルが再登場です。スケール感たっぷりのアメリカン・ピックアップトラックボディが魅力。シャーシはレーサーミニ四駆のタイプ3をベースに、車高の低いローライダー風にまとめました。ボディサイドから前後のタイヤを大きく張り出させたワイドトレッド仕様で、高速走行にも高い安定性を発揮します。


1990年に発売されたトラッキンミニ四駆が再販。
当時と違い、小径メッキスポークホイールが履かれ、価格もアップ。


ジョリー・ジョーカー
ITEM:17502
発売日:7月 定価:945円
アメリカ西海岸を中心に人気を集めるローライダー風のピックアップスタイルは今でも新鮮。トラッキンミニ四駆第2弾、ジョーリージョーカーも再登場です。レーサーミニ四駆のタイプ3をベースにしたシャーシには、ローラー取り付け可能なリヤバンパー部品やエキゾーストパイプをイメージしたボディキャッチが付属します。


別角度から。
HGパーツやマスダンパーを装着し、PROマシンとデッドヒートを繰り広げる姿も見たいような見たくないような。


スーパーアバンテ(VSシャーシ)ホワイトスペシャル
ITEM:94639
発売日:7月 定価:1050円
シャーシ、ホイール、タイヤまでホワイトでカラーコーディネートしたスペシャル仕様。VSシャーシはポリカABS樹脂製の強化タイプ。タイヤはハードスリックタイプを装着して、レースでも高性能を発揮できるマシンに仕上げました。マーキング用ステッカー付き。


サンダーショットMk.II エヴァンゲリオン零号機Special
某店長さんと名無しさんさんから情報をいただきました。ありがとうございます。
タミヤではなくアスキーメディアワークスのブースで展示された、エヴァ四駆の最新版。
昨年10月以来、音沙汰がありませんでしたが、ここに来てついにプロトタイプが姿をあらわしました。
今回もデザインは山下いくと氏。
※イメージにつき、実際とは変わる可能性があります。
関連情報:エヴァンゲリオン×ミニ四駆のコラボ第二弾が進行中!今度は零号機

●VSシャーシ Evo.I


ミニ四駆 VSシャーシEvo.I
ITEM:94734
発売日:6月12日 定価:5040円
VSシャーシのポテンシャルを高めたシャーシキットです。高剛性を生み出す専用の2分割大型FRPパネルをはじめ、19mmプラリング付アルミベアリングローラー(ブラック)、セッティングの幅を広げるアルミカラー(レッド)、パーツの取り付けを強化できるステンレス製皿ビス、さらにFRPマルチワイドステー、FRPリヤローラーステーなどを装備しました。


公式では実機が初展示となるVSシャーシEvo.I。
5040円という、ミニ四駆用グレードアップパーツではMSシャーシEvo.Iに次ぐ二番目の価格。
その内容を一つ一つ見ていきましょう。


主体となるVSシャーシと、モーターカバーなどを含んだAパーツ。
ABSシルバー仕様は、今のところVSシャーシEvo.Iのみ。
形状自体は普通のVSと同じです。


シャーシ底面には大型のFRPパネルを装着します。
今回の目玉と言っても過言ではありません。
先述したシャーシよりも、こちらの方が本体という気がしないでもないですが…。


裏面はこのような感じになります。
シャーシをガッチリ覆うわけではなく、あくまで底面を補強・固定する用途です。


ハイスピードカウンターギヤー。
ギヤ比4:1。
特筆すべき点はありません。


FRPマルチワイドステー。
ITEM:15394と同じもの。特筆すべき点なし。


スーパーXシャーシ FROリヤローラーステー×2。
ITEM:15243のスーパーXシャーシ・FRPリヤーローラーステーと同じ。


カーボン大径ナローホイール&ハードバレルタイヤ。
ITEM:94643のハード・バレルタイヤ&カーボン大径ナローホイールと同じ。
ハードバレルタイヤはレッドの特別仕様。(VSシャーシEvo.Iが初採用ではない)


スタビポール、プラローラー。


レッドアルマイト仕様アルミカラー。
内径2.1mm、外径4mmのレッドアルマイト処理されたアルミカラー。
1.5mm厚を2個、3mm厚を8個、6mm厚を8個、6.7mm厚を4個セット。
今回初採用です。


ブラックアルマイト仕様19mmプラリング付アルミベアリングローラー。
ブラックアルマイト処理された19mmベアリングローラーを4個装備。
外周はレッドカラーのプラリングを装着。
今回初採用。


ステンレス製皿ビス(2×10・12・25・30mm)。
ネジ頭がフラットなため、セットのFRPを装着時に表面を平滑に仕上げ、路面への接触を防止します。


全て装着した状態をいろんなアングルから。
まずは正面。


背面。
ダブルステーとブラック&赤リングのローラーが存在感を出しています。


裏側。
メインであるアンダーパネルをはじめ、使われているFRPの量が半端じゃないです。


FRPなどを取り除いたシンプルな状態。
必ず使わなければならないというわけではなく、必要なパーツだけ使うといった取捨選択が可能です。


パッケージ。
前面ブラックだったMS〜と違い、シャーシのイメージであるブラックとレッドで描かれています。


裏蓋。
シャーシの説明が書かれていますが、一見して初心者お断りな雰囲気を醸し出しています。


動画です。
こちらもよろしければ。

その2に続く!

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